【月刊】作業療法ジャーナル 51巻 12号
目次
■特集
アルコール依存症と作業療法
アルコール依存症の作業療法・・・長雄眞一郎
入院中のアルコール依存症者に対し,作業療法士は何ができるのか ? ・・・小砂哲太郎, 水野 健, 野村千佳, 中道 恵, 三澤 剛, 長雄眞一郎
入院治療における作業療法・・・塚原宏恵, 遠江少妃子
地域でアルコール依存症者を支える―当院精神科訪問看護ができる個別支援とは・・・服部律子, 岡田 敏
自助グループ①断酒会 断酒会の活動―その歴史的および社会的活動・・・大槻 元
自助グループ②Alcoholics Anonymous(AA) AA(Alcoholics Anonymous~アルコホーリクス・アノニマス)―無名のアルコホーリクたち・・・小山 茂
自助グループ③アラノン(Al-Anon) アラノンの活動
インタビュー スポーツと依存症・・・ 徳堂泰作, 世羅勇人, 〔聞き手〕古賀 誠
■講座 リーダー論―組織をつくるOTたち 第3回
リーダーになるための素敵な経験の積み方―病院での組織づくり・・・齋藤嘉子
■連載 ユーモアと笑い 第3回
ユーモアの働き2・・・柏木哲夫
■連載 作業療法を深める ⑬老い
老化のメカニズムと老いの哲学・・・田沼靖一
■研究
麻痺手に修正CI療法を実施した回復期脳卒中患者の上肢機能の短期および中期経過・・・竹林 崇, 平田篤志, 伊藤理恵, 島崎俊二, 益本千富
■プラクティカルノート
運転支援におけるビデオゲーム型ドライビングシミュレーターの紹介・・・久保田直文, 加藤貴志, 山崎理絵, 井野邉純一
■提言
作業療法について考える・・・松原麻子
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第35回・・・村上重紀
■News Flashニュース速報
作業療法でシーティングを行う時代―診療報酬疾患別リハビリテーション料のシーティング解説・・・木之瀬 隆
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第15回
若年性脊髄損傷者の復職に向けた在宅リハの事例・・・〔事例提供者〕長谷川寛一, 〔司会〕川越雅弘
■昭和の暮らし 第11回
穴が開いても修理して使う―鋳掛・・・市橋芳則
アルコール依存症と作業療法
アルコール依存症の作業療法・・・長雄眞一郎
入院中のアルコール依存症者に対し,作業療法士は何ができるのか ? ・・・小砂哲太郎, 水野 健, 野村千佳, 中道 恵, 三澤 剛, 長雄眞一郎
入院治療における作業療法・・・塚原宏恵, 遠江少妃子
地域でアルコール依存症者を支える―当院精神科訪問看護ができる個別支援とは・・・服部律子, 岡田 敏
自助グループ①断酒会 断酒会の活動―その歴史的および社会的活動・・・大槻 元
自助グループ②Alcoholics Anonymous(AA) AA(Alcoholics Anonymous~アルコホーリクス・アノニマス)―無名のアルコホーリクたち・・・小山 茂
自助グループ③アラノン(Al-Anon) アラノンの活動
インタビュー スポーツと依存症・・・ 徳堂泰作, 世羅勇人, 〔聞き手〕古賀 誠
■講座 リーダー論―組織をつくるOTたち 第3回
リーダーになるための素敵な経験の積み方―病院での組織づくり・・・齋藤嘉子
■連載 ユーモアと笑い 第3回
ユーモアの働き2・・・柏木哲夫
■連載 作業療法を深める ⑬老い
老化のメカニズムと老いの哲学・・・田沼靖一
■研究
麻痺手に修正CI療法を実施した回復期脳卒中患者の上肢機能の短期および中期経過・・・竹林 崇, 平田篤志, 伊藤理恵, 島崎俊二, 益本千富
■プラクティカルノート
運転支援におけるビデオゲーム型ドライビングシミュレーターの紹介・・・久保田直文, 加藤貴志, 山崎理絵, 井野邉純一
■提言
作業療法について考える・・・松原麻子
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第35回・・・村上重紀
■News Flashニュース速報
作業療法でシーティングを行う時代―診療報酬疾患別リハビリテーション料のシーティング解説・・・木之瀬 隆
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第15回
若年性脊髄損傷者の復職に向けた在宅リハの事例・・・〔事例提供者〕長谷川寛一, 〔司会〕川越雅弘
■昭和の暮らし 第11回
穴が開いても修理して使う―鋳掛・・・市橋芳則
表紙のことば
野上政義「食べてみたいのどぐろ」
最初の入院のときは、球脊髄性筋萎縮症という病気のため筋力低下と手指の震えもあり、細かな動作が行いにくい状態でした。作業療法の中で適切な力で手を使う練習を行い、動きが改善。何かをやってみようという気持ちになったとき、偶然周囲で片手のみで版画を制作している方がおり、版画に初挑戦しています。自宅にあった彫刻刀を研ぎ、ベニヤ板を購入、水彩絵の具にのりを混ぜ刷りました。できた作品で賞が取れ、活動意欲がさらに増し、大きな作品もつくるようになりました。
今回は作業療法室にあるカレンダーの写真に創作意欲が刺激され、「食べてみたいのどぐろ」が完成しました。現在は通所リハに通い、半年に1度の入院治療をしながら創作活動を続けています。体の状態に合わせ、最近では水彩画、切り絵にも挑戦しています。
最初の入院のときは、球脊髄性筋萎縮症という病気のため筋力低下と手指の震えもあり、細かな動作が行いにくい状態でした。作業療法の中で適切な力で手を使う練習を行い、動きが改善。何かをやってみようという気持ちになったとき、偶然周囲で片手のみで版画を制作している方がおり、版画に初挑戦しています。自宅にあった彫刻刀を研ぎ、ベニヤ板を購入、水彩絵の具にのりを混ぜ刷りました。できた作品で賞が取れ、活動意欲がさらに増し、大きな作品もつくるようになりました。
今回は作業療法室にあるカレンダーの写真に創作意欲が刺激され、「食べてみたいのどぐろ」が完成しました。現在は通所リハに通い、半年に1度の入院治療をしながら創作活動を続けています。体の状態に合わせ、最近では水彩画、切り絵にも挑戦しています。