内容紹介
医療従事者あるいは臨床実習中の学生には欠かせない必携の一冊
今日の医療現場では、さまざまな断層画像が氾濫している。ところが、医療従事者の教育課程において肉眼レベルの人体断面標本が活用されることは、きわめて少ないといえるだろう。実際の臨床での知識の需要と、医療教育課程での知識の供給には大きな乖離が存在し続けてきた。さらに乖離は、臨床で実際に用いられる解剖学的名称と、通常の解剖書に記載されている名称の間にもあるのである。本書はそれらの乖離を埋め、断層画像の読影力を高め、人体三次元構造への理解を深めるためのツールとして、医療従事者あるいは臨床実習中の学生には欠かせない必携の一冊である。
目次
人体の方向と断面
1章.頭頚部の断面観察
2章.脳の断面観察
3章.頭頚部体幹の前額断面観察
4章.頭頚部と体幹の矢状断面観察
5章.体幹の横断面観察
6章.脊髄の横断切片の観察
7章.四肢の断面観察
1章.頭頚部の断面観察
2章.脳の断面観察
3章.頭頚部体幹の前額断面観察
4章.頭頚部と体幹の矢状断面観察
5章.体幹の横断面観察
6章.脊髄の横断切片の観察
7章.四肢の断面観察
【著】
後藤 昇(昭和大学医学部第二解剖学講座教授)
後藤 潤(昭和大学医学部第二解剖学講座講師)