コグトレ シリーズ第3弾
学習面のコグトレ初級編、ついに登場 !!

今、教育現場から熱い注目を集めている「コグトレ」。

シリーズ第2弾『コグトレ　みる・きく・想像するための認知機能強化トレーニング』(2015年弊社刊)は、基礎学力の土台づくりを意図しており、大変なご好評をいただいております。その一方で、ご家庭や教育現場から、より年少のお子さん向けに、難易度の低いコグトレを求める声が徐々に高まってまいりました。本書は、そうした声にお応えするかたちで生まれました。

「やさしい」とはいうものの、内容は第2弾『コグトレ』にまったく引けをとりません。厳選された400を超える課題が学ぶ力を伸ばします。ワークシートをすすめるうちに、認知機能が鍛えられ、計算好き、書き取り好きなお子さんに成長されることでしょう。
もちろん、年少のお子さんだけではなく、第2弾『コグトレ』が難しいと感じられる方や、認知症、知的障害の方でも取り組んでいただけます。

付録のCDには400題以上の初級編トレーニングを収載しており、印刷して何度でも使えます。パソコンとプリンターをお持ちでない場合は、マルチコピー機があるお近くのコンビニで印刷できます。（CD非対応のマルチコピー機もありますので事前に店舗にご確認をお願いします。）

楽しんでお使いください。

コグトレとは
認知機能に含まれる5つの要素(記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断)に対応する「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」力を伸ばすための、紙と鉛筆を使ってできるトレーニングです。

数感覚を養う
数を効率よく数えたり、繰り上がり・繰り下がり計算の理解にも役立ちます。
⇒「数える」　「まとめる」のサンプル【PDF】

注意力や集中力、抑制力を養う
注意深く正確に数えることで集中力をつけ、ある条件下ではブレーキをかけることで、刺激に対する抑制の力をつけ、うっかりミスを減らします。
⇒「数える」　「記号さがし」のサンプル【PDF】

短期記憶の力を養う
学習や社会生活をするうえで必要となる、数秒の間覚えておく力(短期記憶)を養います。テストなどで解答を書き写す際に間違いをしなくなります。
⇒「数える」　「あいう算」のサンプル【PDF】

見本を正確に写すなど、視覚認知の基礎力を養う
文字よりも基礎的な形を認識できる力を身につけることで、文字を書く力につなげます。
⇒「写す」　「点つなぎ」のサンプル【PDF】
　
曲線からなる文字や図形を認知する力を養う
ひらがなは、ほとんどが曲線からなっているので、曲線をうまく引けないとひらがなもうまく書けません。曲線からなる文字や図形を認知し、うまく書ける力を養います。
⇒「写す」　「曲線つなぎ」のサンプル【PDF】
　
頭の中でイメージをくるくると回転させる力を養う
線や×の位置関係を考えながら写すことで、論理性を養います。また、地図を読みながら目的地に向かう際に必要な、心的回転の力(頭の中でイメージを回転させる力)を養います。
⇒「写す」　「ゆれる点つなぎ」のサンプル【PDF】
　
ある特定の形を見つける力を養う
黒板の内容を書き写せない子どもは、図形や文字などの形の輪郭を認識する力が弱いことがあります。その基礎となる形の恒常性の力(大きさ、色、向きなどが変化しても同じものは同じと認知する力)を養います。
⇒「見つける」　「形さがし」のサンプル【PDF】
　
形の輪郭を見わける力、形の恒常性の力を養う
図形問題が得意になったり、形をしっかり読み取れるようになります。
⇒「見つける」　「この影はどれ?」のサンプル【PDF】
　
じっくりと注意深く対象物を見る、観察する力を養う
複数の絵の中から違いを探すことで、視覚情報の中から複数の対象の共通点や相違点を見つける力を養います。
⇒「見つける」　「同じ絵はどれ?」のサンプル【PDF】

見えないものを想像する力を養う
ある視覚情報から他の情報を想像するトレーニングを通して、見えないものを想像する力を養います。
⇒「想像する」　「スタンプ」のサンプル【PDF】

はじめに

本書の構成と使い方

各トレーニングのやり方
　数える
　　まとめる
　　記号さがし
　　あいう算
　写す
　　点つなぎ
　　曲線つなぎ
　　ゆれる点つなぎ
　見つける
　　形さがし
　　この影はどれ?
　　同じ絵はどれ?
　想像する
　　スタンプ
　
答え