【月刊】作業療法ジャーナル 53巻 3号
目次
■特集
地域リハビリテーション活動支援事業と作業療法
地域リハビリテーション活動支援事業とは・・・安本勝博
実施主体の市町が期待する地域リハ専門職の役割・・・荻原和宏
広島市における地域リハビリテーション活動支援事業・・・今田直樹
川越市と鳩山町における地域リハビリテーション活動支援事業・・・渡部慶和, 岡持利亘, 中間浩一, 荒木友希
小規模市町・離島における地域リハビリテーション活動支援事業の実践・・・戸野雅子
■講座 作業療法士が知っておくべき認知行動療法 最終回
問題解決技法とコミュニケーションスキル・・・大野 裕
■講座 VISITを活用する 第3回
リハビリテーションマネジメントの効果的運用と普及への取り組み・・・岡野英樹, 竹重雄太
■連載 作業療法にいかすビジョントレーニング 第4回
ビジョントレーニングのプログラム③・・・北出勝也
■連載 手のリハビリテーション 特別編
からすスプリントをつくる・・・田口真哉, 神宮梨恵, 矢﨑 潔
■連載 作業療法を深める 第27回「アビリンピック」
アビリンピックAbilympics・・・山田貢治
■症例報告
手指・前腕多発骨折に合併した屈筋腱・伸筋腱同時損傷に対するハンドセラピィ・・・西村信哉, 塚本利昭, 上里涼子, 三浦和知, 津田英一
■実践報告
作業療法士による排泄ケアアドバイザー活動の実践・・・細川雄平, 津江尚幸, 山下惣平, 西村卓也, 三浦亜純, 武久洋三
■わたしの大切な作業 第11回
日常生活から生まれるピラミッド論考・・・河江肖剰
■提言
これからの時代と作業療法・・・織田靖史
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第51回・・・田中順子
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第23回
訪問看護を長期利用されているパーキンソン病患者への在宅支援の事例・・・〔事例提供者〕上田健太郎, 〔司会〕川越雅弘
■ひとをおもう 最終回
意味を俯瞰する・・・齋藤佑樹
■学会・研修会印象記
第33回大阪府作業療法学会・・・田中 歩
■昭和の暮らし 第27回
ソノシート・・・市橋芳則
■協会長鼎談
釈徹宗氏, 中西英一氏と語る 生きる意味をどう捉えるか(前編)・・・釈徹宗, 中西英一, 中村春基
地域リハビリテーション活動支援事業と作業療法
地域リハビリテーション活動支援事業とは・・・安本勝博
実施主体の市町が期待する地域リハ専門職の役割・・・荻原和宏
広島市における地域リハビリテーション活動支援事業・・・今田直樹
川越市と鳩山町における地域リハビリテーション活動支援事業・・・渡部慶和, 岡持利亘, 中間浩一, 荒木友希
小規模市町・離島における地域リハビリテーション活動支援事業の実践・・・戸野雅子
■講座 作業療法士が知っておくべき認知行動療法 最終回
問題解決技法とコミュニケーションスキル・・・大野 裕
■講座 VISITを活用する 第3回
リハビリテーションマネジメントの効果的運用と普及への取り組み・・・岡野英樹, 竹重雄太
■連載 作業療法にいかすビジョントレーニング 第4回
ビジョントレーニングのプログラム③・・・北出勝也
■連載 手のリハビリテーション 特別編
からすスプリントをつくる・・・田口真哉, 神宮梨恵, 矢﨑 潔
■連載 作業療法を深める 第27回「アビリンピック」
アビリンピックAbilympics・・・山田貢治
■症例報告
手指・前腕多発骨折に合併した屈筋腱・伸筋腱同時損傷に対するハンドセラピィ・・・西村信哉, 塚本利昭, 上里涼子, 三浦和知, 津田英一
■実践報告
作業療法士による排泄ケアアドバイザー活動の実践・・・細川雄平, 津江尚幸, 山下惣平, 西村卓也, 三浦亜純, 武久洋三
■わたしの大切な作業 第11回
日常生活から生まれるピラミッド論考・・・河江肖剰
■提言
これからの時代と作業療法・・・織田靖史
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第51回・・・田中順子
■多職種を交えたリハビリ事例検討会 第23回
訪問看護を長期利用されているパーキンソン病患者への在宅支援の事例・・・〔事例提供者〕上田健太郎, 〔司会〕川越雅弘
■ひとをおもう 最終回
意味を俯瞰する・・・齋藤佑樹
■学会・研修会印象記
第33回大阪府作業療法学会・・・田中 歩
■昭和の暮らし 第27回
ソノシート・・・市橋芳則
■協会長鼎談
釈徹宗氏, 中西英一氏と語る 生きる意味をどう捉えるか(前編)・・・釈徹宗, 中西英一, 中村春基
表紙のことば
藤原美和「会津の春・彼岸獅子」
春のお彼岸のころになると薄墨色だった空にも少し青さが戻り、陽光にも力強さを感じるようになります。雪で覆われていた地面が顔を出しはじめ、陽当たりのよい土手の斜面から摘んできたフキノトウの天麩羅が食卓を飾るのもこのころです。
やがて笛や太鼓の音色に合わせて踊る三体一組の獅子が街のあちこちで、その年の豊作と家内安全を祈って廻る姿を見るようになります。この彼岸獅子の姿を見ることで何とか
無事に冬を過ごせた喜びと、新緑が芽吹き、さまざまな花が一斉に咲き誇る春が近づいていることに胸を弾ませる会津で生きる人たちの気持ちを描いてみました。
二十数年前の事故によって頸椎損傷による四肢麻痺になってしまったため、口筆で描いているので中々思うような表現はできないのですが、これからも妻の協力を得ながら精進したいと考えています。
春のお彼岸のころになると薄墨色だった空にも少し青さが戻り、陽光にも力強さを感じるようになります。雪で覆われていた地面が顔を出しはじめ、陽当たりのよい土手の斜面から摘んできたフキノトウの天麩羅が食卓を飾るのもこのころです。
やがて笛や太鼓の音色に合わせて踊る三体一組の獅子が街のあちこちで、その年の豊作と家内安全を祈って廻る姿を見るようになります。この彼岸獅子の姿を見ることで何とか
無事に冬を過ごせた喜びと、新緑が芽吹き、さまざまな花が一斉に咲き誇る春が近づいていることに胸を弾ませる会津で生きる人たちの気持ちを描いてみました。
二十数年前の事故によって頸椎損傷による四肢麻痺になってしまったため、口筆で描いているので中々思うような表現はできないのですが、これからも妻の協力を得ながら精進したいと考えています。