【月刊】作業療法ジャーナル 57巻 11号
目次
■特集
感染症と作業療法─新型コロナウイルス感染症を振り返る
特集にあたって・・・岡本佳江
感染症とは・・・藤谷順子
新型コロナウイルス感染症と回復期リハビリテーション病院の作業療法─クラスターを経験して学んだこと・・・栗田裕子
感染症による活動制限下でのこどもに対する作業療法・・・柳川智志
次は避けたい陽陽介護の実際―新型コロナウイルス感染症のクラスター発生の経験を通して・・・木村美穂
感染症と訪問リハビリテーション・・・宇田 薫,末吉珠代
コラム:新型コロナウイルス感染症が作業療法学生へ与えた影響と今後・・・川又寛徳
コラム:新型コロナウイルスと障害のある人の人権・・・小野 浩
■連載 作業療法を深める 第83 回
「価値なき者」の烙印を押されないために―市川沙央の『ハンチバック』・・・小川公代
■連載 鼎談 続々・地域リハビリテーションの源流 第2 回
縛って判断させない制度では人は育たない─制度外運動を起こそう・・・大田仁史,村上重紀,青山 智,〔司会〕澤 俊二
■研究
肩関節外旋位での座位リーチ動作は体幹を伸展させるか?・・・大坂隆介,金子翔拓
■研究
放課後児童クラブにおける作業療法士のコンサルテーション事業の有用性について・・・森川芳彦,有安芽衣,吉村 学
■症例報告
Terrible triad 損傷による陳旧性肘関節拘縮に対してフロッシング介入により改善を認めた1 症例・・・山本恵利香,佐々木秀一,小沼賢治,大竹悠哉,金田浩明,高平尚伸
■わたしの大切な作業 第66 回
書く作業・・・中村 航
■提言
医療/医学の進歩とともに─できることを最大限に・・・角田明子
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第106 回・・・伊藤祐子
■隔月連載 やさしい短歌のよみ方,つくり方 第4 回
短歌のテーマ(1)季節と自然 横山未来子
■OT ジャーナルの仕事論【働く場所編】
身近な地域に高次脳機能障害のある人が自発的に安心して通える居場所をつくりたい・・・繁野玖美
生まれ育った島に恩返ししたい・・・平城修吾
■第17 回作業療法ジャーナル研究助成・研究経過報告
研究の進捗状況と今後の予定・・・内田智子
■学会・研修会印象記
第60 回日本リハビリテーション医学会学術集会・・・天野 暁
■昭和の暮らし 第82回
昭和写真室:交通安全パレード・・・市橋芳則
■書評
『脳卒中・脳外傷者のためのお助けガイド』・・・〔評者〕東 憲太郎
感染症と作業療法─新型コロナウイルス感染症を振り返る
特集にあたって・・・岡本佳江
感染症とは・・・藤谷順子
新型コロナウイルス感染症と回復期リハビリテーション病院の作業療法─クラスターを経験して学んだこと・・・栗田裕子
感染症による活動制限下でのこどもに対する作業療法・・・柳川智志
次は避けたい陽陽介護の実際―新型コロナウイルス感染症のクラスター発生の経験を通して・・・木村美穂
感染症と訪問リハビリテーション・・・宇田 薫,末吉珠代
コラム:新型コロナウイルス感染症が作業療法学生へ与えた影響と今後・・・川又寛徳
コラム:新型コロナウイルスと障害のある人の人権・・・小野 浩
■連載 作業療法を深める 第83 回
「価値なき者」の烙印を押されないために―市川沙央の『ハンチバック』・・・小川公代
■連載 鼎談 続々・地域リハビリテーションの源流 第2 回
縛って判断させない制度では人は育たない─制度外運動を起こそう・・・大田仁史,村上重紀,青山 智,〔司会〕澤 俊二
■研究
肩関節外旋位での座位リーチ動作は体幹を伸展させるか?・・・大坂隆介,金子翔拓
■研究
放課後児童クラブにおける作業療法士のコンサルテーション事業の有用性について・・・森川芳彦,有安芽衣,吉村 学
■症例報告
Terrible triad 損傷による陳旧性肘関節拘縮に対してフロッシング介入により改善を認めた1 症例・・・山本恵利香,佐々木秀一,小沼賢治,大竹悠哉,金田浩明,高平尚伸
■わたしの大切な作業 第66 回
書く作業・・・中村 航
■提言
医療/医学の進歩とともに─できることを最大限に・・・角田明子
■あなたにとって作業療法とは何ですか? 第106 回・・・伊藤祐子
■隔月連載 やさしい短歌のよみ方,つくり方 第4 回
短歌のテーマ(1)季節と自然 横山未来子
■OT ジャーナルの仕事論【働く場所編】
身近な地域に高次脳機能障害のある人が自発的に安心して通える居場所をつくりたい・・・繁野玖美
生まれ育った島に恩返ししたい・・・平城修吾
■第17 回作業療法ジャーナル研究助成・研究経過報告
研究の進捗状況と今後の予定・・・内田智子
■学会・研修会印象記
第60 回日本リハビリテーション医学会学術集会・・・天野 暁
■昭和の暮らし 第82回
昭和写真室:交通安全パレード・・・市橋芳則
■書評
『脳卒中・脳外傷者のためのお助けガイド』・・・〔評者〕東 憲太郎
表紙のことば
田尻 実路「走る ぼく」
プラダー・ウィリー症候群の息子は,支援学校高等部1 年生,ぽっちゃり男子です.低緊張,手足が小さい,基礎代謝異常等の身体の特徴があります.生後6 カ月ごろから理学・作業療法に通いました.手のひらや足の裏に過敏があり,床に足をつけることができず,歩行訓練も苦戦しました.疲れやすく,途中機嫌が悪くなることもよくあり,苦手も多かったけれど,これまで支援してくださった先生方のおかげで楽しめることも随分増え,今では歌やダンス,スイミングが大好きです.作品は支援学校の運動会で走っている自分の姿だそうです.本人は言葉で気持ちを伝えることが苦手ですが,一生懸命走り,とても満足だったことがわかります.これからも,お友だちや先生方とたくさんの経験をして,作品の絵のように笑顔で豊かな人生を送ってくれることを願っています.(母)
プラダー・ウィリー症候群の息子は,支援学校高等部1 年生,ぽっちゃり男子です.低緊張,手足が小さい,基礎代謝異常等の身体の特徴があります.生後6 カ月ごろから理学・作業療法に通いました.手のひらや足の裏に過敏があり,床に足をつけることができず,歩行訓練も苦戦しました.疲れやすく,途中機嫌が悪くなることもよくあり,苦手も多かったけれど,これまで支援してくださった先生方のおかげで楽しめることも随分増え,今では歌やダンス,スイミングが大好きです.作品は支援学校の運動会で走っている自分の姿だそうです.本人は言葉で気持ちを伝えることが苦手ですが,一生懸命走り,とても満足だったことがわかります.これからも,お友だちや先生方とたくさんの経験をして,作品の絵のように笑顔で豊かな人生を送ってくれることを願っています.(母)