人間関係が楽になる医療・福祉現場のコミュニケーション-コーチング思考で"人"を理解するための25の事例-
電子版あり
定価:1,980円(本体1,800円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-535-0
内容紹介
その悩み「コーチング思考」で解決できるかもしれません!
働く人の大半がぶつかる壁、コミュニケーション。本書では医療・福祉現場で働く人の「職場での人間関係の悩み」を中心に、コーチング思考の視点で問題解決スキルを紹介。
「毎日頑張っているのに人間関係で疲れている」、
「『ノー』と言えずに過剰に仕事を抱え込んでしまう」、
「何度教えても覚えてくれない実習生に失望してしまう」など、
そんな時きっと解決の糸口がみつかります。
臨床でありがちなケースを、1事例ごとにイラストも交えてくわしく解説。
どのページからでもサッと読めて、今日から使える知識がしっかり身につく。
充実の25事例でさまざまな場面に対応!
【例えばこんな時に役立ちます】
・上司とぎくしゃくしている
・他職種の人が非協力でプロジェクトがうまくいかない
・臨床実習の学生が何も質問してくれない
・熱心にリハビリに取り組まない患者さんについ感情的になってしまう
・注意するとすぐにすねてしまう後輩にいらだってしまう
・いつも締め切り間際にならないと手をつけられない など
目次
序章 誰も教えてくれなかった職場の人間関係の築き方
第1章 視点を変えれば人間関係が変わる
1 上司とぎくしゃくしているとき
〔対応策〕「ゆるめ言葉」で思い込みを変える
2 一貫性のない上司に振り回されているとき
〔対応策〕学習のために上司の意図に目を向ける
3 人の悪口ばかり言う上司につきあわされてまいっているとき
〔対応策〕相手との間に「境界線」を引いて身を守る
4 決めてくれない上司にイライラするとき
〔対応策〕上司の判断をサポートして信頼を得る
5 遅くまで職場にいなければ,という雰囲気になじめないとき
〔対応策〕時間を殺さずに生かす選択をする
6 威圧的な上司に耐えられずに転職を考えているとき
〔対応策〕転職してもしなくても判断に責任をもつ覚悟をする
7 自分に自信がない後輩を,どのように励ませばよいかわからないとき
〔対応策〕リフレーミングでポジティブ視点に変える
第2章 過度な期待がいらだちを生む
8 注意するとすぐにすねてしまう後輩にいらだってしまうとき
〔対応策〕話を聞いてもらいたければ,まず相手の話を傾聴する
9 何度教えても覚えてくれない実習生に失望してしまうとき
〔対応策〕自分の言葉で説明してもらい学習を深める
10 熱心に仕事をしなくなった新人に自覚を促したいとき
〔対応策〕仕事の喜びを示して「リアリティ・ショック」を和らげる
11 熱心にリハビリに取り組まない患者さんについ感情的になってしまうとき
〔対応策〕「相手が期待に応える」というシナリオを捨てる
12 他職種の人が非協力的でうまくいかないとき
〔対応策〕名前を呼ぶことで「承認」の意思を伝える
第3章 相手を知ればストレスが減る
13 臨床実習の学生が何も質問をしてくれないとき(1)
〔対応策〕「わからなくても大丈夫」で恐れを取り除く
14 臨床実習の学生が何も質問をしてくれないとき(2)
〔対応策〕学習を促進するために,こちらから質問をする
15 勉強会を提案してもメンバーの賛同が得られないとき
〔対応策〕自分本位ではなくメンバー本位の勉強会にする
16 会議に遅れる部下を叱ったら落ち込んでしまったとき
〔対応策〕行動変容のために「フィードバック」を行う
17 仕事が遅い部下にストレスを感じているとき
〔対応策〕自分の得意なことで貢献してもらう
第4章 自分の中の勇気を呼び覚ます
18 自分のミスで皆に迷惑をかけてしまったとき
〔対応策〕落ち込んでいる自分にOK を出す
19 院内業務改善のリーダーに指名されたが,できるか不安なとき
〔対応策〕ストレスについて理解して不安を味方につける
20 「ノー」と言えずに過剰に仕事を抱え込んでしまうとき
〔対応策〕自分の人生を生きるための判断をする
21 いざ仕事をはじめたが,うまくいかずに自信がなくなったとき
〔対応策〕信頼できる人を心のセーフティネットにする
22 研究会の発表がまわってくるのが怖いとき
〔対応策〕自信がない箇所を先に言ってしまう
23 いつも締め切り間際にならないと手をつけられないとき
〔対応策〕前もってスケジュールに入れてしまう
24 面接で部下の本音を引き出せるか不安なとき
〔対応策〕まず,心の架け橋(ラポール)を築く
25 部下の成長を促す効果的な面接のしかたがわからないとき
〔対応策〕現状とゴールを明確にする
第1章 視点を変えれば人間関係が変わる
1 上司とぎくしゃくしているとき
〔対応策〕「ゆるめ言葉」で思い込みを変える
2 一貫性のない上司に振り回されているとき
〔対応策〕学習のために上司の意図に目を向ける
3 人の悪口ばかり言う上司につきあわされてまいっているとき
〔対応策〕相手との間に「境界線」を引いて身を守る
4 決めてくれない上司にイライラするとき
〔対応策〕上司の判断をサポートして信頼を得る
5 遅くまで職場にいなければ,という雰囲気になじめないとき
〔対応策〕時間を殺さずに生かす選択をする
6 威圧的な上司に耐えられずに転職を考えているとき
〔対応策〕転職してもしなくても判断に責任をもつ覚悟をする
7 自分に自信がない後輩を,どのように励ませばよいかわからないとき
〔対応策〕リフレーミングでポジティブ視点に変える
第2章 過度な期待がいらだちを生む
8 注意するとすぐにすねてしまう後輩にいらだってしまうとき
〔対応策〕話を聞いてもらいたければ,まず相手の話を傾聴する
9 何度教えても覚えてくれない実習生に失望してしまうとき
〔対応策〕自分の言葉で説明してもらい学習を深める
10 熱心に仕事をしなくなった新人に自覚を促したいとき
〔対応策〕仕事の喜びを示して「リアリティ・ショック」を和らげる
11 熱心にリハビリに取り組まない患者さんについ感情的になってしまうとき
〔対応策〕「相手が期待に応える」というシナリオを捨てる
12 他職種の人が非協力的でうまくいかないとき
〔対応策〕名前を呼ぶことで「承認」の意思を伝える
第3章 相手を知ればストレスが減る
13 臨床実習の学生が何も質問をしてくれないとき(1)
〔対応策〕「わからなくても大丈夫」で恐れを取り除く
14 臨床実習の学生が何も質問をしてくれないとき(2)
〔対応策〕学習を促進するために,こちらから質問をする
15 勉強会を提案してもメンバーの賛同が得られないとき
〔対応策〕自分本位ではなくメンバー本位の勉強会にする
16 会議に遅れる部下を叱ったら落ち込んでしまったとき
〔対応策〕行動変容のために「フィードバック」を行う
17 仕事が遅い部下にストレスを感じているとき
〔対応策〕自分の得意なことで貢献してもらう
第4章 自分の中の勇気を呼び覚ます
18 自分のミスで皆に迷惑をかけてしまったとき
〔対応策〕落ち込んでいる自分にOK を出す
19 院内業務改善のリーダーに指名されたが,できるか不安なとき
〔対応策〕ストレスについて理解して不安を味方につける
20 「ノー」と言えずに過剰に仕事を抱え込んでしまうとき
〔対応策〕自分の人生を生きるための判断をする
21 いざ仕事をはじめたが,うまくいかずに自信がなくなったとき
〔対応策〕信頼できる人を心のセーフティネットにする
22 研究会の発表がまわってくるのが怖いとき
〔対応策〕自信がない箇所を先に言ってしまう
23 いつも締め切り間際にならないと手をつけられないとき
〔対応策〕前もってスケジュールに入れてしまう
24 面接で部下の本音を引き出せるか不安なとき
〔対応策〕まず,心の架け橋(ラポール)を築く
25 部下の成長を促す効果的な面接のしかたがわからないとき
〔対応策〕現状とゴールを明確にする
著者略歴
小薗真知子 (こぞの・まちこ)
熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻教授・言語聴覚士
1953年宮崎県生まれ。熊本大学教育学部卒業・大阪教育大学言語聴覚障害児教育専攻科修了・United States International University修士課程修了・コミュニケーション学修士。熊本県内の病院で約30年にわたり言語聴覚障害児・者のリハビリに従事しながら、失語症友の会、高次脳機能障害者・家族の指導に尽力する。現在、大学で言語聴覚士の養成を行うとともに言語臨床へのコーチングの適用を研究。市民講座等でコミュニケーションに関する啓発活動を行う。著書『失語症~そして笑顔の明日へ』『介護予防のための認知と嚥下の練習帳』他。
井原くみ子 (いはら・くみこ)
国際コーチ連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ・生涯学習開発財団認定マスターコーチ・エンジェルアイ勉強会主宰
1957年三重県生まれ。日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。重度身体障害者療護施設に介護士として勤務、実践を通して人間理解と心のケアを学ぶ。2001年より、人が自らの強みを活かし、幸せな人生の軌道に乗ることをサポートする専門家であるライフコーチ活動を開始。同時に日本におけるコーチ育成のパイオニアとして、現在までに延べ2万人を指導。コーチング、コミュニケーション全般をテーマに企業から個人までを対象に、研修、ワークショップ、講演を全国で開催中。熊本保健科学大学非常勤講師。公式サイトwww.kimochi-kumiko.com
櫻田毅 (さくらだ・たけし)
アークス&コーチング代表・人材活性ビジネスコーチ
1957年佐賀県生まれ。九州大学大学院工学研究科修了・工学修士。日系の証券会社を経て米国系資産運用会社のコンサルティング部門長。自律的な行動とチームワークを重視した組織開発の手腕を買われて、執行役COOとして経営に携わる。現在、「自律型人材による成果を出すチームづくり」をコンセプトに、講演・コーチング・執筆活動を通じて活力ある人材の育成を行う。著書『外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント』(ぱる出版)。大正大学講師。公式サイト http://arcscoach.com/
熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻教授・言語聴覚士
1953年宮崎県生まれ。熊本大学教育学部卒業・大阪教育大学言語聴覚障害児教育専攻科修了・United States International University修士課程修了・コミュニケーション学修士。熊本県内の病院で約30年にわたり言語聴覚障害児・者のリハビリに従事しながら、失語症友の会、高次脳機能障害者・家族の指導に尽力する。現在、大学で言語聴覚士の養成を行うとともに言語臨床へのコーチングの適用を研究。市民講座等でコミュニケーションに関する啓発活動を行う。著書『失語症~そして笑顔の明日へ』『介護予防のための認知と嚥下の練習帳』他。
井原くみ子 (いはら・くみこ)
国際コーチ連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ・生涯学習開発財団認定マスターコーチ・エンジェルアイ勉強会主宰
1957年三重県生まれ。日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。重度身体障害者療護施設に介護士として勤務、実践を通して人間理解と心のケアを学ぶ。2001年より、人が自らの強みを活かし、幸せな人生の軌道に乗ることをサポートする専門家であるライフコーチ活動を開始。同時に日本におけるコーチ育成のパイオニアとして、現在までに延べ2万人を指導。コーチング、コミュニケーション全般をテーマに企業から個人までを対象に、研修、ワークショップ、講演を全国で開催中。熊本保健科学大学非常勤講師。公式サイトwww.kimochi-kumiko.com
櫻田毅 (さくらだ・たけし)
アークス&コーチング代表・人材活性ビジネスコーチ
1957年佐賀県生まれ。九州大学大学院工学研究科修了・工学修士。日系の証券会社を経て米国系資産運用会社のコンサルティング部門長。自律的な行動とチームワークを重視した組織開発の手腕を買われて、執行役COOとして経営に携わる。現在、「自律型人材による成果を出すチームづくり」をコンセプトに、講演・コーチング・執筆活動を通じて活力ある人材の育成を行う。著書『外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント』(ぱる出版)。大正大学講師。公式サイト http://arcscoach.com/
【著】
小薗真知子 (熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻教授・言語聴覚士)
井原くみ子 (国際コーチ連盟〔ICF〕認定プロフェッショナルコーチ・生涯学習開発財団認定マスターコーチ・エンジェルアイ勉強会主宰)
櫻田 毅 (アークス&コーチング代表・人材活性ビジネスコーチ)