レッドコード・グループエクササイズ
内容紹介
介護施設 ・ 介護予防の現場で役立つスリングを使ったエクササイズ決定版 !!
ウエル ・ エイジング ・ ライフ(輝きながら美しく、楽しく老いていく)をおくるために、福祉の国スウェーデン生まれのレッドコード ・ エクササイズを取り入れてみませんか。本書は、病院などの医療機関で用いられるレッドコードトレーナー®をデイケア、デイサービス、介護老人保健施設、フィットネスジムなどの健康増進施設で利用できるようそのトレーニング方法と理論をまとめた、実践マニュアルです。形だけのトレーニングではなく、きちんと根拠に基づいて行うことで利用者の方の生活の質の向上が図れます。高齢者施設に働くセラピスト、健康運動指導士、介護士の皆さんに是非ご一読いただきたい。
目次
第Ⅰ章 レッドコード ・ エクササイズを始める前に
第Ⅱ章 レッドコード ・ エクササイズとは
1.レッドコードトレーナーの使用方法
2.レッドコード ・ エクササイズ前の準備
3.レッドコード ・ エクササイズの基礎バイオメカニクス
第Ⅲ章 レッドコード ・ エクササイズの実際
1.臥位でのエクササイズ
1)足を左右に動かす運動(背臥位)
A 両足を開いたり閉じたりする運動
B 片方ずつ足を開いたり閉じたりする運動
C 両足をそろえたまま,左右に振る運動
2)足の曲げ伸ばしをする運動(背臥位)
A 片方ずつ足の曲げ伸ばしをする運動
B 両足をそろえて,両足同時に曲げ伸ばしをする運動
3)エラスティックコード(ゴム製ロープ)を使った筋力トレーニング(背臥位)
A 足関節で吊るした股関節伸展運動
B 膝関節で吊るした膝関節伸展運動
4)足を前後に動かす運動(側臥位)
A 膝を伸ばしたまま,足を前後に動かす運動
B 膝も一緒に曲げ伸ばししながら,足を前後に動かす運動
5)背臥位から側臥位になる運動を通した寝返り動作の獲得
A 足を内側に動かしながら,身体を横に向ける運動
6)体幹を強化するためのエクササイズ
A 身体を起こして臍を見る運動
B スタビリティ(安定性獲得)エクササイズ
2.座位でのエクササイズ
1)前方への重心移動範囲の拡大から立ち上がりの獲得
A 体幹を前方に倒していく運動
B 体幹を斜め前方に倒していく運動
C 体幹を前方に倒しながら,左右にねじる運動
D 両手を内から外に動かしながら,体幹を前方に倒していく運動
E 両手を外から内に動かしながら,体幹を起こしていく運動
2)上下肢を動かしながら行う可動域 ・ 筋(持久)力 ・ 協調性のエクササイズ
A 両手を開いたり閉じたりする運動
B 片方ずつ手を開いたり閉じたりする運動
C 片方ずつ手を開いたり閉じたりしながら,足を連動させる運動
D 両手を開いたり閉じたりしながら,足を連動させる運動
E 膝を伸ばす運動
F 膝を伸ばしながら,手を連動させる運動
3.立位でのエクササイズ
1)体幹スタビリティエクササイズ
A 両手を前方に伸ばしながら,重心を前方へ移動させる運動
B 両手を斜め前方に伸ばしながら,重心を前方へ移動させる運動
2)バランスエクササイズ
A 片足ずつ膝を持ち上げる運動
B 片足ずつ足を横に上げる運動
C 足を前後に上げる運動
3)スクワット
A 両足そろえて膝の曲げ伸ばしをする運動
B 足を前後に開いて膝の曲げ伸ばしをする運動
C 上肢の運動を伴った,膝の曲げ伸ばしをする運動
4.よりダイナミックな運動へ
1)ステップエクササイズ
A 手を前に伸ばしながら,足を一歩前に踏み出す運動
B 足を一歩横に踏み出す運動
C 足を一歩後ろに踏み出す運動
2)バランスボードを用いたエクササイズ
A 足踏みをする運動
B バランスボードを前後に乗り越える運動
C バランスボードを左右に乗り越える運動
D 膝をバランスボードにつけてから立ち上がる運動
5.音楽を上手に使って
第Ⅳ章 レッドコード ・ エクササイズの基礎知識
1.レッドコード ・ エクササイズの歴史的変遷
2.レッドコード ・ エクササイズを進めるにあたっての理論背景
A 今までの研究報告から
B local muscle(固定筋)と global muscle(動作筋)
3.local muscle へのアプローチ
4.local muscle は動きにどのように影響するのか
5.レッドコード ・ エクササイズによるトレーニング効果
A 腰痛既往の有無が local muscle トレーニングに及ぼす影響
B アイスホッケー選手の体幹運動のズレと最大筋力発揮角度との関係
C レッドコード・エクササイズが視覚運動反応時間に及ぼす影響
D 腰部トレーニングにおける local muscle の重要性
E local muscle へのアプローチによる重心動揺への影響
6.レッドコードトレーナーィを用いた local muscle のエクササイズ
7.local muscle の分析(超音波診断装置を使用して)
A 超音波診断装置とは
B 体幹について
C 背臥位(仰向け)での腹横筋収縮の確認
D 立位での腹横筋収縮の確認
E 腹横筋の収縮ができない例
F 座位での体幹前方移動
G 立位での体幹前方移動
H 一般的な腹筋運動での腹横筋収縮の確認
I 腹横筋収縮の確認場所について
J 「笑うこと」と腹部筋の関係
8.尿失禁に対するアプローチ
A 尿失禁に対するリハビリテーションの現状
B 尿失禁とは
C Kegel の骨盤底筋体操による基本姿勢
D 排尿自立に求められる「筋力と巧緻性」向上
E 自立排尿に適した姿勢獲得とリスク
F 望ましい運動基本姿勢とは
ベッド上基本動作による骨盤底筋群筋力増強の可能性
9.摂食 ・ 嚥下障害とその予防に対するアプローチ
A 適切な姿勢 ・ 食べ方とは
B レッドコード ・ エクササイズの概念に基づいたトレーニング
肩甲帯の筋の柔軟性と筋力強化による上位胸椎部の伸展保持能力の向上
首の筋の柔軟性,リラクゼーションによる首の可動性の向上
頸部(深層筋)の筋力強化による頸部の安定性の向上
舌骨下筋群の伸張性の向上と舌骨上下筋群の筋力強化
10.認知症および精神疾患患者に対する基礎知識
A 認知症について
認知症の症状
認知症の種類
認知症の原因疾患
B 精神障害について
代表的な精神疾患
主な精神病薬
統合失調症患者に対する薬物療法の主な副作用
C 運動療法により改善が期待できる症状
第Ⅴ章 介護老人保健施設で実際に行われているエクササイズ
1.座位でのレッドコード ・ グループエクササイズ
2.立位でのレッドコード ・ グループエクササイズ
3.バランスボードを用いたレッドコード ・ グループエクササイズ
第Ⅵ章 健康増進のためのレッドコード ・ エクササイズ
1.運動をして,生活習慣病を予防する
2.健康増進グループエクササイズの一例
3.バランスボードを用いた健康増進グループエクササイズの一例
第Ⅱ章 レッドコード ・ エクササイズとは
1.レッドコードトレーナーの使用方法
2.レッドコード ・ エクササイズ前の準備
3.レッドコード ・ エクササイズの基礎バイオメカニクス
第Ⅲ章 レッドコード ・ エクササイズの実際
1.臥位でのエクササイズ
1)足を左右に動かす運動(背臥位)
A 両足を開いたり閉じたりする運動
B 片方ずつ足を開いたり閉じたりする運動
C 両足をそろえたまま,左右に振る運動
2)足の曲げ伸ばしをする運動(背臥位)
A 片方ずつ足の曲げ伸ばしをする運動
B 両足をそろえて,両足同時に曲げ伸ばしをする運動
3)エラスティックコード(ゴム製ロープ)を使った筋力トレーニング(背臥位)
A 足関節で吊るした股関節伸展運動
B 膝関節で吊るした膝関節伸展運動
4)足を前後に動かす運動(側臥位)
A 膝を伸ばしたまま,足を前後に動かす運動
B 膝も一緒に曲げ伸ばししながら,足を前後に動かす運動
5)背臥位から側臥位になる運動を通した寝返り動作の獲得
A 足を内側に動かしながら,身体を横に向ける運動
6)体幹を強化するためのエクササイズ
A 身体を起こして臍を見る運動
B スタビリティ(安定性獲得)エクササイズ
2.座位でのエクササイズ
1)前方への重心移動範囲の拡大から立ち上がりの獲得
A 体幹を前方に倒していく運動
B 体幹を斜め前方に倒していく運動
C 体幹を前方に倒しながら,左右にねじる運動
D 両手を内から外に動かしながら,体幹を前方に倒していく運動
E 両手を外から内に動かしながら,体幹を起こしていく運動
2)上下肢を動かしながら行う可動域 ・ 筋(持久)力 ・ 協調性のエクササイズ
A 両手を開いたり閉じたりする運動
B 片方ずつ手を開いたり閉じたりする運動
C 片方ずつ手を開いたり閉じたりしながら,足を連動させる運動
D 両手を開いたり閉じたりしながら,足を連動させる運動
E 膝を伸ばす運動
F 膝を伸ばしながら,手を連動させる運動
3.立位でのエクササイズ
1)体幹スタビリティエクササイズ
A 両手を前方に伸ばしながら,重心を前方へ移動させる運動
B 両手を斜め前方に伸ばしながら,重心を前方へ移動させる運動
2)バランスエクササイズ
A 片足ずつ膝を持ち上げる運動
B 片足ずつ足を横に上げる運動
C 足を前後に上げる運動
3)スクワット
A 両足そろえて膝の曲げ伸ばしをする運動
B 足を前後に開いて膝の曲げ伸ばしをする運動
C 上肢の運動を伴った,膝の曲げ伸ばしをする運動
4.よりダイナミックな運動へ
1)ステップエクササイズ
A 手を前に伸ばしながら,足を一歩前に踏み出す運動
B 足を一歩横に踏み出す運動
C 足を一歩後ろに踏み出す運動
2)バランスボードを用いたエクササイズ
A 足踏みをする運動
B バランスボードを前後に乗り越える運動
C バランスボードを左右に乗り越える運動
D 膝をバランスボードにつけてから立ち上がる運動
5.音楽を上手に使って
第Ⅳ章 レッドコード ・ エクササイズの基礎知識
1.レッドコード ・ エクササイズの歴史的変遷
2.レッドコード ・ エクササイズを進めるにあたっての理論背景
A 今までの研究報告から
B local muscle(固定筋)と global muscle(動作筋)
3.local muscle へのアプローチ
4.local muscle は動きにどのように影響するのか
5.レッドコード ・ エクササイズによるトレーニング効果
A 腰痛既往の有無が local muscle トレーニングに及ぼす影響
B アイスホッケー選手の体幹運動のズレと最大筋力発揮角度との関係
C レッドコード・エクササイズが視覚運動反応時間に及ぼす影響
D 腰部トレーニングにおける local muscle の重要性
E local muscle へのアプローチによる重心動揺への影響
6.レッドコードトレーナーィを用いた local muscle のエクササイズ
7.local muscle の分析(超音波診断装置を使用して)
A 超音波診断装置とは
B 体幹について
C 背臥位(仰向け)での腹横筋収縮の確認
D 立位での腹横筋収縮の確認
E 腹横筋の収縮ができない例
F 座位での体幹前方移動
G 立位での体幹前方移動
H 一般的な腹筋運動での腹横筋収縮の確認
I 腹横筋収縮の確認場所について
J 「笑うこと」と腹部筋の関係
8.尿失禁に対するアプローチ
A 尿失禁に対するリハビリテーションの現状
B 尿失禁とは
C Kegel の骨盤底筋体操による基本姿勢
D 排尿自立に求められる「筋力と巧緻性」向上
E 自立排尿に適した姿勢獲得とリスク
F 望ましい運動基本姿勢とは
ベッド上基本動作による骨盤底筋群筋力増強の可能性
9.摂食 ・ 嚥下障害とその予防に対するアプローチ
A 適切な姿勢 ・ 食べ方とは
B レッドコード ・ エクササイズの概念に基づいたトレーニング
肩甲帯の筋の柔軟性と筋力強化による上位胸椎部の伸展保持能力の向上
首の筋の柔軟性,リラクゼーションによる首の可動性の向上
頸部(深層筋)の筋力強化による頸部の安定性の向上
舌骨下筋群の伸張性の向上と舌骨上下筋群の筋力強化
10.認知症および精神疾患患者に対する基礎知識
A 認知症について
認知症の症状
認知症の種類
認知症の原因疾患
B 精神障害について
代表的な精神疾患
主な精神病薬
統合失調症患者に対する薬物療法の主な副作用
C 運動療法により改善が期待できる症状
第Ⅴ章 介護老人保健施設で実際に行われているエクササイズ
1.座位でのレッドコード ・ グループエクササイズ
2.立位でのレッドコード ・ グループエクササイズ
3.バランスボードを用いたレッドコード ・ グループエクササイズ
第Ⅵ章 健康増進のためのレッドコード ・ エクササイズ
1.運動をして,生活習慣病を予防する
2.健康増進グループエクササイズの一例
3.バランスボードを用いた健康増進グループエクササイズの一例
【編】 宮下 智