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第19回勇気ある経営大賞

運動支援の心理学―知覚・認知を活かす

定価:3,520円(本体3,200円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-443-8

A5 / 260頁 / 2013年
    
【著】 樋口貴広 (首都大学東京人間健康科学研究科)
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目次

はじめに
      
第1章 感覚・知覚
  第1節 視覚 
    錯視:眼の錯覚 
    入力情報の限界を埋める情報処理 
    文脈の考慮 
    視覚から何を学ぶか 
  第2節 身体感覚 
    身体感覚の諸問題 
    情報の統合の結果としての身体感覚 
    脳は矛盾を嫌う 
    ミラーセラピー 
    運動支援との接点 
      
第2章 視覚と運動
  第1節 身体運動に利用される視覚情報 
    身体運動のための潜在的視覚情報処理 
    視環境の変化に対する適応と運動反応 
    環境と身体との相対関係の知覚 
  第2節 視線と身体運動―歩行の観点から 
    視線行動の基礎 
    視線に基づく歩行の予期的制御 
    視線は歩行の先導役 
    視線への介入
        
第3章 注意
  第1節 選択的注意 
    選択的注意の基礎 
    選択的注意と意識 
    注意の観点から見たリハビリテーション対象者の諸問題 
  第2節 分割的注意 
    分割的注意の基礎 
    分割的注意と高齢者の転倒 
    運動の要素を取り入れた分割的注意の評価 
    身体内外への注意 
      
第4章 運動のイメージと観察
  第1節 運動のイメージ 
    運動イメージの基礎 
    メンタルプラクティス:運動イメージを用いた運動学習 
    メンタルローテーション 
  第2節 運動の観察 
    運動の観察の基礎 
    観察と運動学習 
      
第5章 運動の学習
  第1節 運動学習の考え方 
    運動の学習をどのように捉えるか 
    脳の可塑性 
  第2節 効果的な運動学習を目指して 
    練習のスケジュール 
    学習の特殊性 
      
第6章 コミュニケーション
  第1節 コミュニケーションの心理学 
    運動支援とコミュニケーション 
    対象者の恐怖・不安の状態を探る 
  第2節 対話コミュニケーション 
    共感するこころ・やる気を引き出す力 
    コーチング
      
おわりに
索引