脳卒中者の集団リハビリテーション訓練の13原則
定価:2,640円(本体2,400円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-375-2
内容紹介
当事者にかかわり続けた35年の集大成!
現在、制度的には存在しない集団リハビリテーション。その集団リハビリテーションがなぜ必要なのか、その特性や効果的な方法論について、脳卒中者を対象として13の原則としてまとめたのが本書である。
一つひとつの原則について、平易な言葉でわかりやすく丁寧にまとめられており、集団リハビリテーションの持つ特性と療法上の効果を誰でも短期間で理解することができる。また序文では当事者が持つ苦しみについて、第1章では具体的な実践方法、最終章では集団リハビリテーションの13の原則がまとめられており、目的に応じてどの章からも読み始めることができる。
35年間、当事者に関わった経験から、著者は「制度にあるないにかかわらず、集団リハビリテーションは必要なもの」という結論に至る。その結論は本書を読み終えたとき読者の結論ともなるだろう。
目次
序に代えて
1 集団リハビリテーション訓練の意味
2 二つの苦しみに苦しむ
第1章 集団リハビリテーション訓練の実際
1 からだを通して心に触れる
2 対象者について
3 気乗りさせるための必要条件
1 治療者の態度
2 集団における体験
3 親しい者からの支え
4 評価
個別の評価
5 運営の注意点
1 体調のチェック(バイタル、その日や最近の体調)
2 話し合い
3 用意する道具
4 最近のエピソードを聴く
5 記録
6 集団の規模
7 場所
第2章 13原則
原則1 他者を観察し、自分と比較できる場面をつくる
原則2 障害の同一性と個別性を知る
原則3 集団で行う意味を折に触れ参加者に説明する
1 相互了解の大切さ
2 孤独感の解放
3 他者を観察することで、未来の自分の姿を思い描く
4 先輩の考え方、生き方を知る意味
5 存在を認め合っていることの意味
6 集団でなければできないことがあること
原則4 誰か一人に対応しているとき、他の参加者にその内容がわかるようにする
原則5 同じ動作を行い、参加者それぞれのできることの違いを明確にする
原則6 指導者は一回以上、参加者に声かけをする
原則7 他者の障害の程度、改善の程度を全員で認め合う場面をつくる
原則8 個人的質問は全員の問題でもある、と必ず一般化して答える
原則9 参加者相互が、互いに他者の役に立ったことを明確にする
原則10 全員がやるべきことを宿題とする
原則11 会の終わりはきちんと守る
原則12 次回の日を必ず確認する
原則13 出迎え三分、見送り七分
あとがき
参考文献
1 集団リハビリテーション訓練の意味
2 二つの苦しみに苦しむ
第1章 集団リハビリテーション訓練の実際
1 からだを通して心に触れる
2 対象者について
3 気乗りさせるための必要条件
1 治療者の態度
2 集団における体験
3 親しい者からの支え
4 評価
個別の評価
5 運営の注意点
1 体調のチェック(バイタル、その日や最近の体調)
2 話し合い
3 用意する道具
4 最近のエピソードを聴く
5 記録
6 集団の規模
7 場所
第2章 13原則
原則1 他者を観察し、自分と比較できる場面をつくる
原則2 障害の同一性と個別性を知る
原則3 集団で行う意味を折に触れ参加者に説明する
1 相互了解の大切さ
2 孤独感の解放
3 他者を観察することで、未来の自分の姿を思い描く
4 先輩の考え方、生き方を知る意味
5 存在を認め合っていることの意味
6 集団でなければできないことがあること
原則4 誰か一人に対応しているとき、他の参加者にその内容がわかるようにする
原則5 同じ動作を行い、参加者それぞれのできることの違いを明確にする
原則6 指導者は一回以上、参加者に声かけをする
原則7 他者の障害の程度、改善の程度を全員で認め合う場面をつくる
原則8 個人的質問は全員の問題でもある、と必ず一般化して答える
原則9 参加者相互が、互いに他者の役に立ったことを明確にする
原則10 全員がやるべきことを宿題とする
原則11 会の終わりはきちんと守る
原則12 次回の日を必ず確認する
原則13 出迎え三分、見送り七分
あとがき
参考文献
【著】大田仁史