トータル・ヒップ・ケア 股関節 チームで支える人工股関節全置換術
電子版あり
定価:4,180円(本体3,800円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-530-5
内容紹介
術前~在宅生活まで !
人工股関節患者を支えるリハビリテーション・看護の技術と知識のすべて
解剖・運動学の基礎も盛り込んでおり、臨床家はもちろん、専門職を目指す学生にも役立つ構成となっている。
ますます増える股関節患者を支えるために欠かせない書。
目次
第Ⅰ章 病態解剖学・・・奥埜尭人・岡村憲一・伊本悠矢・中川法一
1 関節内構造
2 形態・構造上の特徴
1 解剖学的ランドマーク
2 頸体角
3 前捻角
4 Sharp角
5 CE(center-edge angle)角
6 関節唇
7 関節包と偽関節包
8 臼蓋形成不全
9 臼蓋形成不全における近位大腿骨の骨形態
10 臼蓋形成不全での関節唇
11 臼蓋形成不全での骨頭偏位
3 筋
4 靱帯
5 血管
6 神経
7 姿勢アライメント
1 立位荷重線
2 変形性股関節症の下肢荷重率
3 屈曲拘縮による影響
4 脊椎後弯による影響
5 Hip-spine syndrome
8 変形性股関節症の歩行の特徴
第Ⅱ章 股関節の運動学・・・奥埜尭人・岡村憲一・伊本悠矢・中川法一
1 股関節の関節包内運動
1 各運動方向における関節包内運動
2 筋作用の逆転
3 股関節にかかる荷重
4 関節包内運動の異常
5 骨盤の前傾・後傾の影響
6 歩行の病態
第Ⅲ章 股関節障害を有する疾患・・・奥埜尭人・岡村憲一・伊本悠矢・中川法一
1 先天性股関節脱臼
2 臼蓋形成不全
3 大腿骨頭すべり症
4 Perthes病(ペルテス病)
5 単純性股関節炎
6 特発性大腿骨頭壊死症
第Ⅳ章 変形性股関節症について・・・山崎 聡
1 疫学
2 病態
3 診断
1 問診
2 身体所見
3 画像診断
4 分類
第Ⅴ章 変形性股関節症に対する保存療法・・・生友尚志・奥埜尭人
1 変形性股関節症の原因
1 はじめに-股関節炎か変形性股関節症か?
2 股関節の痛みの原因は?
3 股関節の変形の原因は?
4 トピックス-FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
2 変形性股関節症の保存療法
1 患者教育
2 薬物療法
3 理学療法
4 トピックス-股関節唇損傷に対する理学療法
3 病期別理学療法
1 正常
2 前股関節症
3 初期股関節症
4 進行期股関節症
5 末期股関節症
4 クリニカルクエスチョン
1 変性性股関節症は遺伝するか?
2 変形性股関節症の症状は天気により変化するか?
3 重い荷物は股関節を痛めるのか?
4 筋力増強トレーニングをすると股関節が痛くなる?
5 末期変形性股関節症の可動域制限の原因は?
第Ⅵ章 変形性股関節症に対する手術療法・・・増原建作
1 股関節温存手術
1 大腿骨(内反あるいは外反)骨切り術 85
2 大腿骨頭(前方あるいは後方)回転骨切り術
3 キアリ骨盤骨切り術
4 寛骨臼回転骨切り術(RAO)
5 臼蓋(棚)形成術
2 人工股関節置換手術
1 人工股関節全置換術
2 人工骨頭置換術
第Ⅶ章 人工股関節全置換術前後の看護・・・池田美千子
1 手術前看護
1 問診
2 術前検査
3 減量指導
4 環境チェック
5 感染予防指導
6 患者用クリティカルパス
2 入院後のケア
1 DVT予防指導
2 褥瘡予防
3 感染対策
3 手術後看護
1 腓骨神経麻痺の予防と観察
2 感染予防指導
3 脱臼予防指導
4 臥床時のケア
5 仰臥位から端座位でのケア
6 座位でのケア
7 立ち上がり動作のケア
8 離床時のケア
9 シャワー浴でのケア
1 確認ポイント
10 退院まで
11 脱臼が疑われる場合
1 観察ポイント
2 徒手整復までの流れ
12 退院時指導
1 感染
2 摩耗
3 脱臼
13 患者からよくある質問
第Ⅷ章 人工股関節全置換術前後の看護-在宅の環境調整におけるアセスメントの視点・・・佐藤政枝・池田美千子
1 住環境からのケアの視点
2 入院(手術)が決まったら
3 入院前のアセスメント
4 住宅改修と道具の準備
5 入院中の個別支援
6 退院後の個別支援
7 チームで実践する新たな継続ケアシステムの構築に向けて
第Ⅸ章 人工股関節全置換術前後のリハビリテーション・・・田篭慶一・三浦なみ香・生友尚志・中川法一
1 THA術後患者に対するリハビリテーションの意義
2 THA術前後における問題の捉え方
3 術前リハビリテーション
1 術前リハビリテーションの効果
2 術前評価
3 術前リハビリテーション
4 THA術後のリハビリテーション-問題別アプローチ
1 人工股関節の設置状況の把握
2 可動性に対するアプローチ
3 支持性に対するアプローチ
4 協調性に対するアプローチ
5 姿勢・アライメントに対するアプローチ
6 歩行・歩容に対するアプローチ
7 日常動作・活動性に対するアプローチ
5 患者タイプ別のリハビリテーション-術後タイムコースに即して
1 罹病歴が3~5年程度のA氏の場合
2 罹病歴5年以上のB氏の場合
3 罹病歴が3年未満のC氏の場合
6 症例呈示
1 罹病期間が長く,両股関節のROM制限が著明であった症例
2 罹病期間が短く,強い疼痛を訴えた症例
7 クリニカルクエスチョン(THA)
1 THA後患者の筋力の回復はどのような傾向があるか?
2 THA後患者が手術側の下肢を長く感じるのはなぜ?
3 THA後患者はよく転倒する?
4 THA後患者は疲れやすい?
5 筋力は問題ないのになぜ跛行が直らないの?-THA後患者は体幹機能にも問題あり?
6 THA後患者の跛行は自然に直る?
7 THA後患者の患側大腿部が健側に比べていつまでも細いのはなぜ?
8 THA後患者の股関節の感覚機能はどうなっている?
第Ⅹ章 人工股関節全置換術後の在宅リハビリテーション・・・真田将幸・中川法一
1 はじめに
2 臨床と在宅リハビリテーションの相違点
3 在宅リハビリテーションでのアプローチ
1 情報収集
2 足部リーチ動作
3 正座動作
4 補高
5 低い位置へのリーチ動作
4 おわりに
1 関節内構造
2 形態・構造上の特徴
1 解剖学的ランドマーク
2 頸体角
3 前捻角
4 Sharp角
5 CE(center-edge angle)角
6 関節唇
7 関節包と偽関節包
8 臼蓋形成不全
9 臼蓋形成不全における近位大腿骨の骨形態
10 臼蓋形成不全での関節唇
11 臼蓋形成不全での骨頭偏位
3 筋
4 靱帯
5 血管
6 神経
7 姿勢アライメント
1 立位荷重線
2 変形性股関節症の下肢荷重率
3 屈曲拘縮による影響
4 脊椎後弯による影響
5 Hip-spine syndrome
8 変形性股関節症の歩行の特徴
第Ⅱ章 股関節の運動学・・・奥埜尭人・岡村憲一・伊本悠矢・中川法一
1 股関節の関節包内運動
1 各運動方向における関節包内運動
2 筋作用の逆転
3 股関節にかかる荷重
4 関節包内運動の異常
5 骨盤の前傾・後傾の影響
6 歩行の病態
第Ⅲ章 股関節障害を有する疾患・・・奥埜尭人・岡村憲一・伊本悠矢・中川法一
1 先天性股関節脱臼
2 臼蓋形成不全
3 大腿骨頭すべり症
4 Perthes病(ペルテス病)
5 単純性股関節炎
6 特発性大腿骨頭壊死症
第Ⅳ章 変形性股関節症について・・・山崎 聡
1 疫学
2 病態
3 診断
1 問診
2 身体所見
3 画像診断
4 分類
第Ⅴ章 変形性股関節症に対する保存療法・・・生友尚志・奥埜尭人
1 変形性股関節症の原因
1 はじめに-股関節炎か変形性股関節症か?
2 股関節の痛みの原因は?
3 股関節の変形の原因は?
4 トピックス-FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
2 変形性股関節症の保存療法
1 患者教育
2 薬物療法
3 理学療法
4 トピックス-股関節唇損傷に対する理学療法
3 病期別理学療法
1 正常
2 前股関節症
3 初期股関節症
4 進行期股関節症
5 末期股関節症
4 クリニカルクエスチョン
1 変性性股関節症は遺伝するか?
2 変形性股関節症の症状は天気により変化するか?
3 重い荷物は股関節を痛めるのか?
4 筋力増強トレーニングをすると股関節が痛くなる?
5 末期変形性股関節症の可動域制限の原因は?
第Ⅵ章 変形性股関節症に対する手術療法・・・増原建作
1 股関節温存手術
1 大腿骨(内反あるいは外反)骨切り術 85
2 大腿骨頭(前方あるいは後方)回転骨切り術
3 キアリ骨盤骨切り術
4 寛骨臼回転骨切り術(RAO)
5 臼蓋(棚)形成術
2 人工股関節置換手術
1 人工股関節全置換術
2 人工骨頭置換術
第Ⅶ章 人工股関節全置換術前後の看護・・・池田美千子
1 手術前看護
1 問診
2 術前検査
3 減量指導
4 環境チェック
5 感染予防指導
6 患者用クリティカルパス
2 入院後のケア
1 DVT予防指導
2 褥瘡予防
3 感染対策
3 手術後看護
1 腓骨神経麻痺の予防と観察
2 感染予防指導
3 脱臼予防指導
4 臥床時のケア
5 仰臥位から端座位でのケア
6 座位でのケア
7 立ち上がり動作のケア
8 離床時のケア
9 シャワー浴でのケア
1 確認ポイント
10 退院まで
11 脱臼が疑われる場合
1 観察ポイント
2 徒手整復までの流れ
12 退院時指導
1 感染
2 摩耗
3 脱臼
13 患者からよくある質問
第Ⅷ章 人工股関節全置換術前後の看護-在宅の環境調整におけるアセスメントの視点・・・佐藤政枝・池田美千子
1 住環境からのケアの視点
2 入院(手術)が決まったら
3 入院前のアセスメント
4 住宅改修と道具の準備
5 入院中の個別支援
6 退院後の個別支援
7 チームで実践する新たな継続ケアシステムの構築に向けて
第Ⅸ章 人工股関節全置換術前後のリハビリテーション・・・田篭慶一・三浦なみ香・生友尚志・中川法一
1 THA術後患者に対するリハビリテーションの意義
2 THA術前後における問題の捉え方
3 術前リハビリテーション
1 術前リハビリテーションの効果
2 術前評価
3 術前リハビリテーション
4 THA術後のリハビリテーション-問題別アプローチ
1 人工股関節の設置状況の把握
2 可動性に対するアプローチ
3 支持性に対するアプローチ
4 協調性に対するアプローチ
5 姿勢・アライメントに対するアプローチ
6 歩行・歩容に対するアプローチ
7 日常動作・活動性に対するアプローチ
5 患者タイプ別のリハビリテーション-術後タイムコースに即して
1 罹病歴が3~5年程度のA氏の場合
2 罹病歴5年以上のB氏の場合
3 罹病歴が3年未満のC氏の場合
6 症例呈示
1 罹病期間が長く,両股関節のROM制限が著明であった症例
2 罹病期間が短く,強い疼痛を訴えた症例
7 クリニカルクエスチョン(THA)
1 THA後患者の筋力の回復はどのような傾向があるか?
2 THA後患者が手術側の下肢を長く感じるのはなぜ?
3 THA後患者はよく転倒する?
4 THA後患者は疲れやすい?
5 筋力は問題ないのになぜ跛行が直らないの?-THA後患者は体幹機能にも問題あり?
6 THA後患者の跛行は自然に直る?
7 THA後患者の患側大腿部が健側に比べていつまでも細いのはなぜ?
8 THA後患者の股関節の感覚機能はどうなっている?
第Ⅹ章 人工股関節全置換術後の在宅リハビリテーション・・・真田将幸・中川法一
1 はじめに
2 臨床と在宅リハビリテーションの相違点
3 在宅リハビリテーションでのアプローチ
1 情報収集
2 足部リーチ動作
3 正座動作
4 補高
5 低い位置へのリーチ動作
4 おわりに
【編集】 中川法一 (増原クリニック副院長)