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第19回勇気ある経営大賞

気づきに学ぶ 訪問リハの極意 !

定価:1,980円(本体1,800円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-471-1

A5 / 116頁 / 2014年
【編著】 宇田 薫(おもと会 クリニック安里)
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内容紹介

好評書『失敗に学ぶ 訪問リハ裏御法度!』の姉妹版

前著では起きてしまった失敗を「内容」、「原因」、「対応」、「結果」、「解説」の項目立てで構成し、起きた失敗を分析、失敗を起こさないための対策を学んだ。

本書では「気づき」を軸に「きっかけとなった場面」、「気づかされた言葉」、「そのときのスタッフの心の中」、「気づかされた内容」、「気づいてからの対応」、「解説」の項目立てとし、どのような場面でどのような気づきがあったのか、その気づきから何を学んだのかを50個の実例を用いて提示する。

今回はさらに管理者の立場からの気づきも掲載。事例を担当したセラピストそれぞれの感性も感じられ共感しつつ実践的に学ぶことができる。

目次

スタッフ編

1 私だってみられたくないのに… ~排泄物を何気なくみている私たち
2 まだ知らせていないはずなのに…
3 魔人(マジムン)と言われ…
4 楽な起き上がり動作とは? ~本当にこの方法でいいのか!?
5 指を噛んじゃって,申し訳ないなぁ… ~自分だけ頑張っていると思っていた
6 こころが動けば,からだが動く! ~傾聴の大切さ
7 相談業務の大切さ~生活の幅を拡大するために
8 リハビリ拒否の裏側には… ~ご本人主体の重要性
9 超プライベート情報 ~どう申し送りますか
10 まだ,何をしたいかわからない… ~訪問リハビリ経過における目標設定での気づき
11 自信をつけていくために… ~長期目標に目を向ける
12 その人の存在が意味のあること
13 言葉でやりとりができた喜び ~発症後3年半経過した失語症者とのかかわり
14 同じ目線で食事がしたい! ~ご家族で食事をする楽しさ
15 提案することの大事さ… ~勝手な思い込みで選択肢を縮めてしまった
16 生活支援の共通認識って…
17 どれを飲んでいいかわからない… ~いつのまにか退院されていた!
18 「薬は飲みたくない」
19 家族間(姉妹)での介護に対する考え方,危険に対する考え方の違い
20 汚れているよね…
21 自宅で過ごせることの安心感… ~誰にとっても通所がよいわけではない
22 本人が「えいっ!」と思うとき ~本当はできる能力があったのに
23 高齢者の家庭内での役割について
24 進行性神経難病の方の目標設定と精神的サポート
25 独居の方への体調管理の習得について ~回復期リハビリ病棟からの引き継ぎ
26 利用者だけでなくご家族と話す時間も大切に ~実施計画書を通して感じたこと
27 環境によって発揮できる能力に差が生じる
28 「リハビリの内容が違う」 ~療法士間の連携不足で起きたこと
29 他施設(他職種)との連携の重要性~口頭では伝わらない
30 あなたがいてくれたから歩けるようになったのよ
31 「私,不安で…ちょっと家まで来てくれませんか?」 引き継ぎの大切さ
32 ~入院時担当リハビリスタッフからの細やかな情報提供 今,大変な状況をどうにかしなければ!
33 ~理学療法士も作ります
34 緊急事態の対応方法~救急搬送でつらい思いをされて 片手でも自分でおしゃれを楽しみたい


管理者編

35 ~利用者の諦めに気づけなかった
36 無謀なスタッフたち~でも,そのむちゃが好き
37 利用者さんって怒らないんだ~遊び心いっぱいの訪問
38 そんな朝早くから訪問するの?
39 気づこうとしていないわけではなく,気づかないだけ ~気づくとすごい!
40 その笑顔には勝てません
41 ひたむきさが他事業所のスタッフに伝わったとき
42 訪問リハビリスタッフはお話上手でなければならない!?
43 弱音を吐かないスタッフたち…
44 故意的に仲間はずれをする管理者
45 訪問リハビリサービスが終了しても思いは終わらない ~すてきな年の重ね方
46 きれいな管理
47 20歳の年齢の差が教えてくれたこと ~40代の管理者と20代のスタッフ
48 遠距離仲間~全国にいる兄さん、姉さん管理者
49 リーダーたちの実践!~AKBみたいなチーム編成
50 共感が成長する不思議な関係~夫婦でも恋人でもないのに :訪問リハビリに秘められた哲学