【月刊】作業療法ジャーナル 48巻 12号
目次
■特集
おしゃれを楽しむことを支える作業療法
装いの支援をする意味,その視点・・・菊池恵美子, 中本久之
おしゃれを楽しむことで得られる変化①衣服・・・岩波君代, 土方裕美
おしゃれを楽しむことで得られる変化②作業療法における化粧への支援 クライエントにとっての化粧を考える・・・石橋仁美, 石井良和, 石橋 裕
コラム:なぜ,国立障害者リハビリテーションセンターがファッションショーの開催を始めたか・・・小野栄一
コラム:車いすでのファッションライフ 国リハコレクションに参加して・・・又野亜希子
コラム:当事者が表紙モデルに! おしゃれを楽しむことがあたり前の時代に・・・丹羽大輔
コラム:『こころの元気+』表紙モデルになって・・・りさ
■講座 集団の力の活かし方第5回
老年期領域での集団 作業療法の貢献・・・浅野有子
■連載 作業療法研究と社会学・障害学第1回
社会学・障害学と作業療法研究・・・田島明子, 佐川佳南枝, 朝日まどか
■連載 ご当地作業療法第7回
桃の木を育ててみました!・・・米井浩太郎
■研究
PASATの課題難易度と脳賦活部位の変化・・・酒井 浩, 河内山隆紀
■研究
非言語コミュニケーションとしての運動が運動誘発電位に及ぼす影響について・・・河野正志, 谷頭幸恵, 湯川喜裕, 平本美帆, 大植賢治, 富永孝紀
■提言
当事者との治療的関係から協働アプローチへ・・・小林幸治
■お知らせ
東京発「効果の見える生活期リハ評価表(訪問版)ver. 1.0」の紹介 東京都理学療法士会・作業療法士会・言語聴覚士会三士会合同プロジェクト
おしゃれを楽しむことを支える作業療法
装いの支援をする意味,その視点・・・菊池恵美子, 中本久之
おしゃれを楽しむことで得られる変化①衣服・・・岩波君代, 土方裕美
おしゃれを楽しむことで得られる変化②作業療法における化粧への支援 クライエントにとっての化粧を考える・・・石橋仁美, 石井良和, 石橋 裕
コラム:なぜ,国立障害者リハビリテーションセンターがファッションショーの開催を始めたか・・・小野栄一
コラム:車いすでのファッションライフ 国リハコレクションに参加して・・・又野亜希子
コラム:当事者が表紙モデルに! おしゃれを楽しむことがあたり前の時代に・・・丹羽大輔
コラム:『こころの元気+』表紙モデルになって・・・りさ
■講座 集団の力の活かし方第5回
老年期領域での集団 作業療法の貢献・・・浅野有子
■連載 作業療法研究と社会学・障害学第1回
社会学・障害学と作業療法研究・・・田島明子, 佐川佳南枝, 朝日まどか
■連載 ご当地作業療法第7回
桃の木を育ててみました!・・・米井浩太郎
■研究
PASATの課題難易度と脳賦活部位の変化・・・酒井 浩, 河内山隆紀
■研究
非言語コミュニケーションとしての運動が運動誘発電位に及ぼす影響について・・・河野正志, 谷頭幸恵, 湯川喜裕, 平本美帆, 大植賢治, 富永孝紀
■提言
当事者との治療的関係から協働アプローチへ・・・小林幸治
■お知らせ
東京発「効果の見える生活期リハ評価表(訪問版)ver. 1.0」の紹介 東京都理学療法士会・作業療法士会・言語聴覚士会三士会合同プロジェクト
表紙のことば
入院治療中の当事者たち「夢のかたち」 (担当OT:泉侑希)
制作者たちは,統合失調症という病を抱え長期入院をし,闘病期間の中で自身の”回復”をあきらめていました.制作者たちの中には閉鎖病棟での生活を余儀なくされている人たちもいます.こうして長く入院してきた人たちが,作業療法や心理教育を通じて出会った仲間の中で,抱きながらも口に出せなかった”夢”を陶板という形で表現してくれました.制作者たちにとって”夢”とは,今まであきらめてきた”回復”へと向かう羅針盤であり,”回復”の先にある「夢のかたち」です.”夢”という難しいテーマに,手が止まったり悩むことも多かったですが,自分たちの目標を形にするために最後まであきらめずに取り組みました.完成したときのみんなの顔は,輝いていてとても嬉しそうでした.自分自身の”夢”を制作することで,それぞれの”回復”への第一歩を踏み出したのです.
制作者たちは,統合失調症という病を抱え長期入院をし,闘病期間の中で自身の”回復”をあきらめていました.制作者たちの中には閉鎖病棟での生活を余儀なくされている人たちもいます.こうして長く入院してきた人たちが,作業療法や心理教育を通じて出会った仲間の中で,抱きながらも口に出せなかった”夢”を陶板という形で表現してくれました.制作者たちにとって”夢”とは,今まであきらめてきた”回復”へと向かう羅針盤であり,”回復”の先にある「夢のかたち」です.”夢”という難しいテーマに,手が止まったり悩むことも多かったですが,自分たちの目標を形にするために最後まであきらめずに取り組みました.完成したときのみんなの顔は,輝いていてとても嬉しそうでした.自分自身の”夢”を制作することで,それぞれの”回復”への第一歩を踏み出したのです.