臨床実習のバイブルが11年ぶりに全面改訂!!

本書は、臨床実習に臨む際に最低限必要となる項目を一目で確認できる構成となっており、はじめて患者さんと接する緊張の場面で、「やり忘れた評価・検査はないか?」「どんな治療を行えばよいのか?」「地雷(禁忌事項)は踏んでいないか?」と不安になったとき、本書を取り出してすばやくチェックすることができる。

また、本書の構成に従えば、過不足ない実習レポートや報告書の作成が可能である。たでさえ忙しくて時間の足りない臨床実習を、レポート作成に必要以上の時間を奪われることなく乗り越えることができるだろう。

知識と技術を分かりやすく整理し、患者さんにスムーズにアクセスする方法を体得していくために役立つ本書は、臨床実習に臨む学生にとって必携となる1冊である。また、スーパーバイザーにとっては実習生の指導や到達目標の目安として活用することもできる。

【ここがオススメ】
・症例の概観を素早く捉え、治療までの流れがつかめる
・実習のレジメ・レポート作成のガイドに役立つ
・スーパーバイザーには実習指導・到達目標の目安に最適
・臨床場面で遭遇する疾患・症状をブラッシュアップし、項目を大幅に追加
・どの施設にも対応できるよう現在に合わせたシーン別で重要事項を掲載

第1章　総 論
1　情報収集・問診における一般的注意
2　国際生活機能分類

第2章　疾患・症状別
1　肩関節周囲炎
2　上腕骨頸部骨折
3　上腕骨顆上骨折
4　Colles骨折
5　野球肩
6　テニス肘
7　大腿骨頸部骨折
8　大腿骨骨折
9　下腿骨骨折
10　足部骨折
11　膝前十字靱帯損傷(再建術)
12　膝後十字靱帯損傷(保存療法)
13　膝内側側副靱帯損傷(保存療法)
14　半月板損傷
15　アキレス腱断裂(縫合術)
16　胸郭出口症候群
17　頸椎捻挫(鞭打ち損傷を中心に)
18　腰痛症
19　椎間板ヘルニア─術前の運動療法
20　椎間板ヘルニア─術後の運動療法
21　変形性脊椎症
22　脊椎椎体圧迫骨折
23　顔面神経麻痺
24　腕神経叢麻痺
25　上肢の神経麻痺
26　下肢の神経麻痺
27　変形性膝関節症
28　人工膝関節置換術
29　変形性股関節症
30　人工股関節置換術
31　関節リウマチ
32　上肢切断
33　下肢切断
34　脳卒中─早期
35　脳卒中─回復期
36　脳卒中─維持期・生活期
37　頭部外傷
38　頸髄損傷
39　胸髄・腰髄損傷
40　痙直型脳性麻痺
41　アテトーゼ(ジスキネティック)型脳性麻痺
42　パーキンソン病
43　多発性硬化症
44　筋萎縮性側索硬化症
45　ギランバレー症候群
46　Duchenne型筋ジストロフィー症
47　ICUにおける呼吸理学療法
48　外科手術後の呼吸理学療法
49　慢性閉塞性換気障害
50　虚血性心疾患─急性期
51　虚血性心疾患─回復期・生活期
52　閉塞性動脈疾患
53　糖尿病
54　慢性腎臓病
55　熱傷
56　疼痛
57　運動失調症
58　姿勢障害(側弯症含む)
59　浮腫
60　感覚障害
61　意識障害
62　高次神経機能障害
63　認知症
64　筋力低下
65　介護予防

第3章　シーン別
1　ICU
2　急性期リハビリテーション病棟
3　回復期リハビリテーション病棟
4　生活期リハビリテーション
5　介護老人保健施設
6　特別養護老人ホーム
7　デイケア(通所リハビリテーション)
8　デイサービス(通所介護)
9　訪問リハビリテーション