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第19回勇気ある経営大賞

集団リハビリテーションの実際―こころとからだへのアプローチ

定価:2,640円(本体2,400円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-373-8

A5 / 154頁 / 2010年
【編集】 大田仁史
【執筆者】大田仁史
     澤 俊二
     山川百合子
     村上重紀
     笹島京美
     森山志郎
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目次

序章
地域リハビリテーションと集団訓練・・・大田仁史
 Ⅰ 体そこそこ、心うつうつ
 Ⅱ 元気が出ない理由
 Ⅲ 社会的孤立と孤独感
 Ⅳ 同病者と触れ合う意味(ピア・サポート)
 Ⅴ 体を通して心に触れる、心が動けば体が動く
 Ⅵ 「老人保健法の機能訓練事業」の果たしたこと
 Ⅶ 心に関われない回復期リハビリテーション病棟の限界
 Ⅷ 地域で暮らすということ
 Ⅸ 心が無視されている施策
 Ⅹ 心が動くには時間も必要

第1章
退院後の脳血管障害者の心身機能の推移とピア・サポートの場
老人保健法に基づく機能訓練事業の意義を活かす・・・澤 俊二
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 脳血管障害者の心身機能追跡調査からみえてくるもの
 Ⅲ リハビリテーションの定義
 Ⅳ 元気を失っていく理由と二つの苦しみ
 Ⅴ ピア・サポートの場-老人保健法に基づく機能訓練事業の果たした役割
 Ⅵ 集い合う場-心身機能のサポート体制を切れ目なくつくること

第2章
集団療法の適応・禁忌・・・山川百合子
 Ⅰ リハビリテーションにおける集団療法の意味
 Ⅱ リハビリテーションにおける集団療法の利点-脳卒中後のうつ状態の観点から
 Ⅲ 集団療法の注意点
 Ⅳ 最後に

第3章 集団リハビリテーションの実践例
3章-1 病院、地域での集団リハビリテーション-笑顔と元気を取り戻そう・・・村上重紀
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 病院で
 Ⅲ リハビリテーションセンター外来で
 Ⅳ 通所リハビリ(デイケア)で
 Ⅴ 施設で
 Ⅵ 「言語友の会」で
 Ⅶ 機能訓練事業で
 Ⅷ 「閉じこもり・こだわり症候群」からの脱出
 Ⅸ おわりに
3章-2 集団療法の応用の実際・・・笹島京美
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 集団療法「四季の会」とは
   内容の説明
 Ⅲ 事例
  1. 事例1 他患から問題点を学び対人スキルも向上
  2. 事例2 ピア・カウンセリングにより自己を受け入れる
  3. 事例3 依存・焦燥感を脱し、退院後の具体的な生活をイメージできた
  4. 事例4 不安・罪悪感を克服し、自尊心を取り戻す
 Ⅳ まとめ
  1. 集団療法の効果と個別のリハビリテーション
  2. 脳卒中後うつ(PSD)の予防として
  3. 今後の課題と反省
3章-3 集団リハビリテーションの実際-集団リハビリテーションとの出会い・・・森山志郎
 Ⅰ 集団リハビリテーションとの出会い
 Ⅱ 集団リハビリテーションへの参加
  1. 中途者リハビリテーション「ほのぼの会」の活動を通して
  2. 現在の「ほのぼの会」について
 Ⅲ 自主グループ「泉睦会」での出会い
  1. 参加の経緯
  2. 長原慶子さんとの出会い
  3. 大田仁史先生との出会い
 Ⅳ 自主グループ泉睦会での活動と片マヒ自立研究会
   泉睦会への思いと取り組み
 Ⅴ 最近の活動について
  1. 片マヒ自立研究会の活動
  2. ゆうゆうクラブの活動
 Ⅵ 総括

付録 ゆうゆうクラブ「いろはカルタ」