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第19回勇気ある経営大賞

リハと看護の協働-22のコツ

電子版あり

定価:2,200円(本体2,000円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-397-4

A5 / 158頁 / 2012年
【著】 谷川 正浩 (NTT東日本伊豆病院)
    一宮 禎美 (NTT東日本伊豆病院)
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内容紹介

協働するのも楽じゃない!悩める回復期リハ病棟からの発信

チーム医療が促進される中、多職種の中でそれぞれの専門性をどのように発揮し協働していけばよいのかが課題となっている。本書では多くの職種が目標を共有し、同じ場所で働いている回復期リハ病棟での事例をとおして看護とリハが互いに疑問に思っていること、それに対する答えをわかりやすいポイントにまとめて解説した。専門性や多職種との壁に悩んだときに前向きな考え方や解決方法が示唆されているため、急性期、回復期、生活期など分野に関係なく多職種間協働に役立つ一冊である。

目次

はじめに
  
第1章 ADLとQOLを支援するための協働
  scene 1 回復期リハ病棟は入院初日が大切です
  scene 2 食事への支援は,入院初日からしっかりと
  scene 3 患者さんの身だしなみは,病棟を映す鏡です
  scene 4 動いてもらうためには,こころをつかむことが大切です
  scene 5 場を共有してリハをケアにつなげる―トイレ二人介助から一人介助へ
  scene 6 役割分担は職種にこだわらず行います―失便が改善した事例
  scene 7 起居動作の誘導がうまくなるために必要なこと
  scene 8 患者さんの元気を奪う!? リハ病棟
  scene 9 「娘のコンサートに歩いて行きたい」をかなえたきっかけ
  scene 10 病棟という環境を利用した調理活動
  scene 11 “プラトー”は私の頭の中にある―携帯電話が使えるようになったことで,一人暮らしができた坂本さん
  scene 12 病棟内での「集団」を利用したかかわり
  scene 13 患者さんが転倒したときの対応と,その後の転倒対策
  scene 14 「どうしても一度家に帰りたい」―外泊の希望をかなえるために
  
第2章 協働のためのシステム
  NTT東日本伊豆病院回復期リハビリテーション病棟の紹介
  scene 15 カンファレンスと朝のミーティングによる情報共有
  scene 16 「入院時合同評価」での協働について
  scene 17 面談
  scene 18 住環境整備支援のための「家庭訪問」で必要なこと
  scene 19 退院調整
  scene 20 回復期リハ病棟でのリハスタッフの役割
  scene 21 回復期リハ病棟での看護の役割
  scene 22 365日リハの実施に伴う複数担当制の利点について
  
Column
  回復期リハ病棟時間
  わかりにくいものとの付き合い方
  悩みつづける専門家
  事例報告会
  掃除の神様
  一泊二日の入院経験
  メールの功罪
  外来リハより
  calling
  現場力について
  
おわりに