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第19回勇気ある経営大賞

<理学療法MOOK> 16 脳科学と理学療法

定価:4,620円(本体4,200円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-325-7

B5 / 260頁 / 2009年
【シリーズ編集】
黒川幸雄(埼玉医科大学)
高橋正明(群馬パース大学)
鶴見隆正(神奈川県立保健福祉大学)
【責任編集】
大西秀明(新潟医療福祉大学)
森岡 周(畿央大学)
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内容紹介

理学療法と脳科学の接点とは?臨床での可能性と最新情報を伝える!

私たちが見る、考える、動くといった動作には脳の働きが必要である。最近、この脳について話題が絶えない。なぜなら、いままで未知なる部分が多いとされた脳についての研究が飛躍的に進み、少しずつ謎が解明されてきているからである。このような時代背景のなか、動作パフォーマンスの向上を目的とする理学療法にとっても、脳組織がリハビリによってどのような影響を及ぼされるのか、検証する時代へと突入してきている。
本書では、脳科学の進歩と理学療法の関わりを概説し、特に接点が強い「記憶」「学習」「可塑性」「運動」に関する重要なトピックスや、近年普及している脳機能イメージング装置の特徴や研究、さらに臨床での病態の捉え方、介入成果などを最新の科学的知見をもとに平易に解説。臨床と脳科学の架橋・融合をめざした理学療法がこの一冊で分かる。

目次

第1章 脳科学の進歩と理学療法
 1.脳科学の進歩に期待するもの・・・黒川幸雄, 他
 2.脳科学の進歩と理学療法の接点―過去から現在・・・大西秀明
 3.脳科学の進歩と理学療法の接点―現在から未来・・・森岡 周

第2章 脳科学の進歩:基礎編
 1.学習と記憶の神経科学・・・坂本年将
 2.運動が脳に引き起こす生理生化学的反応・・・川中健太郎
 3.脳の可塑性・・・石田和人
 4.神経回路網の再編成・・・金子文成
 5.大脳皮質における感覚情報処理と運動制御の神経基盤・・・森岡 周
 6.身体像の生成と運動学習の脳内機構・・・内藤栄一
 7.歩行における中枢神経機構・・・冷水 誠

第3章 脳科学の進歩:研究編
 1.fNIRS・・・三原雅史, 他
 2.fMRI・・・村上仁之
 3.PET・・・藤本敏彦,他
 4.MEG・・・大西秀明
 5.TMS・・・菅原憲一

第4章 脳科学の進歩 :臨床編
 1.臨床導入としての認知理論・・・香川真二
 2.臨床導入としての運動学習理論・・・久保雅義
 3.臨床導入としての運動イメージ・・・高取克彦
 4.片麻痺の脳科学と臨床・・・松尾 篤
 5.失調症の脳科学と臨床・・・越智 亮
 6.失行症の脳科学と臨床・・・信迫悟志
 7.半側空間無視の脳科学と臨床・・・富永孝紀
 8.パーキンソン病の脳科学と臨床・・・松尾善美, 他
 9.痛みの脳科学と臨床・・・前岡 浩, 他