研究的思考法 想いを伝える技術
電子版あり
定価:3,300円(本体3,000円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-651-7
内容紹介
思考を整理し アカデミックに書く ! 話す !
あらゆるコミュニケーションに役立つ 伝えるための思考法
目次
はじめに
第1章 研究的思考法
第1節 研究的思考法とは
研究を教育する立場から
研究的思考法
研究法ではなく研究的思考法
研究=数値データを得ることではない
数値データだけの発表はつまらない
第2節 大事なことを先に伝える
“大事なこと”とは何かを理解する
事実+解説で情報に意味をもたせる
大事なことを先に伝える
本書の構成
コラム 事実の情報そのものが面白い「特別な場合」
コラム 日本人は「大事なことを先に伝える」のが苦手 ?
第2章 意見伝達の型―パラグラフ・ライティングに学ぶ
第1節 パラグラフの概念
パラグラフ構成のルール
ルール1 : 1つのパラグラフでは1つのトピック(話題)だけについて論じる
ルール2 : パラグラフ内の配置によって,各文に明確な役割分担をもたせる
ルール3 : パラグラフの冒頭に, パラグラフにおける意見・主張を書く努力をする
第2節 パラグラフから文書へ
文書におけるパラグラフの役割
読んで実感 : パラグラフを作ることの重要性
長い文書の管理
コラム あえて文書にハイライトをつけるならば……
第3節 パラグラフ・リーディング
英文エッセイの構成が短時間で理解できる
センター試験の英文エッセイに挑戦
解説 : 英文エッセイ
コラム ざっと読む : スキミングとスキャニング
第3章 思考と表現の整理―パラグラフ・ライティングの実践
第1節 大事なことを絞り込む
身近な話題でエッセイを書く
時間的制約の中で書かれる典型的なエッセイ
意見・主張を1つに絞る
関連要素をたくさん書く≠意見・主張
大学生のエッセイ事例から
コラム 1つの発表や論文で言えることは1つ
第2節 大事なことを際立たせる
どっちつかずの意見・主張を避ける
テーマに対する視点を明確にする
根拠をわかりやすく明示する
想いが先走るのを避ける
コラム 想いを伝えることを忘れない
第3節 表現の整理
重要語句・専門用語の統一
文書の中で使用する用語を自分で決める
表現用語の使い分け
表現用語により大きく変わる印象
コラム 簡潔な表現
第4章 科学的根拠―研究法入門
第1節 因果関係の推定
科学的根拠と研究法
相関関係と因果関係
因果関係を推定する : 実験法の考え方
第2節 因果関係推定のための事前対策
順序効果
繰り返し測定での注意点
異なる対象者間の比較
何を統制するかで主張が決まる
コラム 大学院生時代の失敗
第3節 平均値の差の検定
検定の意義
統計的仮説検定
ばらつきに左右される平均値
平均値の差の検定における注意点
まとめ : 研究法への関心
コラム シングルケース研究
第5章 プレゼンテーション―パラグラフの概念を生かす
第1節 パラグラフの概念の活用方法
スライドをパラグラフの概念に沿って作る
プレゼンテーション全体の構成
構成の自由度が高い導入のスライド
メインボディはパラグラフの概念に忠実に
結論は意見・主張(再掲載)とメッセージで構成
コラム 意見・主張から派生するメッセージ : あえて制約に触れる意味
第2節 わかりにくさの改善
結局何が言いたいの ?
意見・主張が明示されていない
提示した情報に基づく意見・主張が自明とは限らない
口頭での説明を過信しすぎている
アニメーション機能の利用により瞬間提示になってしまった
意見・主張が情報に埋もれている
コラム 発表に対するコメントにも配慮を
第3節 スピーチで伝える
質疑への対応
話し言葉と書き言葉
話し言葉の長さ
“間”を挟む
実例 : スピーチのための台本作り
コラム 言いよどみのなさすぎるスピーチ
第6章 論文で伝える―データの発表
第1節 データ発表型論文のポイント
データ発表型論文と総説型論文
3つのポイント
ポイント1 : なぜ研究するのか
ポイント2 : 誰に読んでもらうのか
ポイント3 : 予想した結果が得られたか
大事な情報を言葉にしておく
コラム 書くために読む
第2節 タイトル・要約
タイトルと要約
タイトルの事例
要約のポイント
第3節 目的
目的と考察をセットで考える
遠すぎる総論を書かない
何がわかっていて, 何がわかっていないか
「先行研究がない」という主張は慎重に
引用文献が多すぎると感じる場合
引用が不足していると感じる場合
コラム 新規性, 独創性が高い論文ほど先行研究をよく調べている
コラム バイブル的な文献を作らない
第4節 方法・結果・考察
方法にも解説の意識が必要
研究対象・手続き・測定内容と分析
結果
考察 : 仮説が支持された場合
考察 : 仮説が支持されなかった場合
コラム 有意差に振り回されない
おわりに
索引
第1章 研究的思考法
第1節 研究的思考法とは
研究を教育する立場から
研究的思考法
研究法ではなく研究的思考法
研究=数値データを得ることではない
数値データだけの発表はつまらない
第2節 大事なことを先に伝える
“大事なこと”とは何かを理解する
事実+解説で情報に意味をもたせる
大事なことを先に伝える
本書の構成
コラム 事実の情報そのものが面白い「特別な場合」
コラム 日本人は「大事なことを先に伝える」のが苦手 ?
第2章 意見伝達の型―パラグラフ・ライティングに学ぶ
第1節 パラグラフの概念
パラグラフ構成のルール
ルール1 : 1つのパラグラフでは1つのトピック(話題)だけについて論じる
ルール2 : パラグラフ内の配置によって,各文に明確な役割分担をもたせる
ルール3 : パラグラフの冒頭に, パラグラフにおける意見・主張を書く努力をする
第2節 パラグラフから文書へ
文書におけるパラグラフの役割
読んで実感 : パラグラフを作ることの重要性
長い文書の管理
コラム あえて文書にハイライトをつけるならば……
第3節 パラグラフ・リーディング
英文エッセイの構成が短時間で理解できる
センター試験の英文エッセイに挑戦
解説 : 英文エッセイ
コラム ざっと読む : スキミングとスキャニング
第3章 思考と表現の整理―パラグラフ・ライティングの実践
第1節 大事なことを絞り込む
身近な話題でエッセイを書く
時間的制約の中で書かれる典型的なエッセイ
意見・主張を1つに絞る
関連要素をたくさん書く≠意見・主張
大学生のエッセイ事例から
コラム 1つの発表や論文で言えることは1つ
第2節 大事なことを際立たせる
どっちつかずの意見・主張を避ける
テーマに対する視点を明確にする
根拠をわかりやすく明示する
想いが先走るのを避ける
コラム 想いを伝えることを忘れない
第3節 表現の整理
重要語句・専門用語の統一
文書の中で使用する用語を自分で決める
表現用語の使い分け
表現用語により大きく変わる印象
コラム 簡潔な表現
第4章 科学的根拠―研究法入門
第1節 因果関係の推定
科学的根拠と研究法
相関関係と因果関係
因果関係を推定する : 実験法の考え方
第2節 因果関係推定のための事前対策
順序効果
繰り返し測定での注意点
異なる対象者間の比較
何を統制するかで主張が決まる
コラム 大学院生時代の失敗
第3節 平均値の差の検定
検定の意義
統計的仮説検定
ばらつきに左右される平均値
平均値の差の検定における注意点
まとめ : 研究法への関心
コラム シングルケース研究
第5章 プレゼンテーション―パラグラフの概念を生かす
第1節 パラグラフの概念の活用方法
スライドをパラグラフの概念に沿って作る
プレゼンテーション全体の構成
構成の自由度が高い導入のスライド
メインボディはパラグラフの概念に忠実に
結論は意見・主張(再掲載)とメッセージで構成
コラム 意見・主張から派生するメッセージ : あえて制約に触れる意味
第2節 わかりにくさの改善
結局何が言いたいの ?
意見・主張が明示されていない
提示した情報に基づく意見・主張が自明とは限らない
口頭での説明を過信しすぎている
アニメーション機能の利用により瞬間提示になってしまった
意見・主張が情報に埋もれている
コラム 発表に対するコメントにも配慮を
第3節 スピーチで伝える
質疑への対応
話し言葉と書き言葉
話し言葉の長さ
“間”を挟む
実例 : スピーチのための台本作り
コラム 言いよどみのなさすぎるスピーチ
第6章 論文で伝える―データの発表
第1節 データ発表型論文のポイント
データ発表型論文と総説型論文
3つのポイント
ポイント1 : なぜ研究するのか
ポイント2 : 誰に読んでもらうのか
ポイント3 : 予想した結果が得られたか
大事な情報を言葉にしておく
コラム 書くために読む
第2節 タイトル・要約
タイトルと要約
タイトルの事例
要約のポイント
第3節 目的
目的と考察をセットで考える
遠すぎる総論を書かない
何がわかっていて, 何がわかっていないか
「先行研究がない」という主張は慎重に
引用文献が多すぎると感じる場合
引用が不足していると感じる場合
コラム 新規性, 独創性が高い論文ほど先行研究をよく調べている
コラム バイブル的な文献を作らない
第4節 方法・結果・考察
方法にも解説の意識が必要
研究対象・手続き・測定内容と分析
結果
考察 : 仮説が支持された場合
考察 : 仮説が支持されなかった場合
コラム 有意差に振り回されない
おわりに
索引
【著】樋口貴広 (首都大学東京 人間健康科学研究科)