徒手的理学療法―Manual Physical Therapy
電子版あり
定価:6,380円(本体5,800円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-339-4
内容紹介
目指せ!効率よい学習で徒手療法のエキスパートへ!
徒手的理学療法(Manual Physical Therapy)とは、身体の機能異常に起因する神経学的疾患、整形外科学的疾患、慢性痛疾患の症状 ・ 徴候に対して、系別(感覚器系、結合組織、筋系、神経系、関節系、循環系など)に捉え、総合的評価と鑑別診断から最適な治療を導き出しアプローチする徒手療法である。
本書では、徒手的理学療法の基本理論 ・ 概念のために必要な解剖学 ・骨運動学 ・ 関節運動学、運動器障害の病態生理学などをイラストで容易に解説したのち、実際の評価 ・ 治療手技について写真+動画で隅々まで手に取るよう理解しやすい工夫がされている。
さらに最大の特徴として、本書で挙げた技術は、25年の間、さまざまな徒手療法の概念や手技を学び、臨床現場で活用 ・ 研鑽してきた筆者が、『特定の学派に絞らず、初学者でも実践で必ず役立つ治療手技だけを選抜しまとめ上げた、本邦初の革新的な技術書』である。
現在は多数の技術書が溢れかえっている。どれを取捨選択すれば良いか混迷の淵で立ちすくむ若きセラピストに、ぜひ必読を薦める。
目次
第1章 徒手的理学療法の基本理念
Ⅰ.徒手的理学療法とその治療対象
Ⅱ.徒手療法の歴史と現在の体系
Ⅲ.基礎理論
1.骨運動学と関節運動学
2.神経筋骨格系の機能異常
第2章 評価の原理
Ⅰ.病歴の聴取
Ⅱ.観察と姿勢の評価
1.全体像の観察
2.姿勢の観察
Ⅲ.スクリーニング検査
1.上部四半分のスクリーニング検査
2.下部四半分のスクリーニング検査
Ⅳ.運動検査
1.自動運動検査
2.他動運動検査
3.等尺性抵抗運動検査
4.関節副運動検査
Ⅴ.神経学的検査
1.反射検査
2.感覚検査
3.神経ダイナミック検査
Ⅵ.触 診
1.状態の触診
2.骨や関節の位置の触診
3.関節運動の触診
第3章 徒手的理学療法における治療の原理
Ⅰ.徒手的理学療法における治療手技
1.関節モビライゼーションとマニピュレーション
2.関節モビライゼーションにおける治療の原則
3.軟部組織モビライゼーション
4.神経モビライゼーション
Ⅱ.徒手的理学療法における治療の原則と進め方
1.理学療法における評価 ・ 治療と臨床的推論
2.理学療法を実施する際の原則
3.鑑別的評価と治療手技の選択
Ⅲ.徒手的理学療法で評価 ・ 治療を行う時の注意点
第4章 脊柱の評価と治療
Ⅰ.脊柱の機能解剖
1.脊柱の構造と機能
2.脊柱と骨盤における運動の特性
Ⅱ.脊柱と骨盤の機能異常
1.椎間板の機能異常
2.関節の機能異常
3.筋 ・ 筋膜の機能異常
4.神経組織の機能異常
5.血管の機能異常
6.骨の機能異常
Ⅲ.頸椎と上部胸椎
1.病態生理
2.機能障害と評価
3.評価・治療手技の実際
4.姿勢指導と自己治療
Ⅳ.下部胸椎と腰椎骨盤
1.病態生理
2.機能障害と評価
3.評価 ・ 治療手技の実際
4.姿勢指導と自己治療
第5章 上肢の評価と治療
Ⅰ.肩
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.姿勢指導と自己治療
Ⅱ.肘と前腕
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅲ.手根と手
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
第6章 下肢の評価と治療
Ⅰ.股関節
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅱ.膝
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅱ.下腿 ・ 足根 ・ 足部
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
索引
Ⅰ.徒手的理学療法とその治療対象
Ⅱ.徒手療法の歴史と現在の体系
Ⅲ.基礎理論
1.骨運動学と関節運動学
2.神経筋骨格系の機能異常
第2章 評価の原理
Ⅰ.病歴の聴取
Ⅱ.観察と姿勢の評価
1.全体像の観察
2.姿勢の観察
Ⅲ.スクリーニング検査
1.上部四半分のスクリーニング検査
2.下部四半分のスクリーニング検査
Ⅳ.運動検査
1.自動運動検査
2.他動運動検査
3.等尺性抵抗運動検査
4.関節副運動検査
Ⅴ.神経学的検査
1.反射検査
2.感覚検査
3.神経ダイナミック検査
Ⅵ.触 診
1.状態の触診
2.骨や関節の位置の触診
3.関節運動の触診
第3章 徒手的理学療法における治療の原理
Ⅰ.徒手的理学療法における治療手技
1.関節モビライゼーションとマニピュレーション
2.関節モビライゼーションにおける治療の原則
3.軟部組織モビライゼーション
4.神経モビライゼーション
Ⅱ.徒手的理学療法における治療の原則と進め方
1.理学療法における評価 ・ 治療と臨床的推論
2.理学療法を実施する際の原則
3.鑑別的評価と治療手技の選択
Ⅲ.徒手的理学療法で評価 ・ 治療を行う時の注意点
第4章 脊柱の評価と治療
Ⅰ.脊柱の機能解剖
1.脊柱の構造と機能
2.脊柱と骨盤における運動の特性
Ⅱ.脊柱と骨盤の機能異常
1.椎間板の機能異常
2.関節の機能異常
3.筋 ・ 筋膜の機能異常
4.神経組織の機能異常
5.血管の機能異常
6.骨の機能異常
Ⅲ.頸椎と上部胸椎
1.病態生理
2.機能障害と評価
3.評価・治療手技の実際
4.姿勢指導と自己治療
Ⅳ.下部胸椎と腰椎骨盤
1.病態生理
2.機能障害と評価
3.評価 ・ 治療手技の実際
4.姿勢指導と自己治療
第5章 上肢の評価と治療
Ⅰ.肩
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.姿勢指導と自己治療
Ⅱ.肘と前腕
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅲ.手根と手
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
第6章 下肢の評価と治療
Ⅰ.股関節
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅱ.膝
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
Ⅱ.下腿 ・ 足根 ・ 足部
1.機能解剖
2.病態生理
3.機能障害と評価
4.評価 ・ 治療手技の実際
5.自己治療
索引
【著】藤縄 理(埼玉県立大学保健医療福祉学部)
正誤表および修正項目【PDF】