【月刊】作業療法ジャーナル 50巻 10号
目次
■特集
生活行為向上に向けた通所リハビリテーション
2025年地域包括ケアシステムに貢献すべきリハサービスとは・・・土井勝幸
生活行為向上リハビリテーションの概要とOTに期待されていること・・・紅野 勉
通所リハビリテーションにおける生活行為申し送り表の活用について・・・三浦 晃, 二木理恵
生活行為向上に向けた作業療法の展開①
事業所におけるマネジメントの体系化と実践事例・・・下村美穂
生活行為向上に向けた作業療法の展開②
ご縁を大切にする作業療法・・・都甲幹太
リハビリテーション会議を通しての連携・・・宮内順子
■講座
薬物治療のアップデート 第3回
神経疾患の薬物治療アップデート・・・藤田行雄
■連載
続・歴史と遊ぶ 最終回
リハビリテーションと医学・医療・・・江藤文夫
手のリハビリテーション 第9回
CM関節の治療訓練の背景を探る ! ・・・やさき きよし, 田口真哉
■研究
鏡視下腱板修復術後患者における術前の運動イメージと不安感がCRPSの発症を予測する・・・平賀勇貴, 久野真矢, 平川善之, 問田純一
中等度から重度上肢麻痺を呈した亜急性期脳卒中患者に対する複合的な上肢集中練習の試み―探索的・後方視的ケースシリーズ・・・竹内健太, 竹林 崇, 山本勝仁, 原田朋美, 笹沼里味, 島田真一
■提言
関節拘縮の対応について思うこと・・・福田卓民
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第21回・・・谷川正浩
■50巻記念企画
作業療法研究・理論的枠組みのこの10年・・・友利幸之介
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第3回
経口摂取の継続に意欲的な,グループホームに入居中のALSの方への支援・・・ 〔事例提供者〕澁谷寛陽, 〔司会〕川越雅弘
■第8回作業療法ジャーナル研究助成・研究結果報告・・・小林 郁
生活行為向上に向けた通所リハビリテーション
2025年地域包括ケアシステムに貢献すべきリハサービスとは・・・土井勝幸
生活行為向上リハビリテーションの概要とOTに期待されていること・・・紅野 勉
通所リハビリテーションにおける生活行為申し送り表の活用について・・・三浦 晃, 二木理恵
生活行為向上に向けた作業療法の展開①
事業所におけるマネジメントの体系化と実践事例・・・下村美穂
生活行為向上に向けた作業療法の展開②
ご縁を大切にする作業療法・・・都甲幹太
リハビリテーション会議を通しての連携・・・宮内順子
■講座
薬物治療のアップデート 第3回
神経疾患の薬物治療アップデート・・・藤田行雄
■連載
続・歴史と遊ぶ 最終回
リハビリテーションと医学・医療・・・江藤文夫
手のリハビリテーション 第9回
CM関節の治療訓練の背景を探る ! ・・・やさき きよし, 田口真哉
■研究
鏡視下腱板修復術後患者における術前の運動イメージと不安感がCRPSの発症を予測する・・・平賀勇貴, 久野真矢, 平川善之, 問田純一
中等度から重度上肢麻痺を呈した亜急性期脳卒中患者に対する複合的な上肢集中練習の試み―探索的・後方視的ケースシリーズ・・・竹内健太, 竹林 崇, 山本勝仁, 原田朋美, 笹沼里味, 島田真一
■提言
関節拘縮の対応について思うこと・・・福田卓民
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第21回・・・谷川正浩
■50巻記念企画
作業療法研究・理論的枠組みのこの10年・・・友利幸之介
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第3回
経口摂取の継続に意欲的な,グループホームに入居中のALSの方への支援・・・ 〔事例提供者〕澁谷寛陽, 〔司会〕川越雅弘
■第8回作業療法ジャーナル研究助成・研究結果報告・・・小林 郁
表紙のことば
中村武「ふるさと千歳の鮭」
みどりの里に入所されている,脳性麻痺(アテトーゼと痙直の混合型)と知的障害を合併する重症心身障害の50代の方の作品です.ご本人から「長期的な作品をつくりたい」,「人に見せて頑張りを知らせたい」と話があり,取り組みを始めました.作品は模造紙1枚を壁に貼り,そこに筆で色塗りを何度も行いました.上肢は粗大な動きが主で,塗る場所の微調整は難しいため,OT がマスキングをして塗り分けました.同じ病棟の友人の湊健一郎さんにも手伝ってもらいながら描き進め,ご本人方の力強い筆使いが生きた作品に仕上がりました.
制作期間中は,毎日次の作業療法時間を楽しみにされ,経過をご家族やスタッフに報告しながら過ごすことができました.表紙に決まってからも大喜びで自慢しています.「みんなに,みてもらいたいです」とのことです.
(担当OT:佐藤匠)
みどりの里に入所されている,脳性麻痺(アテトーゼと痙直の混合型)と知的障害を合併する重症心身障害の50代の方の作品です.ご本人から「長期的な作品をつくりたい」,「人に見せて頑張りを知らせたい」と話があり,取り組みを始めました.作品は模造紙1枚を壁に貼り,そこに筆で色塗りを何度も行いました.上肢は粗大な動きが主で,塗る場所の微調整は難しいため,OT がマスキングをして塗り分けました.同じ病棟の友人の湊健一郎さんにも手伝ってもらいながら描き進め,ご本人方の力強い筆使いが生きた作品に仕上がりました.
制作期間中は,毎日次の作業療法時間を楽しみにされ,経過をご家族やスタッフに報告しながら過ごすことができました.表紙に決まってからも大喜びで自慢しています.「みんなに,みてもらいたいです」とのことです.
(担当OT:佐藤匠)