【月刊】作業療法ジャーナル 50巻 2号
目次
■特集
認知症の方を地域で支える
認知症の人に対する日本作業療法士協会の取り組みと今後の課題-新オレンジプラン実現に向けて日本作業療法士協会がすべきこと・・・香山明美
総説:認知症高齢者に対するリハビリテーション介入のレビュー-地域での介入研究を中心に・・・田平隆行
認知症の生活行為向上マネジメントによる実践-事例報告を中心に・・・元田真一
地域づくりに向けて住民・他職種とコラボするプロジェクトの展開・・・鎌田大啓
認知症の方を支援するための多職種連携-認知症の方への早期支援を通して・・・中野輝美,長倉寿子
地域と協働した「認知症予防と支え合いのまちづくり」の取り組み・・・伊藤米美
コラム:地域における作業療法士の可能性-できないことよりできることを発信していきたい・・・岩切良太
コラム:地域で暮らす,地域とつながる・・・春田貴史
■講座
ハンドリング 第2回
さまざまな作業活動を支援する実際的な活用・・・岸本光夫
■連載
手のリハビリテーション 第2回
PIP関節をみる!・・・やさき きよし,田口真哉
クリニカルクラークシップに基づく作業療法臨床教育の実際 第5回
臨床実習 指導者の立場から-身体障害領域(回復期)・・・山倉敏之
■症例報告
促通反復療法と神経筋電気刺激の併用療法により上肢機能が改善した慢性期脳卒中片麻痺の1例・・・兒島朋史,松元秀次,鮫島淳一,園田耕一,加治智和,安部 智
■提言
作業療法のファンをつくろう・・・長谷川敬一
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第14回・・・菊池恵美子
■50巻記念企画
身体障害領域における作業療法のこの10年
-機能分化と作業療法技術の変遷,そして今後の展望へ・・・山本伸一,武田 清
■アジア太平洋作業療法学会Report・・・中村春基,久野真矢,田中順子,酒井康年
■お裁縫をはじめましょう 2針目
はじめてでもできる かんたん ランチョンマット&コースター・・・小峰さなえ
認知症の方を地域で支える
認知症の人に対する日本作業療法士協会の取り組みと今後の課題-新オレンジプラン実現に向けて日本作業療法士協会がすべきこと・・・香山明美
総説:認知症高齢者に対するリハビリテーション介入のレビュー-地域での介入研究を中心に・・・田平隆行
認知症の生活行為向上マネジメントによる実践-事例報告を中心に・・・元田真一
地域づくりに向けて住民・他職種とコラボするプロジェクトの展開・・・鎌田大啓
認知症の方を支援するための多職種連携-認知症の方への早期支援を通して・・・中野輝美,長倉寿子
地域と協働した「認知症予防と支え合いのまちづくり」の取り組み・・・伊藤米美
コラム:地域における作業療法士の可能性-できないことよりできることを発信していきたい・・・岩切良太
コラム:地域で暮らす,地域とつながる・・・春田貴史
■講座
ハンドリング 第2回
さまざまな作業活動を支援する実際的な活用・・・岸本光夫
■連載
手のリハビリテーション 第2回
PIP関節をみる!・・・やさき きよし,田口真哉
クリニカルクラークシップに基づく作業療法臨床教育の実際 第5回
臨床実習 指導者の立場から-身体障害領域(回復期)・・・山倉敏之
■症例報告
促通反復療法と神経筋電気刺激の併用療法により上肢機能が改善した慢性期脳卒中片麻痺の1例・・・兒島朋史,松元秀次,鮫島淳一,園田耕一,加治智和,安部 智
■提言
作業療法のファンをつくろう・・・長谷川敬一
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第14回・・・菊池恵美子
■50巻記念企画
身体障害領域における作業療法のこの10年
-機能分化と作業療法技術の変遷,そして今後の展望へ・・・山本伸一,武田 清
■アジア太平洋作業療法学会Report・・・中村春基,久野真矢,田中順子,酒井康年
■お裁縫をはじめましょう 2針目
はじめてでもできる かんたん ランチョンマット&コースター・・・小峰さなえ
表紙のことば
「みんな手(で)富士山」 認知症病棟患者様一同
当院では2011年に第1回目の「OT作品展」が開催され、それから毎年11月恒例の秋のイベントプログラムになっており、患者様が作品を発表する場として定着しています。今回の作品は世界文化遺産にも登録された「富士山」をモチーフに選び、認知症病棟に入院されている患者様約57名で制作しました。「富士山」は日本一高い山として日本人になじみがあるため認知症の方でも認識しやすく、また、“手形を押す”という単純作業のみで制作できるため、さまざまなレベルの方に参加していただけました。定期的に集まっては手形を押し続け、155×216㎝の大きな富士山の絵を約2ヵ月間かけて完成させました。
皆様の手形を合わせてひとつの“富士山”をつくり上げたということで、作品タイトルは「みんな手(で)富士山」にしました。(担当OT:森 友哉、山崎衣里子)
当院では2011年に第1回目の「OT作品展」が開催され、それから毎年11月恒例の秋のイベントプログラムになっており、患者様が作品を発表する場として定着しています。今回の作品は世界文化遺産にも登録された「富士山」をモチーフに選び、認知症病棟に入院されている患者様約57名で制作しました。「富士山」は日本一高い山として日本人になじみがあるため認知症の方でも認識しやすく、また、“手形を押す”という単純作業のみで制作できるため、さまざまなレベルの方に参加していただけました。定期的に集まっては手形を押し続け、155×216㎝の大きな富士山の絵を約2ヵ月間かけて完成させました。
皆様の手形を合わせてひとつの“富士山”をつくり上げたということで、作品タイトルは「みんな手(で)富士山」にしました。(担当OT:森 友哉、山崎衣里子)