【月刊】作業療法ジャーナル 52巻 11号
目次
■特集
身体障害のある方の運転を再考する
作業療法士の自動車運転支援へのかかわり―初期から2000年代初頭までの歴史的考察を踏まえて・・・藤田佳男
支援の実際① パーキンソン病の自動車運転問題・・・前田哲也, 鈴木啓生, 山原可奈子, 寺山靖夫
支援の実際② 脊髄損傷者の自動車関連動作・・・對間泰雄, 玉垣幹子, 松本琢麿
支援の実際③ 身体障害者における運転支援の再検証―脊髄損傷者に対する考察から・・・高浜功丞, 安森太一, 石田理江子, 樫澤美佳
支援の実際④ 脳血管障害患者の運転補助装置について・・・生田純一, 那須識徳
支援の実際⑤ 肢体不自由と運転・・・村田知之
コラム : 自動運転の現状・・・田口康治, 上﨑浩子
■連載 睡眠を考える 第2回
夢とはなにか・・・福田一彦
■連載 食べる楽しみを支える 第4回
「その介助法で大丈夫 ? 」OTが知っておくべき一般的食事介助技術・・・佐藤彰紘
■連載 作業療法を深める 第23回
「地域への着陸」の時代としての人口減少社会・・・広井良典
■研究
施設入所高齢者の認知機能と活動との関連について・・・萬屋京典, 山根伸吾, 多田穣治, 大下琢也, 淵上智加, 花岡秀明
■研究
訪問リハビリテーションにおける公共交通機関の利用練習の実態―練習が困難な理由と練習実施の工夫点に関する質的研究・・・小川真寛, 亀井大作, 澤田辰徳, 田原行英, 田端重樹
■症例報告
急性期より対象者の本来の能力を引き出す―81日間の入院を経てSCUから退院したくも膜下出血の1症例・・・工藤裕美, 大堀具視, 中西 恵
■花信風
「ついで」の親切で築き上げるセーフティネット・・・小川さやか
■提言
目の前で起こっていることに誠実に・・・佐藤良枝
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第46回・・・田中勇次郎
■ふぉーらむ
認知症カフェレポート①埼玉
地域における作業療法士の活躍の場を創る・・・倉元貴志
■学会・研修会印象記
第55回日本リハビリテーション医学会学術集会・・・後藤沙樹
■ひとをおもう 第7回
期待を加工する・・・齋藤佑樹
■昭和の暮らし 第22回
赤ちゃんにまつわる思い出・・・市橋芳則
■特別インタビュー
政治を変えるツールとして・・・〔語り手〕堀越啓仁
身体障害のある方の運転を再考する
作業療法士の自動車運転支援へのかかわり―初期から2000年代初頭までの歴史的考察を踏まえて・・・藤田佳男
支援の実際① パーキンソン病の自動車運転問題・・・前田哲也, 鈴木啓生, 山原可奈子, 寺山靖夫
支援の実際② 脊髄損傷者の自動車関連動作・・・對間泰雄, 玉垣幹子, 松本琢麿
支援の実際③ 身体障害者における運転支援の再検証―脊髄損傷者に対する考察から・・・高浜功丞, 安森太一, 石田理江子, 樫澤美佳
支援の実際④ 脳血管障害患者の運転補助装置について・・・生田純一, 那須識徳
支援の実際⑤ 肢体不自由と運転・・・村田知之
コラム : 自動運転の現状・・・田口康治, 上﨑浩子
■連載 睡眠を考える 第2回
夢とはなにか・・・福田一彦
■連載 食べる楽しみを支える 第4回
「その介助法で大丈夫 ? 」OTが知っておくべき一般的食事介助技術・・・佐藤彰紘
■連載 作業療法を深める 第23回
「地域への着陸」の時代としての人口減少社会・・・広井良典
■研究
施設入所高齢者の認知機能と活動との関連について・・・萬屋京典, 山根伸吾, 多田穣治, 大下琢也, 淵上智加, 花岡秀明
■研究
訪問リハビリテーションにおける公共交通機関の利用練習の実態―練習が困難な理由と練習実施の工夫点に関する質的研究・・・小川真寛, 亀井大作, 澤田辰徳, 田原行英, 田端重樹
■症例報告
急性期より対象者の本来の能力を引き出す―81日間の入院を経てSCUから退院したくも膜下出血の1症例・・・工藤裕美, 大堀具視, 中西 恵
■花信風
「ついで」の親切で築き上げるセーフティネット・・・小川さやか
■提言
目の前で起こっていることに誠実に・・・佐藤良枝
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第46回・・・田中勇次郎
■ふぉーらむ
認知症カフェレポート①埼玉
地域における作業療法士の活躍の場を創る・・・倉元貴志
■学会・研修会印象記
第55回日本リハビリテーション医学会学術集会・・・後藤沙樹
■ひとをおもう 第7回
期待を加工する・・・齋藤佑樹
■昭和の暮らし 第22回
赤ちゃんにまつわる思い出・・・市橋芳則
■特別インタビュー
政治を変えるツールとして・・・〔語り手〕堀越啓仁
表紙のことば
医療法人西浦会京阪病院男性一般病棟創作グループ「アートクラブ」一同 「たき火」
男性の一般病棟にて週に1度、創作グループ「アートクラブ」の活動を行っています。さまざまな疾患の幅広い層の患者様が自身のできる作業を行い、協力して一つの作品をつくっています。
秋らしいものについて話し合い、「落ち葉」、「たき火」というテーマで作品をつくることになりました。
当初は風景画として制作しはじめましたが、メンバー内で「なんか寂しいな」と意見が出て、相談の結果、たき火の様子を見ている老年の夫婦や若者を作品の中に登場させました。結果、秋の哀愁ある風景が賑やかになり、メンバー内でも「人がいたほうがいいね」と満足げな感想がいくつもあがりました。完成した作品は病院の玄関に飾られ、来院する方々の目を楽しませていました。
男性の一般病棟にて週に1度、創作グループ「アートクラブ」の活動を行っています。さまざまな疾患の幅広い層の患者様が自身のできる作業を行い、協力して一つの作品をつくっています。
秋らしいものについて話し合い、「落ち葉」、「たき火」というテーマで作品をつくることになりました。
当初は風景画として制作しはじめましたが、メンバー内で「なんか寂しいな」と意見が出て、相談の結果、たき火の様子を見ている老年の夫婦や若者を作品の中に登場させました。結果、秋の哀愁ある風景が賑やかになり、メンバー内でも「人がいたほうがいいね」と満足げな感想がいくつもあがりました。完成した作品は病院の玄関に飾られ、来院する方々の目を楽しませていました。