目からウロコの作業料理の本 作業療法覚書
内容紹介
読めば試してみたくなる! 山根寛・作業料理人による秘伝の作業療法レシピ集!
「作業療法とは何か?」を問い続けてきた作業料理人(作業療法士)による目からウロコがポロポロ落ちる三つ星作業料理(作業プログラム)レシピ集!ひとが日々おこなっていること(生活行為)や、ひとの日々の暮らしや一生を構成する作業(素材)は、少し手を加えて料理すると「こころ」や「からだ」のゆがみを糺してくれる作業料理(作業プログラム)に大変身します。
本書では、生活を支援する作業療法のかかわりを料理に見立てて、作業料理で扱う素材(作業)の種類やその特徴、素材を選ぶときの目利き(選択)のコツ、作業料理に用いる道具といった作業の料理の仕方から、作業料理でもてなす方法、食べ方(作業療法の実践)、さらに病いを生きる人をおもてなしするときの作業料理人の心得までをわかりやすく伝授します!
目次
お品書き(目次)
お通し(まえがき)
1章 作業料理の基本
作業(activity)の意義
作業を生かす作業分析(activity analysis)
「病いを生きる」「病いも生きる」へ
作業料理はアラカルト
作業を楽しむ
2章 素材について
作業料理の素材
素材選びのコツ(目利き)
作業料理の道具
3章 おもてなしの形
1 対 1 でおこなう個別プログラム
パラレルな場の利用
集団プログラム
もてなしの場
4章 作業料理の例
七つの素材
素材一 身─感じる・緩める・伸ばす・動かす
・「身」の特性
ひとと身体 /身体と重力 /病いや障害と身体 /身体 をもちいるプログラムの特性 /生活体力
・「身」レシピ①:カラコロ倶楽部その一 「ほぐす・ ゆるめる・ひらく」
・「身」レシピ②:カラコロ倶楽部その二 「ひらく・ゆらぐ」
・「身」レシピ③:カラコロ倶楽部その三 「ひらく・ゆだねる」
・「身」レシピ④:リラクセーション体操
・「身」レシピ⑤:散歩 ─散歩が使えれば作業療法のプロ
・「身」の一言
素材二 食─料る・食べる・満たす・交わる
・「食」の特性
ひとと食事 /「食」の意味 /病いや障害と「食」/「食」と料理
・「食」レシピ①:食べることと料理
・「食」レシピ②:ラーメンの鉄人 ─即席食材を生かす
・「食」レシピ③:冷蔵庫のお願い
・「食」レシピ④:畑と相談する日
・「食」レシピ⑤:サバイバル ADL
・「食」レシピ⑥:ゴッホのスイーツ
・「食」の一言
素材三 植─育てる・過ごす(委ねる)・感じる・採る
・「植」の特性
動物と植物の関係 /ひとと植物 /植物の特性 / 病いや障害と植物 /植物の治療的活用
・「植」レシピ①:借景園芸(別名:路上観察学会 )
・「植」レシピ②:ワイングラス園芸
・「植」レシピ③:室内菜園でビタミン C
・「植」レシピ④:大根の花
・「植」レシピ⑤:旬を喰う会(別名:晴耕雨読の会)
・「植」レシピ⑥:道ばたの草の会(雑草盆栽)
・「植」レシピ⑦:春を待つ会
・「植」の一言
素材四 土─ふれる・こねる・焼く(火)・水
・「土」の特性
ひとと土 /素材としての土 /土と感覚 /作業療法と土 /粘土の退行誘発
・「土」レシピ①:何も作らない
・「土」レシピ②:手ざわりいろいろ
・「土」レシピ③:にぎり仏
・「土」レシピ④:しぼり命
・「土」レシピ⑤:「土」いろいろ
・「土」の一言
素材五 音─聴く・歌う・奏でる・創る・(踊る)
・「音」の特性
ひとと音 /ひとと音楽 /音楽の表現様式 / 作業療法と音楽
・「音」レシピ①:聴き耳頭巾
・「音」レシピ②:想い出の扉
・「音」レシピ③:伝想太鼓
・「音」レシピ④:音の羽根つき
・「音」レシピ⑤:音を作ろう
・「音」の一言
素材六 描─イメージ・非言語・表す・伝える
・「描」の特性
「描く」行為 /描かれたもの /「描く」ことと描画用具 /「描く」ことの治療的活用
・「描」レシピ①:共同連想描画法
・「描」レシピ②:私がモデル、皆ピカソ
・「描」レシピ③:ゆびで描こう(指書道)
・「描」レシピ④:「描く」いろいろ
なぞり絵 /ぬり絵 /模写 /スクィッグル / フィンガーペインティング /誘発線描画 /課題画法 /家族画 /風景構成法
・「描」の一言
素材七 言─考える・表す・伝える
・「言」の特性
ひととことば(言葉)/ことばと治療 /作業とことば
・「言」レシピ①:ホッと入院
・「言」レシピ②:冠難辛句
・「言」レシピ③:新聞で新聞
・「言」の一言
5章 作業料理人心得
付表
デザート(あとがき)
お通し(まえがき)
1章 作業料理の基本
作業(activity)の意義
作業を生かす作業分析(activity analysis)
「病いを生きる」「病いも生きる」へ
作業料理はアラカルト
作業を楽しむ
2章 素材について
作業料理の素材
素材選びのコツ(目利き)
作業料理の道具
3章 おもてなしの形
1 対 1 でおこなう個別プログラム
パラレルな場の利用
集団プログラム
もてなしの場
4章 作業料理の例
七つの素材
素材一 身─感じる・緩める・伸ばす・動かす
・「身」の特性
ひとと身体 /身体と重力 /病いや障害と身体 /身体 をもちいるプログラムの特性 /生活体力
・「身」レシピ①:カラコロ倶楽部その一 「ほぐす・ ゆるめる・ひらく」
・「身」レシピ②:カラコロ倶楽部その二 「ひらく・ゆらぐ」
・「身」レシピ③:カラコロ倶楽部その三 「ひらく・ゆだねる」
・「身」レシピ④:リラクセーション体操
・「身」レシピ⑤:散歩 ─散歩が使えれば作業療法のプロ
・「身」の一言
素材二 食─料る・食べる・満たす・交わる
・「食」の特性
ひとと食事 /「食」の意味 /病いや障害と「食」/「食」と料理
・「食」レシピ①:食べることと料理
・「食」レシピ②:ラーメンの鉄人 ─即席食材を生かす
・「食」レシピ③:冷蔵庫のお願い
・「食」レシピ④:畑と相談する日
・「食」レシピ⑤:サバイバル ADL
・「食」レシピ⑥:ゴッホのスイーツ
・「食」の一言
素材三 植─育てる・過ごす(委ねる)・感じる・採る
・「植」の特性
動物と植物の関係 /ひとと植物 /植物の特性 / 病いや障害と植物 /植物の治療的活用
・「植」レシピ①:借景園芸(別名:路上観察学会 )
・「植」レシピ②:ワイングラス園芸
・「植」レシピ③:室内菜園でビタミン C
・「植」レシピ④:大根の花
・「植」レシピ⑤:旬を喰う会(別名:晴耕雨読の会)
・「植」レシピ⑥:道ばたの草の会(雑草盆栽)
・「植」レシピ⑦:春を待つ会
・「植」の一言
素材四 土─ふれる・こねる・焼く(火)・水
・「土」の特性
ひとと土 /素材としての土 /土と感覚 /作業療法と土 /粘土の退行誘発
・「土」レシピ①:何も作らない
・「土」レシピ②:手ざわりいろいろ
・「土」レシピ③:にぎり仏
・「土」レシピ④:しぼり命
・「土」レシピ⑤:「土」いろいろ
・「土」の一言
素材五 音─聴く・歌う・奏でる・創る・(踊る)
・「音」の特性
ひとと音 /ひとと音楽 /音楽の表現様式 / 作業療法と音楽
・「音」レシピ①:聴き耳頭巾
・「音」レシピ②:想い出の扉
・「音」レシピ③:伝想太鼓
・「音」レシピ④:音の羽根つき
・「音」レシピ⑤:音を作ろう
・「音」の一言
素材六 描─イメージ・非言語・表す・伝える
・「描」の特性
「描く」行為 /描かれたもの /「描く」ことと描画用具 /「描く」ことの治療的活用
・「描」レシピ①:共同連想描画法
・「描」レシピ②:私がモデル、皆ピカソ
・「描」レシピ③:ゆびで描こう(指書道)
・「描」レシピ④:「描く」いろいろ
なぞり絵 /ぬり絵 /模写 /スクィッグル / フィンガーペインティング /誘発線描画 /課題画法 /家族画 /風景構成法
・「描」の一言
素材七 言─考える・表す・伝える
・「言」の特性
ひととことば(言葉)/ことばと治療 /作業とことば
・「言」レシピ①:ホッと入院
・「言」レシピ②:冠難辛句
・「言」レシピ③:新聞で新聞
・「言」の一言
5章 作業料理人心得
付表
デザート(あとがき)
【編著】山根 寛