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第19回勇気ある経営大賞

延吉正清 ―すべては患者のために― 五万人の心臓を治した男

定価:1,760円(本体1,600円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-380-6

四六 / 200頁 / 2011年
【著】 橋本美佐子(ノンフィクションライター)

内容紹介

生涯、挑戦者であり続けることを選んだ医師からのメッセージ!

臨床一筋45年。社会保険小倉記念病院院長・延吉正清。1981年10月、最初の心臓カテーテル治療(PTCA)。2010年7月には5万例を超えた。もし、延吉がいなければ日本のPTCAは10年遅れていたであろう。

心臓カテーテル治療の黎明期から今日まで、何事にも屈することなく駆け抜けてきた医師人生。その道程は決して平坦ではなかった。常に根底には、一人でも多くの「命」を救いたいという強い思いがあった。

2003年に出版した前作『三万人の心臓を治した男 増補版』から8年。PTCAの治療法が日進月歩するなか、治療例は3万人から5万人になり、新病院建設に全力を注いだ延吉は、2010年末、新しい小倉記念病院をオープンさせた。

本書では、前作出版後から現在までの、挑戦者であり続けることを選んだ延吉正清の医療に対する熱い思いと、未来に向けた病院の改革について大いに語られている。

目次

プロローグ
  
第1章 病院の改革
  おかしいと思ったことは変える
  病院長として本領を発揮
  新病院建設への道程
  
第2章 百年もつ病院
  将来を見据えた設計
  建物と共に人間性もレベルアップ
  〈インタビュー1〉病院経営について語る
  
第3章 延吉正清という男
  医学部に進むまで
  人生を変えた心臓との出会い
  医師としての原点は臨床の現場に 
  
第4章 PTCAの普及のために
  孤独な闘いの始まり
  PTCAの夜明け
  小倉ライブと学会
  世界の臨床にも貢献   
第5章 独自の理念
  三つの幸せ
  真に患者のために
  シンプル・イズ・ベスト
  
第6章 地域完結型医療へ
  病診連携のさきがけ
  医療連携室と逆紹介
  地域医療の発展のために
  
第7章 未来へ向けた新たな一歩
  後進を育てる
  選ばれる病院へ
  〈インタビュー2〉さまざまな思いを語る  
   
エピローグ