わかる・できる脳神経疾患の看護トータルガイドー脳画像によるアセスメントから疾患の理解、全身管理、リハビリテーションまで
電子版あり
定価:3,080円(本体2,800円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-773-6
内容紹介
患者の「いま」がわかり、次の看護ケアがわかる!病棟看護にも活かせる臨床Tipsが満載!
本書では脳神経疾患の集中治療や脳神経外科病棟における看護実践で役立つ脳画像のみかた、脳神経アセスメントから、疾患の病態と治療、せん妄、高次脳機能障害、失語症、栄養管理、嚥下障害、循環と呼吸管理、凝固・線溶、リハビリテーションの理解と対応まで、トータルにわかりやすくまとめています。
わかれば、こわくない!脳神経外科看護に自信をつけたい人にぜひ読んでほしい1冊。
目次
監修の言葉
序文 脳神経アセスメントの世界へようこそ
第1章 脳神経アセスメントに役立つ脳画像
1.1. なぜ脳神経アセスメントに脳画像が必要か
1.2. 意識障害の評価を確実にできるようになる
1. 意識障害を評価するツール
1.3 押さえておきたい脳画像の基礎知識
1. 脳画像を見る流れーどの脳画像を見たらよいか
2. この画像を見れば病態と病気がわかる─MRIとCT,MRA
3. 大脳の脳血管支配領域と脳画像
4. 脳疾患の症状と脳スライスレベルの見かた
第2章 身につける脳神経アセスメントのポイントと実践〜脳神経系〜
2.1. 脳の12神経とNIHSSの関係─神経学的所見をマスターしよう
1. 意識障害と脳の12神経による神経学的評価
2. NIHSSと脳の12神経による機能評価
3. 脳の12神経の評価を用いた看護の実際
コラム 脳の12神経に対する私の苦手意識
2.2. 運動機能編─運動機能を正しく評価しよう
1. 正しいMMT評価
コラム 看護的MMT?
2. バレー徴候試験
コラム MMTを学びアセスメントが変わる
3. ミンガッチーニ徴候試験
4. フーバー徴候試験
2.3. 言語機能と脳画像の評価―言語障害といっても病態はさまざま
1. コミュニケーションとしての言語機能
2. さまざまな言語障害
3. 言語障害と脳画像
4. 失語症への看護ケア
コラム 言語はコミュニケーション
2.4. 脳幹と瞳孔所見─異常の早期発見が生命の維持に結びつく
1. 対光反射と脳神経
2. 瞳孔対光反射の経路の障害
3. 看護における対応
コラム 「眼は心の窓」
2.5. 高次脳機能障害―目に見えない障害を理解しよう
1. 記憶障害
2. 遂行機能障害
3. 注意障害
4. 半側空間無視
5. 社会的行動障害
6. 看護でのポイント
コラム コミュニケーションの講演会で
2.6. 脳疾患と摂食嚥下の関係─摂食嚥下障害患者の理解とケアのポイント
1. 摂食嚥下のモデルと評価
2. 摂食嚥下障害の脳画像
3. 摂食嚥下障害患者のケアと看護師の役割
第3章 身につける脳神経アセスメントのポイントと実践~全身管理
3.1 脳神経と循環の関係―急性期の循環管理
1. 頭蓋内圧(ICP)の管理
2. 脳灌流圧(CPP)の管理
3. 急性期の血圧の管理
3.2 脳神経と呼吸の関係―急性期の呼吸管理
1. 呼吸のメカニズム
2. 急性期の呼吸管理
3.3.脳神経と痛み・せん妄・不穏
1. せん妄とは何か
2. ステップで学ぶ!不穏・痛み・せん妄の対応
3.4. 栄養管理―栄養なくして患者ケアはできない
1. 重症患者の栄養アセスメントのポイント
2. 栄養管理の実践
3. 栄養管理における看護師の役割
3.5. 血液凝固・線溶の理解―出血?梗塞?凝固・線溶のポイントを学ぶ
1. 血液の止血機能と線溶
2. 血液凝固・線溶の評価と看護ポイント
第4章 身につける脳神経疾患の知識と看護のポイント
4.1. 脳梗塞─急性期治療の現状と看護のポイント
1. 脳梗塞のさまざまな病態
2. 脳梗塞の治療
4.2. 脳出血
1. 脳出血の好発部位
2. 脳出血の治療
3. 脳出血のさまざまな症状
4. 看護のポイント
コラム わかったつもりの脳出血
4.3. クモ膜下出血─急性期治療の現状と看護のポイント
1. 病態
2. クモ膜下出血の治療
3. 看護のポイント
コラム ラスボス的な存在─クモ膜下出血
4.4. 頭部外傷(急性硬膜外血腫・急性硬膜下血腫・慢性硬膜下血腫)
1. 頭部外傷の特徴
2. 局所性脳損傷の特徴
3. 局所性脳損傷の治療
4. 看護のポイント
第5章 急性期から回復期までのリハビリテーションの実際
5.1. リハビリテーションが患者の予後を左右する
1. 脳卒中におけるリハビリテーションの目的
2. 臥床がもたらす弊害
3. リハビリテーションを開始する時期
4. 入院から退院後までーリハビリテーションの継続
5.2. 脳神経疾患患者の看護ケアとリハビリテーションのポイント
1. リハビリテーション治療の流れ
2. 看護ケアとリハビリテーションのポイント
5.3. リハビリテーションの実際
1. 急性期リハビリテーションの実際
2. 回復期リハビリテーションの実際
索引
序文 脳神経アセスメントの世界へようこそ
第1章 脳神経アセスメントに役立つ脳画像
1.1. なぜ脳神経アセスメントに脳画像が必要か
1.2. 意識障害の評価を確実にできるようになる
1. 意識障害を評価するツール
1.3 押さえておきたい脳画像の基礎知識
1. 脳画像を見る流れーどの脳画像を見たらよいか
2. この画像を見れば病態と病気がわかる─MRIとCT,MRA
3. 大脳の脳血管支配領域と脳画像
4. 脳疾患の症状と脳スライスレベルの見かた
第2章 身につける脳神経アセスメントのポイントと実践〜脳神経系〜
2.1. 脳の12神経とNIHSSの関係─神経学的所見をマスターしよう
1. 意識障害と脳の12神経による神経学的評価
2. NIHSSと脳の12神経による機能評価
3. 脳の12神経の評価を用いた看護の実際
コラム 脳の12神経に対する私の苦手意識
2.2. 運動機能編─運動機能を正しく評価しよう
1. 正しいMMT評価
コラム 看護的MMT?
2. バレー徴候試験
コラム MMTを学びアセスメントが変わる
3. ミンガッチーニ徴候試験
4. フーバー徴候試験
2.3. 言語機能と脳画像の評価―言語障害といっても病態はさまざま
1. コミュニケーションとしての言語機能
2. さまざまな言語障害
3. 言語障害と脳画像
4. 失語症への看護ケア
コラム 言語はコミュニケーション
2.4. 脳幹と瞳孔所見─異常の早期発見が生命の維持に結びつく
1. 対光反射と脳神経
2. 瞳孔対光反射の経路の障害
3. 看護における対応
コラム 「眼は心の窓」
2.5. 高次脳機能障害―目に見えない障害を理解しよう
1. 記憶障害
2. 遂行機能障害
3. 注意障害
4. 半側空間無視
5. 社会的行動障害
6. 看護でのポイント
コラム コミュニケーションの講演会で
2.6. 脳疾患と摂食嚥下の関係─摂食嚥下障害患者の理解とケアのポイント
1. 摂食嚥下のモデルと評価
2. 摂食嚥下障害の脳画像
3. 摂食嚥下障害患者のケアと看護師の役割
第3章 身につける脳神経アセスメントのポイントと実践~全身管理
3.1 脳神経と循環の関係―急性期の循環管理
1. 頭蓋内圧(ICP)の管理
2. 脳灌流圧(CPP)の管理
3. 急性期の血圧の管理
3.2 脳神経と呼吸の関係―急性期の呼吸管理
1. 呼吸のメカニズム
2. 急性期の呼吸管理
3.3.脳神経と痛み・せん妄・不穏
1. せん妄とは何か
2. ステップで学ぶ!不穏・痛み・せん妄の対応
3.4. 栄養管理―栄養なくして患者ケアはできない
1. 重症患者の栄養アセスメントのポイント
2. 栄養管理の実践
3. 栄養管理における看護師の役割
3.5. 血液凝固・線溶の理解―出血?梗塞?凝固・線溶のポイントを学ぶ
1. 血液の止血機能と線溶
2. 血液凝固・線溶の評価と看護ポイント
第4章 身につける脳神経疾患の知識と看護のポイント
4.1. 脳梗塞─急性期治療の現状と看護のポイント
1. 脳梗塞のさまざまな病態
2. 脳梗塞の治療
4.2. 脳出血
1. 脳出血の好発部位
2. 脳出血の治療
3. 脳出血のさまざまな症状
4. 看護のポイント
コラム わかったつもりの脳出血
4.3. クモ膜下出血─急性期治療の現状と看護のポイント
1. 病態
2. クモ膜下出血の治療
3. 看護のポイント
コラム ラスボス的な存在─クモ膜下出血
4.4. 頭部外傷(急性硬膜外血腫・急性硬膜下血腫・慢性硬膜下血腫)
1. 頭部外傷の特徴
2. 局所性脳損傷の特徴
3. 局所性脳損傷の治療
4. 看護のポイント
第5章 急性期から回復期までのリハビリテーションの実際
5.1. リハビリテーションが患者の予後を左右する
1. 脳卒中におけるリハビリテーションの目的
2. 臥床がもたらす弊害
3. リハビリテーションを開始する時期
4. 入院から退院後までーリハビリテーションの継続
5.2. 脳神経疾患患者の看護ケアとリハビリテーションのポイント
1. リハビリテーション治療の流れ
2. 看護ケアとリハビリテーションのポイント
5.3. リハビリテーションの実際
1. 急性期リハビリテーションの実際
2. 回復期リハビリテーションの実際
索引
【監修】卯野木 健(札幌市立大学 看護学部看護学科 成人看護学領域 教授)
【編著】鎌田佳伸(医療法人鴻仁会深瀬医院 集中ケア認定看護師)