臨床が変わる! イラストでわかる目からウロコの音楽活動
定価:3,520円(本体3,200円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-489-6
内容紹介
明日からの臨床にすぐに役立つ、イラストでわかる音楽活動ガイドブック
本書は音楽行為(ミュージッキング)を、一般の人々が日常生活で行っている「日常的ミュージッキング」、
医療福祉領域でQOL向上や機能改善を通してより健康な状態を目指すために実践されている「ヘルス・ミュージッキング」、
高度な専門的知識や即興や移調などの技術を有した音楽療法士がそれらを駆使して繰り広げる「音楽療法的ミュージッキング」
の3種類に分けて説明。
主に、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護士等の職種を対象として書かれている。
【3つの特徴】
・誰が読んでも「わかった!」と感じてもらえるようなガイドブックを目指し、平易な文章と表情豊かなイラストで構成
・これからの"新しい音楽活動"を提示、「音楽=美しく芸術的な楽曲」といった発想ではなく、音楽を拡大解釈することを推奨
・特別な音楽技術を有していないスタッフでも、明日からの音楽活動にすぐに役立つ最新の知識や具体的な実践のポイントを数多く紹介
目次
1章 これまでの音楽療法
1.人と音楽の関係
2.音楽と癒し
3.音楽療法の歴史
4.音楽療法の基本
5.音楽療法で用いられる理論・療法
2章 健康と音楽の関係をめぐって 「ミュージッキング」から考える
音楽をめぐるふたつの物語から
3章 日本の歌と音楽活動 歴史・文化・心の伝承
1.日本の歌の特徴
2.日本の歌と回想法
3.音楽による一体感
4.大学生を対象とした日本の歌に関するアンケート調査より
5.介護職を対象としたアンケート調査より
4章 高齢者と音楽活動
1.超高齢化社会における音楽活動の役割
2.高齢者の音楽活動の目的と効果
3.音楽と生体反応
4.認知症と音楽活動
5.障害・疾患別の音楽活動
6.高齢者の音楽活動実践上の留意点
7.使用する楽器と音楽
5章 音楽で育つ 障がい児と音楽あそび
1.子どもの成長と音楽
2.音楽あそびの素材
3.身体が動く音楽あそび
4.声を使った音楽あそび
5.知恵を育む音楽あそび
6.みんなであそべる集団での音楽あそび
7.脳性麻痺児と音楽あそび
8.注意欠如/多動性障害(ADHD)児と音楽あそび
9.学習障害(LD)児と音楽あそび
10.障がい児に対する音楽あそびの実践上の心構え
6章 こころの病と音楽
1.こころ病む人と関わるときの心構え
2.統合失調症
3.気分障害
4.神経症性障害
5.自閉症スペクトラム障害
6.音楽プログラムの例
7章 生きるよろこび 緩和ケアと音楽活動
1.緩和ケアの現状
2.ホスピスの歴史
3.緩和ケアにおける対象者の痛みと音楽活動
4.緩和ケアにおける音楽の役割
5.緩和ケアにおいてスタッフができる音楽活動
6.緩和ケアにおける音楽活動実践上の留意点
8章 失語症・失音楽症と音楽活動
1.失語症とは
2.失語症の症状と対応のポイント
3.失音楽症とは
4.失語症と失音楽症
5.失音楽症に対する音楽機能の評価
6.失語症と失音楽症に対する神経学的音楽療法
9章 コミュニティーと音楽活動
1.コミュニティー音楽療法の始まり
2.世界のさまざまなコミュニティー音楽療法
3.コミュニティー音楽療法とパフォーマンス
4.コミュニティー音楽療法における音楽の価値基準
5.参加の方法と音楽の形態
6.コミュニティー音楽療法と新しい文化の開拓
10章 音楽活動で必要なちょっとした(でも重要な)音楽技術
1.簡単な伴奏のコツ
2.即興音楽活動
11章 あなたにもできる! 音楽活動のらくらく評価
1.評価の基本
2.情報収集
3.評価表
4.観察
5.考察
6.評価のまとめと焦点化
7.目的と目標設定
8.経過記録
9.評価の限界と評価をしない意義
12章 これからの音楽活動
1.すそのを広げる
2.医学モデルと社会モデル
3.音楽スタッフとしての基本的心構え
コラム
医療現場と音環境
歌をつなぐ日本人の心
索引
1.人と音楽の関係
2.音楽と癒し
3.音楽療法の歴史
4.音楽療法の基本
5.音楽療法で用いられる理論・療法
2章 健康と音楽の関係をめぐって 「ミュージッキング」から考える
音楽をめぐるふたつの物語から
3章 日本の歌と音楽活動 歴史・文化・心の伝承
1.日本の歌の特徴
2.日本の歌と回想法
3.音楽による一体感
4.大学生を対象とした日本の歌に関するアンケート調査より
5.介護職を対象としたアンケート調査より
4章 高齢者と音楽活動
1.超高齢化社会における音楽活動の役割
2.高齢者の音楽活動の目的と効果
3.音楽と生体反応
4.認知症と音楽活動
5.障害・疾患別の音楽活動
6.高齢者の音楽活動実践上の留意点
7.使用する楽器と音楽
5章 音楽で育つ 障がい児と音楽あそび
1.子どもの成長と音楽
2.音楽あそびの素材
3.身体が動く音楽あそび
4.声を使った音楽あそび
5.知恵を育む音楽あそび
6.みんなであそべる集団での音楽あそび
7.脳性麻痺児と音楽あそび
8.注意欠如/多動性障害(ADHD)児と音楽あそび
9.学習障害(LD)児と音楽あそび
10.障がい児に対する音楽あそびの実践上の心構え
6章 こころの病と音楽
1.こころ病む人と関わるときの心構え
2.統合失調症
3.気分障害
4.神経症性障害
5.自閉症スペクトラム障害
6.音楽プログラムの例
7章 生きるよろこび 緩和ケアと音楽活動
1.緩和ケアの現状
2.ホスピスの歴史
3.緩和ケアにおける対象者の痛みと音楽活動
4.緩和ケアにおける音楽の役割
5.緩和ケアにおいてスタッフができる音楽活動
6.緩和ケアにおける音楽活動実践上の留意点
8章 失語症・失音楽症と音楽活動
1.失語症とは
2.失語症の症状と対応のポイント
3.失音楽症とは
4.失語症と失音楽症
5.失音楽症に対する音楽機能の評価
6.失語症と失音楽症に対する神経学的音楽療法
9章 コミュニティーと音楽活動
1.コミュニティー音楽療法の始まり
2.世界のさまざまなコミュニティー音楽療法
3.コミュニティー音楽療法とパフォーマンス
4.コミュニティー音楽療法における音楽の価値基準
5.参加の方法と音楽の形態
6.コミュニティー音楽療法と新しい文化の開拓
10章 音楽活動で必要なちょっとした(でも重要な)音楽技術
1.簡単な伴奏のコツ
2.即興音楽活動
11章 あなたにもできる! 音楽活動のらくらく評価
1.評価の基本
2.情報収集
3.評価表
4.観察
5.考察
6.評価のまとめと焦点化
7.目的と目標設定
8.経過記録
9.評価の限界と評価をしない意義
12章 これからの音楽活動
1.すそのを広げる
2.医学モデルと社会モデル
3.音楽スタッフとしての基本的心構え
コラム
医療現場と音環境
歌をつなぐ日本人の心
索引
執筆者一覧
岸本寿男 (岡山県環境保健センター 所長)
若尾 裕 (広島大学名誉教授/神戸大学大学院名誉客員教授)
前田キヨ子 (音楽コミュニケーションスタジオ主宰)
筒井恵子 (社会福祉法人鴻仁福祉会特別養護老人ホーム愛光苑 施設長)
米倉裕子 (くらしき作陽大学音楽学部・福岡女学院看護大学・西日本短期大学社会福祉学科・非常勤講師/矢津内科消化器科クリニックひといきの村)
田中順子 (川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 准教授)
種村 純 (川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科 教授)
沼田里衣 (神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター 協力研究員)
若尾 裕 (広島大学名誉教授/神戸大学大学院名誉客員教授)
前田キヨ子 (音楽コミュニケーションスタジオ主宰)
筒井恵子 (社会福祉法人鴻仁福祉会特別養護老人ホーム愛光苑 施設長)
米倉裕子 (くらしき作陽大学音楽学部・福岡女学院看護大学・西日本短期大学社会福祉学科・非常勤講師/矢津内科消化器科クリニックひといきの村)
田中順子 (川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 准教授)
種村 純 (川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科 教授)
沼田里衣 (神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター 協力研究員)
【編著】 田中順子(川崎医療福祉大学)