老年期の作業療法【改訂第3版】
電子版あり
定価:3,850円(本体3,500円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-638-8
内容紹介
老年期の作業療法に必要な知識のすべてを網羅し80頁超増しの全面改訂
10年ぶりの待望の全面改訂となった本書では、日本社会や作業療法におけるここ10年間の変化を踏まえて、そしてこれからを見据えて、「高齢者の人権」を老年期作業療法の基盤としてとらえつつ、その実践の基本的枠組みを提示する。高齢者が、主体性と尊厳を保ち、社会参加し、その人らしい生活を営むことを支援する作業療法を実践するために必要な視点・知識を、豊富な事例とともに解説する。
【改訂第3版】の主な新規追加項目
高齢者の人権/作業療法理論と老年期作業療法の関連/予防期の作業療法/関連制度の最近の動向/生涯発達や老年期への適応に関する代表的理論/認知症と廃用症候群の基本的理解/対象者の評価結果から作業療法計画を立案するプロセス/対象者の役割を引き出す介入/生活のなかのリスク管理/連携の基本的理解など
目次
第1章 老年期作業療法の枠組み
1・1 老年期作業療法の目的
1・2 老年期作業療法における作業
1・2・1 国際生活機能分類と作業
1・2・2 日本作業療法士協会による分類
1・2・3 その人らしい生活と作業
1・3 老年期作業療法における介入
1・3・1 作業療法介入の方向性
1・3・2 作業療法介入の特徴
1・4 作業療法理論/モデルとの関連
1・4・1 老年期作業療法と人間作業モデル
1・4・2 老年期作業療法とカナダ作業遂行モデル
1・4・3 トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ
第2章 老年期作業療法の対象
2・1 対象者との出会いと終了
2・1・1 作業療法の対象者
2・1・2 作業療法の開始
2・1・3 作業療法の終了
2・2 高齢者の状態像と作業療法の特徴
2・2・1 高齢者の状態像の特徴
2・2・2 状態像別にみる作業療法の特徴
1.予防期における老年期作業療法
2.急性期,回復期における老年期作業療法
3.生活期における高齢者の状態像の特徴
4.終末期における老年期作業療法の特徴
第3章 老年期作業療法の制度的位置づけと実施形態
3・1 日本社会の高齢化
3・2 高齢者保健福祉施策と作業療法
3・2・1 老人保健法と作業療法の実践
3・2・2 認知症高齢者への取り組みのはじまり
3・2・3 在宅サービス推進の流れ
3・2・4 介護保険制度の導入
3・2・5 介護保険制度のしくみ
3・2・6 地域包括ケアシステムと介護予防・生活支援
3・2・7 認知症の人の地域生活を支える施策
3・2・8 活動と参加に焦点を当てたリハビリテーション
3・3 老年期作業療法の実践形態とその特徴
3・3・1 入院・入所施設における作業療法
3・3・2 通所施設における作業療法
3・3・3 在宅訪問における作業療法
第4章 老年期とはどのような時期か
4・1 老化に起因する不自由
4・1・1 ADLにおける不自由
1.移動における不自由
2.食事における不自由
3.排泄における不自由
4.入浴における不自由
5.整容における不自由
6.更衣における不自由
4・1・2 IADLにおける不自由
1.調理における不自由
2.洗濯と物干しにおける不自由
3.掃除とゴミ出しにおける不自由
4.家電製品の操作や管理における不自由
5.住居と庭の管理における不自由
6.買い物・外出における不自由
7.金銭管理における不自由
8.安全管理における不自由
9.電話連絡における不自由
4・2 老化と加齢変化
4・2・1 老化の定義
4・2・2 老化の機序
4・2・3 生理的老化と病的老化
4・3 身体機能の加齢変化
4・3・1 感覚機能
1.視機能
2.聴機能
3.味覚
4.嗅覚
5.皮膚感覚
4・3・2 自律神経機能
1.循環機能
2.呼吸機能
3.消化機能
4.排尿機能
5.体温調節機能
6.内分泌機能
7.免疫機能
4・3・3 運動機能
1.骨・関節
2.骨格筋
3.筋力
4.運動
4・4 精神機能の加齢変化
4・4・1 知的機能―流動性知能と結晶性知能
4・4・2 記憶
4・5 人格の加齢変化
4・5・1 人格の生涯発達理論
1.精神分析的理論による高齢期
2.生涯発達理論による高齢期
4・5・2 人格と加齢
4・6 老年期への適応
4・7 老年期の暮らし
4・7・1 4つの喪失
4・7・2 就業
4・7・3 余暇活動
4・8 実践現場で多い疾患・症候群―認知症と廃用症候群
4・8・1 認知症
1.定義・診断基準
2.疫学と推計値
3.原因疾患
4.症状
5.4大認知症の特徴
1)アルツハイマー病/2)血管性認知症/3)レビー小体型認知症/4)前頭側頭型認知症
4・8・2 廃用症候群
第5章 評価
5・1 評価の考え方
5・2 評価計画
5・3 評価内容
5・3・1 情報を収集する
5・3・2 面接
5・3・3 観察
1.観察から得られる情報
2.観察の限界と可能性
3.認知症のある人の観察
5・3・4 検査・調査
1.ADL(Activities of Daily Living, 日常生活活動)
1)FIM/2)バーセル指数
2.IADL(Instrumental ADL, 手段的ADL)
1)老研式活動能力指標/2)Lawton手段的ADL尺度
3.QOL(Quality of Life, 生活の質)
1)PGCモラールスケール/2)SF-36
4.身体機能
1)機能的上肢到達検査/2)ボルグのバランス指標/3)Timed“up and go”test
5.認知機能
1)HDS-R/2)MMSE/3)MOCA-J/4)CDR/5)FAST/6)柄澤式老人知能の臨床的判定基準
6.精神・心理機能
1)意欲の指標/2)うつ性自己評価尺度
7.介護負担
1)Zarit介護負担尺度日本語版
8.認知症の介護予防
1)ファイブ・コグ/2)DASC-21
9.介護保険
1)障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準/2)認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
10.その他
5・4 評価の実際と作業療法計画―事例を通して
5・5 まとめ
第6章 介入
6・1 作業の準備状態をつくる
6・1・1 活動と休息のリズム
6・1・2 離床とシーティング
1.離床の効果
2.シーティングとは
6・1・3 朝の集いと体操
6・1・4 作業遂行に必要な機能を強化する
6・2 ADL・IADLの遂行を支援する
6・2・1 ADLの遂行支援
6・2・2 IADLの遂行支援
6・2・3 福祉用具の活用
1.一般的な市販品の活用
2.福祉用具
3.福祉用具の活用支援
6・2・4 居住環境の整備
1.自宅の環境整備
2.入所施設の環境調整
6・3 役割を引き出す
6・3・1 高齢者と役割
6・3・2 個別対応場面の利用
6・3・3 役割を伴う作業(しごと)の提供
6・3・4 支えあい集団の中での役割
6・3・5 作業療法士自身の用い方
6・4 余暇活動の遂行を支援する
6・4・1 活動種目の決定
6・4・2 遂行支援の実際
1.趣味活動
2.知的活動
3.年中行事
4.外出・旅行
6・4・3 認知症のある人の余暇活動
1.趣味活動
2.外出
6・5 近接援助技術を活用する
6・5・1 回想を用いた作業療法
6・5・2 音楽活動を用いた作業療法
6・5・3 園芸を用いた作業療法
6・5・4 芸術活動を用いた作業療法
6・5・5 アニマルセラピーを用いた作業療法
1.動物介在活動
2.動物介在療法
6・5・6 作業療法も基盤としている2つの理論―パーソンセンタード・ケアとバリデーションセラピー
1.パーソンセンタード・ケア
2.バリデーションセラピー
6・5・7 その他の療法
1.アロマセラピー
2.タクティールケア
3.化粧療法
4.ドールセラピー
第7章 リスク管理
7・1 リスク管理の基本
7・2 身体運動のリスク管理
7・3 よくみられる症状・病態
7・3・1 脱水
7・3・2 低栄養
7・3・3 転倒・骨折
7・3・4 褥瘡
7・4 救急時の対応
7・5 生活のなかのリスク管理
7・5・1 緊急時・災害時の対応
7・5・2 詐欺,押し売り
7・5・3 安全な暮らしのために
片づけ・整理/浴室周辺/福祉用具/服薬
7・6 認知症のある人のリスク管理
1.中核症状によるリスク
記憶障害/見当識障害/失語
2.行動・心理症状(BPSD)によるリスク
徘徊/異食/収集癖
3.認知症の種類によるリスク
アルツハイマー病/レビー小体型認知症/血管性認知症/前頭側頭型認知症
第8章 介護家族とのかかわり
8・1 家族と高齢者介護
8・1・1 今日の家族介護が抱える問題
8・1・2 家族介護とはどういうものか
8・1・3 介護の社会化と家族の役割
8・2 作業療法と介護家族
8・2・1 連携相手としての家族
1.高齢者が在宅の場合
2.高齢者が入院・入所中の場合
8・2・2 援助対象としての介護家族
1.障害と能力についての理解の促進
2.介護技術の指導
3.心理的サポート
第9章 連携
9・1 連携とは
9・1・1 連携, 協働, チーム
9・1・2 連携のプロセス
9・1・3 円滑な連携構築のために
9・2 作業療法士と連携
9・2・1 多職種チームの中での連携
1.他職種との連携の進め方
2.多職種チームモデル
9・2・2 異なる場所で働く作業療法士間の連携
9・2・3 インフォーマルサポートの担い手との連携
9・3 地域づくりと連携
9・3・1 地域を知る 地域とつながる
9・3・2 地域に働きかける
9・3・3 当事者活動を支援する
9・3・4 連携についての心構え
第10章 高齢者の人権と権利擁護
10・1 高齢者の人権
10・1・1 身体拘束の禁止
10・1・2 日常的ケアにおける人権の侵害
10・1・3 高齢者虐待防止法
10・2 権利擁護
10・2・1 成年後見制度
10・2・2 日常生活自立支援事業
10・2・3 自己決定権の支援と作業療法
第11章 ひとの老いと作業療法
11・1 伝承文化にみる老い
11・2 社会問題としての老い
11・3 老いの人称
11・4 老いの多様性
11・5 ひとの老いと作業療法
改訂第3版 あとがき
索 引
1・1 老年期作業療法の目的
1・2 老年期作業療法における作業
1・2・1 国際生活機能分類と作業
1・2・2 日本作業療法士協会による分類
1・2・3 その人らしい生活と作業
1・3 老年期作業療法における介入
1・3・1 作業療法介入の方向性
1・3・2 作業療法介入の特徴
1・4 作業療法理論/モデルとの関連
1・4・1 老年期作業療法と人間作業モデル
1・4・2 老年期作業療法とカナダ作業遂行モデル
1・4・3 トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ
第2章 老年期作業療法の対象
2・1 対象者との出会いと終了
2・1・1 作業療法の対象者
2・1・2 作業療法の開始
2・1・3 作業療法の終了
2・2 高齢者の状態像と作業療法の特徴
2・2・1 高齢者の状態像の特徴
2・2・2 状態像別にみる作業療法の特徴
1.予防期における老年期作業療法
2.急性期,回復期における老年期作業療法
3.生活期における高齢者の状態像の特徴
4.終末期における老年期作業療法の特徴
第3章 老年期作業療法の制度的位置づけと実施形態
3・1 日本社会の高齢化
3・2 高齢者保健福祉施策と作業療法
3・2・1 老人保健法と作業療法の実践
3・2・2 認知症高齢者への取り組みのはじまり
3・2・3 在宅サービス推進の流れ
3・2・4 介護保険制度の導入
3・2・5 介護保険制度のしくみ
3・2・6 地域包括ケアシステムと介護予防・生活支援
3・2・7 認知症の人の地域生活を支える施策
3・2・8 活動と参加に焦点を当てたリハビリテーション
3・3 老年期作業療法の実践形態とその特徴
3・3・1 入院・入所施設における作業療法
3・3・2 通所施設における作業療法
3・3・3 在宅訪問における作業療法
第4章 老年期とはどのような時期か
4・1 老化に起因する不自由
4・1・1 ADLにおける不自由
1.移動における不自由
2.食事における不自由
3.排泄における不自由
4.入浴における不自由
5.整容における不自由
6.更衣における不自由
4・1・2 IADLにおける不自由
1.調理における不自由
2.洗濯と物干しにおける不自由
3.掃除とゴミ出しにおける不自由
4.家電製品の操作や管理における不自由
5.住居と庭の管理における不自由
6.買い物・外出における不自由
7.金銭管理における不自由
8.安全管理における不自由
9.電話連絡における不自由
4・2 老化と加齢変化
4・2・1 老化の定義
4・2・2 老化の機序
4・2・3 生理的老化と病的老化
4・3 身体機能の加齢変化
4・3・1 感覚機能
1.視機能
2.聴機能
3.味覚
4.嗅覚
5.皮膚感覚
4・3・2 自律神経機能
1.循環機能
2.呼吸機能
3.消化機能
4.排尿機能
5.体温調節機能
6.内分泌機能
7.免疫機能
4・3・3 運動機能
1.骨・関節
2.骨格筋
3.筋力
4.運動
4・4 精神機能の加齢変化
4・4・1 知的機能―流動性知能と結晶性知能
4・4・2 記憶
4・5 人格の加齢変化
4・5・1 人格の生涯発達理論
1.精神分析的理論による高齢期
2.生涯発達理論による高齢期
4・5・2 人格と加齢
4・6 老年期への適応
4・7 老年期の暮らし
4・7・1 4つの喪失
4・7・2 就業
4・7・3 余暇活動
4・8 実践現場で多い疾患・症候群―認知症と廃用症候群
4・8・1 認知症
1.定義・診断基準
2.疫学と推計値
3.原因疾患
4.症状
5.4大認知症の特徴
1)アルツハイマー病/2)血管性認知症/3)レビー小体型認知症/4)前頭側頭型認知症
4・8・2 廃用症候群
第5章 評価
5・1 評価の考え方
5・2 評価計画
5・3 評価内容
5・3・1 情報を収集する
5・3・2 面接
5・3・3 観察
1.観察から得られる情報
2.観察の限界と可能性
3.認知症のある人の観察
5・3・4 検査・調査
1.ADL(Activities of Daily Living, 日常生活活動)
1)FIM/2)バーセル指数
2.IADL(Instrumental ADL, 手段的ADL)
1)老研式活動能力指標/2)Lawton手段的ADL尺度
3.QOL(Quality of Life, 生活の質)
1)PGCモラールスケール/2)SF-36
4.身体機能
1)機能的上肢到達検査/2)ボルグのバランス指標/3)Timed“up and go”test
5.認知機能
1)HDS-R/2)MMSE/3)MOCA-J/4)CDR/5)FAST/6)柄澤式老人知能の臨床的判定基準
6.精神・心理機能
1)意欲の指標/2)うつ性自己評価尺度
7.介護負担
1)Zarit介護負担尺度日本語版
8.認知症の介護予防
1)ファイブ・コグ/2)DASC-21
9.介護保険
1)障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準/2)認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
10.その他
5・4 評価の実際と作業療法計画―事例を通して
5・5 まとめ
第6章 介入
6・1 作業の準備状態をつくる
6・1・1 活動と休息のリズム
6・1・2 離床とシーティング
1.離床の効果
2.シーティングとは
6・1・3 朝の集いと体操
6・1・4 作業遂行に必要な機能を強化する
6・2 ADL・IADLの遂行を支援する
6・2・1 ADLの遂行支援
6・2・2 IADLの遂行支援
6・2・3 福祉用具の活用
1.一般的な市販品の活用
2.福祉用具
3.福祉用具の活用支援
6・2・4 居住環境の整備
1.自宅の環境整備
2.入所施設の環境調整
6・3 役割を引き出す
6・3・1 高齢者と役割
6・3・2 個別対応場面の利用
6・3・3 役割を伴う作業(しごと)の提供
6・3・4 支えあい集団の中での役割
6・3・5 作業療法士自身の用い方
6・4 余暇活動の遂行を支援する
6・4・1 活動種目の決定
6・4・2 遂行支援の実際
1.趣味活動
2.知的活動
3.年中行事
4.外出・旅行
6・4・3 認知症のある人の余暇活動
1.趣味活動
2.外出
6・5 近接援助技術を活用する
6・5・1 回想を用いた作業療法
6・5・2 音楽活動を用いた作業療法
6・5・3 園芸を用いた作業療法
6・5・4 芸術活動を用いた作業療法
6・5・5 アニマルセラピーを用いた作業療法
1.動物介在活動
2.動物介在療法
6・5・6 作業療法も基盤としている2つの理論―パーソンセンタード・ケアとバリデーションセラピー
1.パーソンセンタード・ケア
2.バリデーションセラピー
6・5・7 その他の療法
1.アロマセラピー
2.タクティールケア
3.化粧療法
4.ドールセラピー
第7章 リスク管理
7・1 リスク管理の基本
7・2 身体運動のリスク管理
7・3 よくみられる症状・病態
7・3・1 脱水
7・3・2 低栄養
7・3・3 転倒・骨折
7・3・4 褥瘡
7・4 救急時の対応
7・5 生活のなかのリスク管理
7・5・1 緊急時・災害時の対応
7・5・2 詐欺,押し売り
7・5・3 安全な暮らしのために
片づけ・整理/浴室周辺/福祉用具/服薬
7・6 認知症のある人のリスク管理
1.中核症状によるリスク
記憶障害/見当識障害/失語
2.行動・心理症状(BPSD)によるリスク
徘徊/異食/収集癖
3.認知症の種類によるリスク
アルツハイマー病/レビー小体型認知症/血管性認知症/前頭側頭型認知症
第8章 介護家族とのかかわり
8・1 家族と高齢者介護
8・1・1 今日の家族介護が抱える問題
8・1・2 家族介護とはどういうものか
8・1・3 介護の社会化と家族の役割
8・2 作業療法と介護家族
8・2・1 連携相手としての家族
1.高齢者が在宅の場合
2.高齢者が入院・入所中の場合
8・2・2 援助対象としての介護家族
1.障害と能力についての理解の促進
2.介護技術の指導
3.心理的サポート
第9章 連携
9・1 連携とは
9・1・1 連携, 協働, チーム
9・1・2 連携のプロセス
9・1・3 円滑な連携構築のために
9・2 作業療法士と連携
9・2・1 多職種チームの中での連携
1.他職種との連携の進め方
2.多職種チームモデル
9・2・2 異なる場所で働く作業療法士間の連携
9・2・3 インフォーマルサポートの担い手との連携
9・3 地域づくりと連携
9・3・1 地域を知る 地域とつながる
9・3・2 地域に働きかける
9・3・3 当事者活動を支援する
9・3・4 連携についての心構え
第10章 高齢者の人権と権利擁護
10・1 高齢者の人権
10・1・1 身体拘束の禁止
10・1・2 日常的ケアにおける人権の侵害
10・1・3 高齢者虐待防止法
10・2 権利擁護
10・2・1 成年後見制度
10・2・2 日常生活自立支援事業
10・2・3 自己決定権の支援と作業療法
第11章 ひとの老いと作業療法
11・1 伝承文化にみる老い
11・2 社会問題としての老い
11・3 老いの人称
11・4 老いの多様性
11・5 ひとの老いと作業療法
改訂第3版 あとがき
索 引
【編集】
鎌倉矩子(国際医療福祉大学大学院名誉教授)
山根 寛(「ひとと作業・生活」研究会)
二木淑子(京都大学大学院医学研究科)
【著】
浅海奈津美(JICA 海外シニアボランティア 作業療法士)
守口恭子(健康科学大学 名誉教授)