<理学療法MOOK> 21 がんの理学療法
電子版あり
定価:4,620円(本体4,200円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-601-2
内容紹介
本邦初、理学療法士が知っておくべきがんの知識がこの一冊でわかる !
1981年以降、がんはわが国における死亡原因の1位を占めており、現在では、男性の2人に1人、女性の2.5人に1人ががんに罹患すると推計されている。一方、近年の診断技術や治療方法の進歩によりがん患者の生存率は向上し、長期生存者も大幅に増える中、患者のADL・QOLをいかに高めていくかについては非常に重要な問題であるといえる。本書では理学療法士が理解しておくべきがん患者の病態理解、診断・治療・管理方法、リスク管理、理学療法評価法、理学療法治療法など、基本的な知識や技術をわかりやすく解説。
さらにがんのリハビリテーションについての最新トピックスを紹介し、国内にとどまらず米国における現状についても提示した。
がん患者に対して理学療法を行う際、がんの種類や部位、進行度を考慮し、原疾患の進行にともなう機能障害の増悪、二次障害を予測しながら適切に対応することが必要とされる。
本書を是非手の届くところに置き、何度でも見返し活用してほしい。
目次
第1章 がんの理学療法の概要
1.がんの理学療法の概要・・・井上順一朗
第2章 病態と治療各論
1.脳腫瘍の病態と治療・・・西原賢在, 他
2.頭頸部がんの病態と治療・・・古川竜也, 他
3.乳がんの病態と治療・・・高尾信太郎
4.肺がんの病態と治療・・・菱田智之
5.消化器がんの病態と治療・・・佐藤 弘
6.肝胆膵がんの病態と治療・・・合川公康,他
7.運動器がん(骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍)の病態と治療・・・髙木辰哉
8.造血器悪性腫瘍の病態と治療…乾由美子, 他
9-1.小児がんの病態と治療―血液腫瘍・・・工藤寿子
9-2.小児がんの病態と治療―骨軟部腫瘍・・・秋末敏宏
10.緩和医療の実際・・・木澤義之
11.がん患者在宅医療の実際・・・石川朗宏
第3章 理学療法各論
1.化学療法・放射線療法施行患者に対する理学療法・・・中野治郎, 他
2.周術期の理学療法―総論・・・及川真人
3.造血幹細胞移植施行患者に対する理学療法・・・井上順一朗
4.脳腫瘍患者に対する理学療法―片麻痺,高次脳機能障害,摂食・嚥下障害・・・島 雅晴
5.頭頸部がん患者に対する理学療法・・・石井貴弥
6.乳がん・婦人科がんの手術・リンパ浮腫患者に対する理学療法・・・山本優一
7.肺がん手術患者に対する理学療法・・・荻野匡俊, 他
8.消化器がん手術患者に対する理学療法・・・牧浦大祐
9.骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍・脊髄腫瘍患者に対する理学療法・・・鈴木昌幸
10.小児・AYA世代がん患者に対する理学療法・・・岡山太郎
11.緩和ケアにおける理学療法・・・立松典篤
12.在宅がん患者に対する理学療法・・・柏美由紀
13.がん患者に対する物理療法―電気刺激療法を中心に・・・庄本康治
第4章 がんの理学療法関連のトピックス
1.高齢がん患者のフレイル・サルコぺニア・・・小野 玲
2.がん患者の心のケア・・・酒見惇子
3.がんサバイバーシップとフィジカルフィットネス・・・奥松功基,他
4.がん患者が利用できる社会資源・社会復帰・・・坂本はと恵
特別寄稿 がんのリハビリテーション最前線
・米国におけるがんのリハビリテーションの現状・・・Jack B Fu, 他(訳:井上順一朗)
1.がんの理学療法の概要・・・井上順一朗
第2章 病態と治療各論
1.脳腫瘍の病態と治療・・・西原賢在, 他
2.頭頸部がんの病態と治療・・・古川竜也, 他
3.乳がんの病態と治療・・・高尾信太郎
4.肺がんの病態と治療・・・菱田智之
5.消化器がんの病態と治療・・・佐藤 弘
6.肝胆膵がんの病態と治療・・・合川公康,他
7.運動器がん(骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍)の病態と治療・・・髙木辰哉
8.造血器悪性腫瘍の病態と治療…乾由美子, 他
9-1.小児がんの病態と治療―血液腫瘍・・・工藤寿子
9-2.小児がんの病態と治療―骨軟部腫瘍・・・秋末敏宏
10.緩和医療の実際・・・木澤義之
11.がん患者在宅医療の実際・・・石川朗宏
第3章 理学療法各論
1.化学療法・放射線療法施行患者に対する理学療法・・・中野治郎, 他
2.周術期の理学療法―総論・・・及川真人
3.造血幹細胞移植施行患者に対する理学療法・・・井上順一朗
4.脳腫瘍患者に対する理学療法―片麻痺,高次脳機能障害,摂食・嚥下障害・・・島 雅晴
5.頭頸部がん患者に対する理学療法・・・石井貴弥
6.乳がん・婦人科がんの手術・リンパ浮腫患者に対する理学療法・・・山本優一
7.肺がん手術患者に対する理学療法・・・荻野匡俊, 他
8.消化器がん手術患者に対する理学療法・・・牧浦大祐
9.骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍・脊髄腫瘍患者に対する理学療法・・・鈴木昌幸
10.小児・AYA世代がん患者に対する理学療法・・・岡山太郎
11.緩和ケアにおける理学療法・・・立松典篤
12.在宅がん患者に対する理学療法・・・柏美由紀
13.がん患者に対する物理療法―電気刺激療法を中心に・・・庄本康治
第4章 がんの理学療法関連のトピックス
1.高齢がん患者のフレイル・サルコぺニア・・・小野 玲
2.がん患者の心のケア・・・酒見惇子
3.がんサバイバーシップとフィジカルフィットネス・・・奥松功基,他
4.がん患者が利用できる社会資源・社会復帰・・・坂本はと恵
特別寄稿 がんのリハビリテーション最前線
・米国におけるがんのリハビリテーションの現状・・・Jack B Fu, 他(訳:井上順一朗)
【シリーズ編集】
福井 勉 (文京学院大学大学院 保健医療科学研究科)
神津 玲 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 医療科学専攻)
大畑光司 (京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻)
甲田宗嗣 (広島都市学園大学 健康科学部 リハビリテーション学科)
【責任編集】
井上順一朗(神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション部)
神津 玲 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 医療科学専攻)