【月刊】作業療法ジャーナル 54巻 11号
目次
■特集
ICFと作業療法
特集にあたって・・・村井千賀
ICFと作業療法における活用・・・村井千賀
活動と参加に貢献する作業療法について―生活行為向上マネジメント事例の分析から・・・田村 大, 三上直剛
ICFと作業療法―作業療法士養成教育の今後の展望・・・鈴木孝治
環境因子としての福祉用具をICFの考え方で捉える・・・宮永敬市
コラム:幸せな環境因子「介助犬」―対象者の可能性を引き出すために・・・吉田 文, 野口裕美
コラム:海外の補助犬事情と介助犬トレーナー養成に作業療法士はどうかかわれるか・・・窪田高志
コラム:介助犬訓練における作業療法のかかわり・・・徳備夏子
■講座 感覚の問題に注目しよう! 第3回
自閉スペクトラム症における感覚の問題の位置づけと医学的対応・・・熊崎博一
コラム:自分の思いを伝えることが苦手だった女児が, 主体的に感覚過敏に取り組んだ過程・・・野間沙花
■連載 作業療法を深める 第46回
「ともに」創造する難しさ・・・平井康之
■連載 老いを育む 第5回
うつ病と認知症・・・柏木哲夫
■症例報告
慢性期片麻痺上肢へのボツリヌス治療と促通反復療法併用で役立つ手まで改善した1例・・・吉村裕子, 林 千遥, 池田裕哉, 野上予人, 西田英司, 川平和美
■プラクティカルノート
ギラン・バレー症候群患者に対するゴムチューブを用いた簡易腕保持装具の考案・・・渡部喬之, 山本真莉子, 内堀謙吾, 長嶋 茜, 五味由香里, 酒井真菜
■わたしの大切な作業 第30回
夫婦でゴルフ・・・大野 裕
■提言
感染症予防と認知症予防・・・山口智晴
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第70回・・・川口淳一
■ふぉーらむ
AI(人工知能)と精神療法・・・大野 裕
■連載 認知症と仏教・・・第10回
縁がケアをする・・・日髙 明
■第12回 作業療法ジャーナル研究助成・研究結果報告・・・笹井祥充
■昭和の暮らし 第46回
集金袋・・・市橋芳則
■書評
Whole Person Care 実践編―医療AI時代に心を調え, 心を開き, 心を込める・・・〔評者〕三木恵美
ICFと作業療法
特集にあたって・・・村井千賀
ICFと作業療法における活用・・・村井千賀
活動と参加に貢献する作業療法について―生活行為向上マネジメント事例の分析から・・・田村 大, 三上直剛
ICFと作業療法―作業療法士養成教育の今後の展望・・・鈴木孝治
環境因子としての福祉用具をICFの考え方で捉える・・・宮永敬市
コラム:幸せな環境因子「介助犬」―対象者の可能性を引き出すために・・・吉田 文, 野口裕美
コラム:海外の補助犬事情と介助犬トレーナー養成に作業療法士はどうかかわれるか・・・窪田高志
コラム:介助犬訓練における作業療法のかかわり・・・徳備夏子
■講座 感覚の問題に注目しよう! 第3回
自閉スペクトラム症における感覚の問題の位置づけと医学的対応・・・熊崎博一
コラム:自分の思いを伝えることが苦手だった女児が, 主体的に感覚過敏に取り組んだ過程・・・野間沙花
■連載 作業療法を深める 第46回
「ともに」創造する難しさ・・・平井康之
■連載 老いを育む 第5回
うつ病と認知症・・・柏木哲夫
■症例報告
慢性期片麻痺上肢へのボツリヌス治療と促通反復療法併用で役立つ手まで改善した1例・・・吉村裕子, 林 千遥, 池田裕哉, 野上予人, 西田英司, 川平和美
■プラクティカルノート
ギラン・バレー症候群患者に対するゴムチューブを用いた簡易腕保持装具の考案・・・渡部喬之, 山本真莉子, 内堀謙吾, 長嶋 茜, 五味由香里, 酒井真菜
■わたしの大切な作業 第30回
夫婦でゴルフ・・・大野 裕
■提言
感染症予防と認知症予防・・・山口智晴
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第70回・・・川口淳一
■ふぉーらむ
AI(人工知能)と精神療法・・・大野 裕
■連載 認知症と仏教・・・第10回
縁がケアをする・・・日髙 明
■第12回 作業療法ジャーナル研究助成・研究結果報告・・・笹井祥充
■昭和の暮らし 第46回
集金袋・・・市橋芳則
■書評
Whole Person Care 実践編―医療AI時代に心を調え, 心を開き, 心を込める・・・〔評者〕三木恵美
表紙のことば
しげのたかゆき「ゆめ」
Q1:「ゆめ」という題名にした理由は?→「それがいいかなと思った」
Q2:描くときに気をつけていることは?→「きれいに仕上がるように注意して描きました」
Q3:表紙に選ばれて,どんな気持ちですか?→「うれしいです」
作者は長期入院をされている50代の男性です.社会とのかかわりをもつことが少ない環境ではありますが,今回の表紙作品の応募にはとても前向きで,掲載が決まったときには嬉しそうにうなずいておられました.絵を描くことは本人が毎日自然に行っていることです.病棟では色鉛筆等の画材で好きな自動車の絵を描いている姿をよく見かけます.色合いはその時々でさまざまです.言葉の少ない方なのですが,絵を描くという作業は日々の色々な思いを表現したり,好きなものの世界で過ごす楽しみにつながり,本人の助けとなっているように感じられます.(担当OT:角田紘子)
Q1:「ゆめ」という題名にした理由は?→「それがいいかなと思った」
Q2:描くときに気をつけていることは?→「きれいに仕上がるように注意して描きました」
Q3:表紙に選ばれて,どんな気持ちですか?→「うれしいです」
作者は長期入院をされている50代の男性です.社会とのかかわりをもつことが少ない環境ではありますが,今回の表紙作品の応募にはとても前向きで,掲載が決まったときには嬉しそうにうなずいておられました.絵を描くことは本人が毎日自然に行っていることです.病棟では色鉛筆等の画材で好きな自動車の絵を描いている姿をよく見かけます.色合いはその時々でさまざまです.言葉の少ない方なのですが,絵を描くという作業は日々の色々な思いを表現したり,好きなものの世界で過ごす楽しみにつながり,本人の助けとなっているように感じられます.(担当OT:角田紘子)