【月刊】作業療法ジャーナル 56巻 12号
目次
■特集
認知症とともに生きる
特集にあたって・・・山口智晴
対談:認知症の人がその人らしく生きる・・・丹野智文×香山明美
認知症とともに生きる社会の実現に向けて・・・粟田主一
認知症の人の社会参加を促進する取り組み―地域支援実践を通して共生を考える・・・倉元貴志
認知症の人の生活支援と社会生活継続に向けた支援のポイント・・・村島久美子
「認知症とともに生きる」ために「活かす」作業療法士の視点・・・山口智晴
■連載 作業療法におけるテクノロジーの活用 第2回
作業療法においてロボットを活用するためには・・・竹林 崇
■連載 作業療法を深める 第71回
ピアサポートのDX化―バーチャル空間を活用して・・・北原秀治,細田満和子,葉山靖明
■連載 基礎から始める研究論文の書き方講座 第4回
IMRaDと効率的な執筆順・・・京極 真
■連載 海外事情~my story~ 後編
カナダで作業療法士として働くこと・・・津藏千穂
■症例報告 回復期リハビリテーション病棟において
生活行為向上マネジメントを活用した呼吸器疾患患者の1例・・・崎本史生,若田恭介,浦田康平,大庭潤平
■わたしの大切な作業 第55回
寝椅子で番茶・・・片桐はいり
■提言
ほんまにこれでいいのだろうか?・・・黒澤淳二
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第95回・・・山口 昇
■むつみ庵の日々 第11回
ちぐはぐをつなぐ「わたしたち」・・・日髙 明
■学会・研修会印象記
第24回日本褥瘡学会学術集会・・・鈴木孝治
日本職業リハビリテーション学会第49回宮城大会・・・野﨑智仁
第18回世界作業療法学会・・・小川真寛
■昭和の暮らし 第71回
番外編:昭和のレシピを再現・・・市橋芳則
■書評
『作業療法ジャーナル第56巻第8号 こんなときどうする? 運動器の作業療法ナビ』・・・〔評者〕田中一彦
認知症とともに生きる
特集にあたって・・・山口智晴
対談:認知症の人がその人らしく生きる・・・丹野智文×香山明美
認知症とともに生きる社会の実現に向けて・・・粟田主一
認知症の人の社会参加を促進する取り組み―地域支援実践を通して共生を考える・・・倉元貴志
認知症の人の生活支援と社会生活継続に向けた支援のポイント・・・村島久美子
「認知症とともに生きる」ために「活かす」作業療法士の視点・・・山口智晴
■連載 作業療法におけるテクノロジーの活用 第2回
作業療法においてロボットを活用するためには・・・竹林 崇
■連載 作業療法を深める 第71回
ピアサポートのDX化―バーチャル空間を活用して・・・北原秀治,細田満和子,葉山靖明
■連載 基礎から始める研究論文の書き方講座 第4回
IMRaDと効率的な執筆順・・・京極 真
■連載 海外事情~my story~ 後編
カナダで作業療法士として働くこと・・・津藏千穂
■症例報告 回復期リハビリテーション病棟において
生活行為向上マネジメントを活用した呼吸器疾患患者の1例・・・崎本史生,若田恭介,浦田康平,大庭潤平
■わたしの大切な作業 第55回
寝椅子で番茶・・・片桐はいり
■提言
ほんまにこれでいいのだろうか?・・・黒澤淳二
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第95回・・・山口 昇
■むつみ庵の日々 第11回
ちぐはぐをつなぐ「わたしたち」・・・日髙 明
■学会・研修会印象記
第24回日本褥瘡学会学術集会・・・鈴木孝治
日本職業リハビリテーション学会第49回宮城大会・・・野﨑智仁
第18回世界作業療法学会・・・小川真寛
■昭和の暮らし 第71回
番外編:昭和のレシピを再現・・・市橋芳則
■書評
『作業療法ジャーナル第56巻第8号 こんなときどうする? 運動器の作業療法ナビ』・・・〔評者〕田中一彦
表紙のことば
古谷美佐子「木道」
今回の「木道」を描いたのは,OT(作業療法)で油絵を描きたいと思ったからです.
私は双極性障害になって11 年になりますが,発症したとき,自分は治らないのではないかと絶望的になって毎日死にたいという気持ちで生活していました.それはまるで漆黒の闇(トンネルの中)にいました.たまたまママ友が二人双極性障害で,お互いに励まし合いながら,そしてすがる思いで病院を受診し服薬して社会資源を利用し,今に至っています.私が今こうして生活できるのも沢山の方々に支えられてきたおかげだと思います.
この絵は,まっ暗なトンネルの中にいた私にやっと光が見えてきたという思いを表現したものです.たった一人でも,この絵を見て,一瞬でも笑顔になれたらという思いも含め
て表現しました.まだ,これからも色んな戦いが待っていると思うけど,あきらめないでやっていこうと思います.
今回の「木道」を描いたのは,OT(作業療法)で油絵を描きたいと思ったからです.
私は双極性障害になって11 年になりますが,発症したとき,自分は治らないのではないかと絶望的になって毎日死にたいという気持ちで生活していました.それはまるで漆黒の闇(トンネルの中)にいました.たまたまママ友が二人双極性障害で,お互いに励まし合いながら,そしてすがる思いで病院を受診し服薬して社会資源を利用し,今に至っています.私が今こうして生活できるのも沢山の方々に支えられてきたおかげだと思います.
この絵は,まっ暗なトンネルの中にいた私にやっと光が見えてきたという思いを表現したものです.たった一人でも,この絵を見て,一瞬でも笑顔になれたらという思いも含め
て表現しました.まだ,これからも色んな戦いが待っていると思うけど,あきらめないでやっていこうと思います.