動作の仕組み―からだを動かす原理の探求
定価:8,580円(本体7,800円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-412-4
内容紹介
身体運動はどう制御され、選択されるのか。動作の仕組みを解き明かす!
身体運動はどのように制御されているのだろうか? 本書を手に取るときでさえ、その一連の動作を遂行するために、さまざまなシステムが機能し、統合される。
本書は、David A. Rosenbaumによって著述され、好評を博した、「Human Motor Control」の第2版である。さまざまな運動活動のプロセスを解き明かすことをテーマに、歩行、リーチや把持動作、見ること、話すことなどの日常的な動作から、歌唱やピアノ演奏まで幅広い活動をひとつひとつ丁寧に論じた。運動制御へのイントロダクションとして、この分野に関わるアプローチのおもしろさ、刺激、可能性を伝え、リハビリテーションへの応用に関しても、きっと多くのヒントが見つかるだろう。リハビリテーション関連職種のみならず、心理・工学の領域、身体教育やスポーツ指導に関わる職種など、幅広い方々に手に取っいただきたい1冊である。
目次
目 次
監訳者の序
謝辞
まえがき
第Ⅰ部 準備
第1章 序論
人の運動制御を理解する
分析のレベル
人の運動制御研究に寄与する領域
本書の構成
要約
第2章 中核的問題
運動自由度の問題
シーケンシングとタイミングの問題
知覚運動統合の問題
学習の問題
要約
推薦文献
第3章 生理学的基礎
筋
固有受容感覚
脊髄
小脳
大脳基底核
運動野
運動前野
補足運動野
頭頂葉
離断
おわりに
要約
推薦文献
第4章 心理学的基礎
シーケンシングとタイミングの諸理論
スキルの獲得
コードと貯蔵
心の状態
要約
推薦文献
第Ⅱ部 活動システム
第5章 歩行
歩行の記述
移動の神経制御
歩行機械
歩行の発達
運動発達のモデル
ナビゲーション
記憶
要約
推薦文献
第6章 ルッキング
まばたき
(遠近)調節
瞳孔の縮小と散大
眼の運動の一般的な特徴
サッケード
円滑追跡眼球運動
両眼離反運動
眼球運動と空間恒常性
眼の運動制御の発達と可塑性
要約
推薦文献
第7章 リーチと把持
リーチと把持の発達
視覚による誘導
照準運動
平衡点仮説
離散運動と連続運動
セグメント(肢節)間の協調性
要約
推薦文献
第8章 描画と書字
描画
書字の制御
動力学的優位性仮説
要約
推薦文献
第9章 キーボードの打鍵
反応時間
同時的かつ連続的な打鍵
タイピング
ピアノの演奏
要約
推薦文献
第10章 発話と歌唱
問題
本章の概略
声道と調音のダイナミクス
ばらつき
高次の発話制御
発話の下地をなす脳の機構
鳥のさえずり
運動の共鳴
要約
推薦文献
第11章 ほほえみ
顔の物理的制御
顔の神経制御
感情表出の由来
社会的な相互作用
要約
推薦文献
第Ⅲ部 諸原理と可能性
第12章 動 向
統合
個人差
人の運動制御の理論
新しいアイデア
結語
要約
推薦文献
文献
索引
監訳者の序
謝辞
まえがき
第Ⅰ部 準備
第1章 序論
人の運動制御を理解する
分析のレベル
人の運動制御研究に寄与する領域
本書の構成
要約
第2章 中核的問題
運動自由度の問題
シーケンシングとタイミングの問題
知覚運動統合の問題
学習の問題
要約
推薦文献
第3章 生理学的基礎
筋
固有受容感覚
脊髄
小脳
大脳基底核
運動野
運動前野
補足運動野
頭頂葉
離断
おわりに
要約
推薦文献
第4章 心理学的基礎
シーケンシングとタイミングの諸理論
スキルの獲得
コードと貯蔵
心の状態
要約
推薦文献
第Ⅱ部 活動システム
第5章 歩行
歩行の記述
移動の神経制御
歩行機械
歩行の発達
運動発達のモデル
ナビゲーション
記憶
要約
推薦文献
第6章 ルッキング
まばたき
(遠近)調節
瞳孔の縮小と散大
眼の運動の一般的な特徴
サッケード
円滑追跡眼球運動
両眼離反運動
眼球運動と空間恒常性
眼の運動制御の発達と可塑性
要約
推薦文献
第7章 リーチと把持
リーチと把持の発達
視覚による誘導
照準運動
平衡点仮説
離散運動と連続運動
セグメント(肢節)間の協調性
要約
推薦文献
第8章 描画と書字
描画
書字の制御
動力学的優位性仮説
要約
推薦文献
第9章 キーボードの打鍵
反応時間
同時的かつ連続的な打鍵
タイピング
ピアノの演奏
要約
推薦文献
第10章 発話と歌唱
問題
本章の概略
声道と調音のダイナミクス
ばらつき
高次の発話制御
発話の下地をなす脳の機構
鳥のさえずり
運動の共鳴
要約
推薦文献
第11章 ほほえみ
顔の物理的制御
顔の神経制御
感情表出の由来
社会的な相互作用
要約
推薦文献
第Ⅲ部 諸原理と可能性
第12章 動 向
統合
個人差
人の運動制御の理論
新しいアイデア
結語
要約
推薦文献
文献
索引
B5 / 510頁 / 2012年
【著】
David A.Rosenbaum
【監訳】
関屋 曻 (昭和大学保健医療学部理学療法学科)
【訳者】
山崎 弘嗣 (昭和大学保健医療学部理学療法学科)
加茂野有徳 (昭和大学保健医療学部理学療法学科)
佐藤 満 (昭和大学保健医療学部理学療法学科)