医療福祉の現場で実践してみよう!インテリアリハビリテーション
電子版あり
定価:4,400円(本体4,000円+税)
商品コード: ISBN978-4-89590-779-8
内容紹介
心と体を元気にする環境づくりのノウハウが詰まった1冊
住環境デザインは、医療福祉施設の経営的な側面からも、医療・介護の質的側面からも、その重要性を誰もが認めるものとなりました。一方で、現場の職員や経営者にとって、「どのように環境を整えていくのか」は、大きな課題の一つとなっています。
そんな課題を解決するために、著者が提唱しているのは、「インテリアリハビリテーション」という考え方です。本書は、この「インテリアリハビリテーション」を体系的に解説する初の書籍です。
本書では、①うまくいっていない環境を再び適切にすること、②改善された環境の中でそこに集う人が心も体も元気になっていくこと、これらを実現するための環境づくりの考え方や具体的な実践方法、職員への指導方法等を、写真やイラストによる事例を交えながら紹介しています。
目次
はじめに
chapter 1 インテリアリハビリテーションの基本的な考え方
01 選ばれる施設は何が違うのか?
02 なぜ環境づくりが必要なのか?
03 環境づくりがうまくいかない理由
04 施設インテリアの再生、環境をリハビリテーションするという考え方
05 先人の英知に学ぶ環境づくり
06 環境づくりに消極的な職員に伝えたい、仕事のやりがいに通じるメリット
07 重要なのは、施設理念、行動、環境を一致させること
08 ぶれない軸、環境づくりコンセプトのつくり方
09 「認知、共感、信頼へ」一貫性のあるデザイン戦略
10 環境づくりコンセプトを再考してリニューアルした事例
11 さあ実践してみよう
chapter 2 インテリアリハビリテーションの実践 ~5つの方法~
2-1 寄り添う時間を生み出せる「整理収納」
環境づくり日記①
01 「片付けは苦手なんですが……」―5S活動の重要性―
02 「なぜ片付けないといけないの?」―整理の効果―
03 「壊れてないのに、捨てられません」―モノを減らすための整理の仕方―
04 「使いやすい収納の仕方がわかりません」―収納方法―
05 「これならできそう!」―事例と解説―
2-2 認識しやすく美しい「色彩活用術」
環境づくり日記②
01 「カラーのセンス、自信ないです」―色づかいの基礎―
02 「癒される色、元気になる色、知りたいです」―色彩心理―
03 「テーマカラーってどうやって決めたらいいですか?」―コンセプトと色―
04 「白内障の方はこんな風に見えているなんて!?」―高齢者の視覚特性―
05 「お年寄りには、やさしい色づかいがよいかと思っていました」―高齢者に配慮した色彩計画―
06 「これならできそう!」―事例と解説―
2-3 意欲や笑顔があふれだす「掲示、装飾の方法」
環境づくり日記③
01 「飾ることに、そんな効果があったなんて!?」―飾り方の現状と改善の効果―
02 「その展示の仕方、早速今度やってみます!」―実際の利用者作品飾りを考えてみよう―
03 「コツってありますか?」―飾り方のポイント―
04 「これならできそう!」―事例と解説―
2-4 座位の質は生活の質~椅子の役割と配置
環境づくり日記④
01 「痛みを我慢して座っているご利用者様もいるのかも…」―デザインとしての椅子、福祉用具としての椅子―
02 「曾祖父の家には、そういえば椅子はありませんでした」―日本における椅子の歴史―
03 「椅子を購入するときは、このリストでチェックします!」―良い椅子の選び方―
04 「買い替えなくても、座り心地は改善できますか?」―既存椅子への対応―
05 「テーブルにも配慮が必要でした」―椅子とテーブル―
06 「次の福祉機器展で、いろんな椅子を座り比べてきます」―椅子をより深く理解するために―
07 「サイドテーブルなら、すぐに導入できそうです」―施設におけるおススメ家具―
08 「家具のレイアウトの考え方、教えてください」―家具配置の方法―
09 「これならできそう!」―事例と解説―
2-5 真似ではなく日本文化に訳して活用「北欧高齢者施設に学ぶ」
環境づくり日記⑤
01 「視察や見学の心得ってありますか?」―参考にする要素を探り、実践すること―
02 「海外の施設の様子を見てみたいです」―北欧高齢者施設の印象的な風景―
chapter 3 楽しみながら環境づくりに取り組もう~インテリアリハビリテーションの実践と継続
01 実践と継続の仕組みをつくる
02 実践プロセス
03 継続プラン
chapter 4 インテリアリハビリテーションで創造しよう~環境づくりに取り組むあなたへ
01 インテリアリハビリテーションで創造しよう―7つの提言―
02 提言① プロとしての自覚をもとう
03 提言② 連携につなげよう
04 提言③ 歴史を学ぼう
05 提言④ 仕掛けをつくろう
06 提言⑤ ピンチをチャンスに変えよう
07 提言⑥ ケアの距離感を操ろう
08 提言⑦ 環境を大切にしよう
巻末資料
椅子選びチェックリスト
家具リスト
環境づくり実践企画書
環境づくり実践計画書
発表シート
chapter 1 インテリアリハビリテーションの基本的な考え方
01 選ばれる施設は何が違うのか?
02 なぜ環境づくりが必要なのか?
03 環境づくりがうまくいかない理由
04 施設インテリアの再生、環境をリハビリテーションするという考え方
05 先人の英知に学ぶ環境づくり
06 環境づくりに消極的な職員に伝えたい、仕事のやりがいに通じるメリット
07 重要なのは、施設理念、行動、環境を一致させること
08 ぶれない軸、環境づくりコンセプトのつくり方
09 「認知、共感、信頼へ」一貫性のあるデザイン戦略
10 環境づくりコンセプトを再考してリニューアルした事例
11 さあ実践してみよう
chapter 2 インテリアリハビリテーションの実践 ~5つの方法~
2-1 寄り添う時間を生み出せる「整理収納」
環境づくり日記①
01 「片付けは苦手なんですが……」―5S活動の重要性―
02 「なぜ片付けないといけないの?」―整理の効果―
03 「壊れてないのに、捨てられません」―モノを減らすための整理の仕方―
04 「使いやすい収納の仕方がわかりません」―収納方法―
05 「これならできそう!」―事例と解説―
2-2 認識しやすく美しい「色彩活用術」
環境づくり日記②
01 「カラーのセンス、自信ないです」―色づかいの基礎―
02 「癒される色、元気になる色、知りたいです」―色彩心理―
03 「テーマカラーってどうやって決めたらいいですか?」―コンセプトと色―
04 「白内障の方はこんな風に見えているなんて!?」―高齢者の視覚特性―
05 「お年寄りには、やさしい色づかいがよいかと思っていました」―高齢者に配慮した色彩計画―
06 「これならできそう!」―事例と解説―
2-3 意欲や笑顔があふれだす「掲示、装飾の方法」
環境づくり日記③
01 「飾ることに、そんな効果があったなんて!?」―飾り方の現状と改善の効果―
02 「その展示の仕方、早速今度やってみます!」―実際の利用者作品飾りを考えてみよう―
03 「コツってありますか?」―飾り方のポイント―
04 「これならできそう!」―事例と解説―
2-4 座位の質は生活の質~椅子の役割と配置
環境づくり日記④
01 「痛みを我慢して座っているご利用者様もいるのかも…」―デザインとしての椅子、福祉用具としての椅子―
02 「曾祖父の家には、そういえば椅子はありませんでした」―日本における椅子の歴史―
03 「椅子を購入するときは、このリストでチェックします!」―良い椅子の選び方―
04 「買い替えなくても、座り心地は改善できますか?」―既存椅子への対応―
05 「テーブルにも配慮が必要でした」―椅子とテーブル―
06 「次の福祉機器展で、いろんな椅子を座り比べてきます」―椅子をより深く理解するために―
07 「サイドテーブルなら、すぐに導入できそうです」―施設におけるおススメ家具―
08 「家具のレイアウトの考え方、教えてください」―家具配置の方法―
09 「これならできそう!」―事例と解説―
2-5 真似ではなく日本文化に訳して活用「北欧高齢者施設に学ぶ」
環境づくり日記⑤
01 「視察や見学の心得ってありますか?」―参考にする要素を探り、実践すること―
02 「海外の施設の様子を見てみたいです」―北欧高齢者施設の印象的な風景―
chapter 3 楽しみながら環境づくりに取り組もう~インテリアリハビリテーションの実践と継続
01 実践と継続の仕組みをつくる
02 実践プロセス
03 継続プラン
chapter 4 インテリアリハビリテーションで創造しよう~環境づくりに取り組むあなたへ
01 インテリアリハビリテーションで創造しよう―7つの提言―
02 提言① プロとしての自覚をもとう
03 提言② 連携につなげよう
04 提言③ 歴史を学ぼう
05 提言④ 仕掛けをつくろう
06 提言⑤ ピンチをチャンスに変えよう
07 提言⑥ ケアの距離感を操ろう
08 提言⑦ 環境を大切にしよう
巻末資料
椅子選びチェックリスト
家具リスト
環境づくり実践企画書
環境づくり実践計画書
発表シート
【著】池田由里子(株式会社リハブインテリアズ 代表取締役)