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第19回勇気ある経営大賞

肩のスポーツ傷害-診断・治療・リハビリテーション

定価:6,380円(本体5,800円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-392-9

B5 / 250頁 / 2012年
【著】 ジェローム・ヴィンセント・シウロJerome V. Ciullo
    ジェロミー・ライアン・シウロ Jeremy R. Ciullo
【監訳】 稲垣 克記 (昭和大学医学部整形外科主任教授)
【訳者】 伊藤 元治 (アスリートコンディショニング研究所代表, NPO法人世界ベースボール普及協会代表)
     宮下 智 (日本橋学館大学リベラルアーツ学部教授)

内容紹介

本邦初のチームアプローチのための肩関節傷害治療テキス

本来、損傷したアスリートの肩関節の治療は整形外科医、リハビリテーション医、理学療法士、アスレチックトレーナーらとともに、チーム医療として取り組む必要がある。本書はそれぞれの職種による専門的知識を一貫して提示することで、肩関節損傷に対して共通の認識を生み出すことを目的としている。そこで、肩関節の機能解剖・運動学・進化の過程、傷害後の退行変性、受傷機転、病態の診方、CT・MRI・超音波・骨スキャン・筋電図・関節鏡などによる画像診断、手術手技、リハビリテーションなどを分かりやすく解説することで、チーム内の異なる分野のメンバー間でのコミュニケーションの輪を広げるために有用な書籍となっている。

目次

訳者の言葉
序文
   
第1部 肩損傷の分析と診断
  1章 肩関節の解剖 
    理論と系統発生
    骨・関節・関節包・靭帯
    筋腱の解剖
    動作分析
    要約
  2章 問題点の言及 
    治療歴
    関連痛
    損傷タイプ
    3つの退行変性
    要約
  3章 臨床試験技術
    検査
    臨床上の記録
    関節可動域の記録
    客観的臨床テスト
    要約
  4章 画像診断
    4方向X線
    コンピュータ断層撮影(CT)と関節造影法
    骨スキャン
    超音波
    核磁気共鳴影像法(MRI)
    筋電図(EMG)
    要約
  5章 関節鏡;診断と外科的診断
    患者準備
    麻酔下による検査
    麻酔下徒手操作
    関節鏡視・滑腋包鏡視・その他
    要約
     
第2部 肩の損傷
  6章 捻挫(肩関節周囲軟部組織の損傷)
    肩甲上腕関節の関節唇捻挫
    関節唇手術
    肩鎖関節捻挫
    胸鎖関節捻挫
    要約
  7章 挫傷
    ローテーターカフ〔腱板〕の挫傷
    上腕二頭筋の挫傷
    その他の挫傷
    要約
  8章 線維化・炎症・組織の消耗
    滑膜炎
    関節包炎
    肩峰下滑液包炎
    肩甲下滑液包炎
    肩甲挙筋症候群
    線維症
    反射性交感神経ジストロフィー
    要約
  9章 神経血管系の損傷
    腋窩神経機能障害
    長胸神経麻痺
    副神経損傷
    腕神経叢損傷
    橈骨神経損傷
    努力/労作血栓症
    肩甲背神経の圧迫障害
    外側四辺形間隙症候群
    肩甲上神経絞厄障害
    胸郭出口症候群
    要約
  10章 骨折
    鎖骨
    肩甲骨
    上腕骨
    疲労骨折
    要約
  11章 骨関節症;関節炎と関節症
    一般概要
    肩鎖関節関節症
    肩甲上腕関節関節症
    胸鎖関節関節症
    要約
  
第3部 肩のリハビリテーションの原理
  12章 正確な診断と病気治療
    運動
    治癒と抗炎症期
    可動期
    筋力増強期
    移行期
    パフォーマンスの準備
    要約
  13章 スポーツ復帰
    一般的な考慮すべき問題
    要約
   
参考文献
引用文献
索引