【月刊】作業療法ジャーナル 54巻 2号
目次
■特集
脳性麻痺児者への作業療法―現在, 過去, そして, 未来を拓く
特集にあたって・・・黒澤淳二
脳性麻痺児の臨床病態生理―痙縮およびジストニアへの治療・・・鈴木恒彦
脳性麻痺児への作業療法―変わらないこと, 変わったこと・・・森田早紀子
成人期, 高齢期となられた脳性麻痺者への作業療法の実際・・・小林昭典
重度脳性麻痺児者のためのシーティングの歴史的変遷・・・岸本光夫
施設という「箱」から外へ出たい―作業療法士の皆さんは, この社会を変えていっていますか?!・・・岸田美智子
現在, 過去, そして, 未来を拓く・・・黒澤淳二
■講座 画像情報を作業療法に活かす 第3回
脳画像情報を作業療法に活かす2 最新のADL評価・・・東 泰弘, 松原麻子
■連載 作業療法を深める 第38回「慢性疼痛」
慢性痛診療における作業療法の未来・・・北原雅樹
■研究
手の掌面の接触の違いがワイピング動作中の上肢の運動に及ぼす影響・・・浅尾章彦, 橋本 楓, 能村友紀, 澁谷顕一
■研究
急性期脳血管障害者に対する作業基盤の実践プロセス―インタビューデータによる質的研究・・・池内克馬, 西田征治
■わたしの大切な作業 第22回
無心になるための作業・・・中野信子
■提言
ひとりの住民として・・・関本充史
■中村会長がゆく
平川病院〈造形教室〉訪問記・・・中村春基
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第62回・・・目良幸子
■ふぉーらむ
高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発―10年間のプロジェクトに参加して・・・西浦裕子
■視点
安芸福祉保健所自殺未遂者相談支援事業と「農福」連携による就労支援・・・公文一也
■連載 認知症と仏教 第2回
死の先を生きる・・・日髙 明
■昭和の暮らし 第38回
乳母車―縁起物のデザインで大きなサイズが特徴・・・市橋芳則
脳性麻痺児者への作業療法―現在, 過去, そして, 未来を拓く
特集にあたって・・・黒澤淳二
脳性麻痺児の臨床病態生理―痙縮およびジストニアへの治療・・・鈴木恒彦
脳性麻痺児への作業療法―変わらないこと, 変わったこと・・・森田早紀子
成人期, 高齢期となられた脳性麻痺者への作業療法の実際・・・小林昭典
重度脳性麻痺児者のためのシーティングの歴史的変遷・・・岸本光夫
施設という「箱」から外へ出たい―作業療法士の皆さんは, この社会を変えていっていますか?!・・・岸田美智子
現在, 過去, そして, 未来を拓く・・・黒澤淳二
■講座 画像情報を作業療法に活かす 第3回
脳画像情報を作業療法に活かす2 最新のADL評価・・・東 泰弘, 松原麻子
■連載 作業療法を深める 第38回「慢性疼痛」
慢性痛診療における作業療法の未来・・・北原雅樹
■研究
手の掌面の接触の違いがワイピング動作中の上肢の運動に及ぼす影響・・・浅尾章彦, 橋本 楓, 能村友紀, 澁谷顕一
■研究
急性期脳血管障害者に対する作業基盤の実践プロセス―インタビューデータによる質的研究・・・池内克馬, 西田征治
■わたしの大切な作業 第22回
無心になるための作業・・・中野信子
■提言
ひとりの住民として・・・関本充史
■中村会長がゆく
平川病院〈造形教室〉訪問記・・・中村春基
■あなたにとって作業療法とは何ですか ? 第62回・・・目良幸子
■ふぉーらむ
高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発―10年間のプロジェクトに参加して・・・西浦裕子
■視点
安芸福祉保健所自殺未遂者相談支援事業と「農福」連携による就労支援・・・公文一也
■連載 認知症と仏教 第2回
死の先を生きる・・・日髙 明
■昭和の暮らし 第38回
乳母車―縁起物のデザインで大きなサイズが特徴・・・市橋芳則
表紙のことば
鈴村 遼 「ゆきだるまとわたし」
この作品は布を発泡スチロールの土台にきめこんで描いています。制作時、私の暮らす札幌は真冬でした。冬は障害のある人にもない人にも長くつらい季節です。かくいう私も最近の激しい夏から短すぎる秋、一気に真冬……という流れが身体にも心にもこたえます。外は寒いですが、この作品を見てくださった方が少しでも温かく、ほっこりしていただけたら嬉しいです。
私はうつ状態で病院にかかり、発達障害 (ASD) と診断されました。最初は「障害」という言葉にショックを受けましたが、感覚過敏や得意不得意の差が激しい等、学ぶうち確かにこれは私のことだと思いました。
今は作業療法に通い、自分の得意である作品づくりを通して、自分の性質を受け入れうまく使って人生を楽しく生きる方法を模索中です。
この作品は布を発泡スチロールの土台にきめこんで描いています。制作時、私の暮らす札幌は真冬でした。冬は障害のある人にもない人にも長くつらい季節です。かくいう私も最近の激しい夏から短すぎる秋、一気に真冬……という流れが身体にも心にもこたえます。外は寒いですが、この作品を見てくださった方が少しでも温かく、ほっこりしていただけたら嬉しいです。
私はうつ状態で病院にかかり、発達障害 (ASD) と診断されました。最初は「障害」という言葉にショックを受けましたが、感覚過敏や得意不得意の差が激しい等、学ぶうち確かにこれは私のことだと思いました。
今は作業療法に通い、自分の得意である作品づくりを通して、自分の性質を受け入れうまく使って人生を楽しく生きる方法を模索中です。