まちがいのない抗癌剤の使い方【第2版増補版】 抗癌剤を毒薬にしないために
内容紹介
抗癌剤を正しく使いこなすためのマニュアル、改訂増補版刊行
抗癌剤は功罪の落差が激しく、上手に使えば素晴らしい治療薬であるが、同時に使い方を間違えれば毒薬にもなる。誤用により患者を致死的な状況に追い込んだ例は枚挙に暇がない。本書は都立駒込病院の化学療法科で、実際に抗癌剤を投与するときに必要な知識をわかりやすくまとめたものである。日常診療の現場で役立つことを念頭に、これまで抗癌剤治療を行ったことのない研修医、看護師、薬剤師でもわかるように心がけた。薬剤の写真と行き届いた解説により、まちがいなく安心して使えるガイドブックとなっている。
増補版では、「大腸癌」を全面改訂、新たに抗癌剤「オキサリプラチン」を追加した。
目次
1 抗癌剤による事故とその予防
抗癌剤の知識
投与スケジュール、投与量、投与中の認識
内服薬の注意点
投与経路のまちがい
誤投与が判明したときの対応
リスクマネジメントシステム
2 抗癌剤を毒薬にしないために ? 抗癌剤投与時の必要・注意事項
抗癌剤は患者の治療に貢献するかどうか?
患者は抗癌剤の副作用に耐えることができるか?
漫然と抗癌剤を投与しないために
投与直前にこれだけは確認!
3 臓器別プロトコール
血液疾患
固形癌
4 抗癌剤各種
ブレオマイシン
ブスルファン
カルボプラチン
カペシタビン
シスプラチン
シクロホスファミド
シタラビン
ダカルバジン
ドセタキセル
ドキソルビシン
エノシタビン
エトポシド
フルオロウラシル
フルダラビン
ゲフィチニブ
ゲムシタビン
メシル酸イマチニブカプセル
塩酸イリノテカン
L-アスパラギナーゼ
メルファラン
メルカプトプリン
メトトレキサート
マイトマイシンC
塩酸ニムスチン
オキサリプラチン
パクリタキセル
リツキシマブ
トラスツズマブ
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合カプセル剤
硫酸ビンブラスチン
硫酸ビンクリスチン
硫酸ビンデシン
5 癌化学療法の副作用対策
消化器症状対策
骨髄抑制対策
アレルギー対策
肝炎と抗癌剤投与
抗癌剤漏出?点滴静注時の注意
付表1 日本人体表面積算出表
付表2 クレアチニンクリアランスを基準にした抗癌剤の推奨用量(%)
付表3 肝障害時の抗癌剤の投与量減量
付表4 抗癌剤併用禁忌・注意薬一覧
付表5 National Cancer Institute–Common Terminology Criteria for Adverse Events
(CTCAE v.3.0)日本語訳 JCOG/JSCO 版抜粋
抗癌剤の知識
投与スケジュール、投与量、投与中の認識
内服薬の注意点
投与経路のまちがい
誤投与が判明したときの対応
リスクマネジメントシステム
2 抗癌剤を毒薬にしないために ? 抗癌剤投与時の必要・注意事項
抗癌剤は患者の治療に貢献するかどうか?
患者は抗癌剤の副作用に耐えることができるか?
漫然と抗癌剤を投与しないために
投与直前にこれだけは確認!
3 臓器別プロトコール
血液疾患
固形癌
4 抗癌剤各種
ブレオマイシン
ブスルファン
カルボプラチン
カペシタビン
シスプラチン
シクロホスファミド
シタラビン
ダカルバジン
ドセタキセル
ドキソルビシン
エノシタビン
エトポシド
フルオロウラシル
フルダラビン
ゲフィチニブ
ゲムシタビン
メシル酸イマチニブカプセル
塩酸イリノテカン
L-アスパラギナーゼ
メルファラン
メルカプトプリン
メトトレキサート
マイトマイシンC
塩酸ニムスチン
オキサリプラチン
パクリタキセル
リツキシマブ
トラスツズマブ
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合カプセル剤
硫酸ビンブラスチン
硫酸ビンクリスチン
硫酸ビンデシン
5 癌化学療法の副作用対策
消化器症状対策
骨髄抑制対策
アレルギー対策
肝炎と抗癌剤投与
抗癌剤漏出?点滴静注時の注意
付表1 日本人体表面積算出表
付表2 クレアチニンクリアランスを基準にした抗癌剤の推奨用量(%)
付表3 肝障害時の抗癌剤の投与量減量
付表4 抗癌剤併用禁忌・注意薬一覧
付表5 National Cancer Institute–Common Terminology Criteria for Adverse Events
(CTCAE v.3.0)日本語訳 JCOG/JSCO 版抜粋
【監修】 森 武生(東京都立駒込病院院長)
【著】 東京都立駒込病院化学療法科