【月刊】作業療法ジャーナル 50巻 9号
目次
■特集
患者の主体性を支える作業療法
総論:作業療法士が患者の主体性を支える意義・・・田中順子
患者の主体性を支えた実践例①
これまでの実践を振り返って考える患者の主体性・・・中村春基
患者の主体性を支えた実践例②
リハの体験で私が得たもの・・・近藤章夫
患者の主体性を支えた実践例③
社会的行動障害のある患者に対しての訪問リハの経験・・・齋藤正洋
患者の主体性を支えた実践例④
対象者の主体性を引き出し,その人らしい生活を支える作業療法の実践・・・香山明美
事例検討会:患者の主体性を引き出す・・・〔事例提供者〕三浦梨恵, 合歡垣紗耶香, 齋藤正洋, 田中順子, 近藤章夫, 〔司会〕中村春基
■講座
薬物治療のアップデート 第2回
脳卒中の薬物治療アップデート・・・黒崎みのり, 和田直樹
■連載
続・歴史と遊ぶ 第5回
温泉地と医療・・・江藤文夫
手のリハビリテーション 第8回
CM関節を中心に母指をみる ! ・・・やさき きよし, 田口真哉
■研究
片側上下肢車いす駆動時の座圧分布の変化についての予備的研究・・・泉 良太, 村山拓也, 外川 佑
■症例報告
パラレルな場における血液がん患者に対する作業療法の有効性・・・池知良昭, 山名翔之典, 三好美智代, 野田有里奈, 松本雅光
■提言
自宅会員・中堅会員の「参加」を・・・上田任克
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第20回・・・駒井由起子
■50巻記念企画
作業療法教育を巡るこの10年・・・池田 望
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第2回
誤嚥性肺炎を繰り返す方への在宅支援・・・〔事例提供者〕鈴木拓海, 〔司会〕川越雅弘
■海外事情
モンゴル国のリハと作業療法・・・松尾みき
■ふぉーらむ
社会参加の機会を増やす若手療法士たち・・・石山満夫
■第11回作業療法ジャーナル研究助成・・・石井まなみ
■50巻記念対談
“地域で生活をみること”のこれまでとこれから・・・田村 茂 × 澤 俊二
患者の主体性を支える作業療法
総論:作業療法士が患者の主体性を支える意義・・・田中順子
患者の主体性を支えた実践例①
これまでの実践を振り返って考える患者の主体性・・・中村春基
患者の主体性を支えた実践例②
リハの体験で私が得たもの・・・近藤章夫
患者の主体性を支えた実践例③
社会的行動障害のある患者に対しての訪問リハの経験・・・齋藤正洋
患者の主体性を支えた実践例④
対象者の主体性を引き出し,その人らしい生活を支える作業療法の実践・・・香山明美
事例検討会:患者の主体性を引き出す・・・〔事例提供者〕三浦梨恵, 合歡垣紗耶香, 齋藤正洋, 田中順子, 近藤章夫, 〔司会〕中村春基
■講座
薬物治療のアップデート 第2回
脳卒中の薬物治療アップデート・・・黒崎みのり, 和田直樹
■連載
続・歴史と遊ぶ 第5回
温泉地と医療・・・江藤文夫
手のリハビリテーション 第8回
CM関節を中心に母指をみる ! ・・・やさき きよし, 田口真哉
■研究
片側上下肢車いす駆動時の座圧分布の変化についての予備的研究・・・泉 良太, 村山拓也, 外川 佑
■症例報告
パラレルな場における血液がん患者に対する作業療法の有効性・・・池知良昭, 山名翔之典, 三好美智代, 野田有里奈, 松本雅光
■提言
自宅会員・中堅会員の「参加」を・・・上田任克
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第20回・・・駒井由起子
■50巻記念企画
作業療法教育を巡るこの10年・・・池田 望
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第2回
誤嚥性肺炎を繰り返す方への在宅支援・・・〔事例提供者〕鈴木拓海, 〔司会〕川越雅弘
■海外事情
モンゴル国のリハと作業療法・・・松尾みき
■ふぉーらむ
社会参加の機会を増やす若手療法士たち・・・石山満夫
■第11回作業療法ジャーナル研究助成・・・石井まなみ
■50巻記念対談
“地域で生活をみること”のこれまでとこれから・・・田村 茂 × 澤 俊二
表紙のことば
井上博子「鶴・世界平和」
22 歳でスモン病を発症.4つの病院で15 年間入院生活を送られました.スモン病の後遺症による下肢麻痺,視力障害のために車いす生活となり,さらに全身の痛みに終日耐えられています.
現在,痛みを忘れるほど熱中しているのが折り紙です.2 年前に開始した訪問リハビリテーションで,巧緻動作訓練の一環として楽しみながらできる折り紙を導入しました.視力障害のためほとんど見えませんが,セラピストの見本を元に指でなぞり,指の感覚で理解し折り方をマスターされました.キャラクターや花などの作品に取り組まれ,完成したらデイケアの友だちにプレゼントして喜ばれているそうです.
今回の鶴はご本人の得意な作品の1つです.平和の象徴とされる鶴が1つの輪になることで世界が平和になるといいな,との思いが込められています.(担当OT:米村真砂美)
22 歳でスモン病を発症.4つの病院で15 年間入院生活を送られました.スモン病の後遺症による下肢麻痺,視力障害のために車いす生活となり,さらに全身の痛みに終日耐えられています.
現在,痛みを忘れるほど熱中しているのが折り紙です.2 年前に開始した訪問リハビリテーションで,巧緻動作訓練の一環として楽しみながらできる折り紙を導入しました.視力障害のためほとんど見えませんが,セラピストの見本を元に指でなぞり,指の感覚で理解し折り方をマスターされました.キャラクターや花などの作品に取り組まれ,完成したらデイケアの友だちにプレゼントして喜ばれているそうです.
今回の鶴はご本人の得意な作品の1つです.平和の象徴とされる鶴が1つの輪になることで世界が平和になるといいな,との思いが込められています.(担当OT:米村真砂美)