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第19回勇気ある経営大賞

<作業療法ルネッサンス ひとと生活障害> 2 移ることの障害とアプローチ

定価:3,080円(本体2,800円+税)

商品コード: ISBN978-4-89590-177-2

A5 / 196頁 / 2004年
【編集】
山根 寛(京都大学医学部保健学科)
中村茂美(アール医療福祉専門学校)
神作一実(専門学校東京医療学院)
荻原喜茂(国際医療福祉大学保健学部)
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内容紹介

ひとにとって「移る」ということは、日常生活・社会生活の自立と自由の基盤となるものであり、すなわち起居・移乗・移動する能力である。また「移る」ことの障害・異常は、日々の生活活動や社会活動の制限・制約を意味し、ひとの活動や社会への参加に向けての意欲に大きく影響する。そこで本書では、病や障害により「移る」ことにどのような支障が生じるのか、ひとが行きたい時に行きたいところに身を移す楽しみと自由を取り戻すことができるよう、どのような援助を行えばよいのか、職種や専門を問わずひとの生活を援助する方々の参考にしていただけるよう、作業療法の知識や技術を生かした起居・移乗・移動へのかかわりをわかりやすく紹介した書である

目次

I.総論
  移ることの障害とアプローチ・・・山根 寛

II.移ることの障害に対する理論と実際
A.身体・老年期障害
  1.移動を安定させるための歩行補助具・補装具・・・岡野英樹
  ―生活を支える視点からの選び方・使い方―
  2.トイレに行くことの障害とアプローチ・・・吉田隆幸
  3.入浴における移動の障害とアプローチ・・・児玉信夫
  4.装うことにおける移動の障害とアプローチ・・・森田三佳子
  5.食事における移動の障害とアプローチ・・・横田 剛
  6.買い物における移動の障害とアプローチ・・・玉垣 努
  7.高次脳機能障害に伴う移動の問題とアプローチ・・・渕 雅子
  8.外出支援とまちづくり・・・西本 寛
  ―買い物を通して考える「心を起こす」ための工夫―
  9.旅行に伴う移動の問題とアプローチ・・・今寺忠造

B.発達障害
  1.子どもの遊びとセルフケアにおける移動の障害・・・神作一実
  2.乳幼児期における移動の障害とアプローチ・・・小松伸子
  3.保育園・幼稚園の時期における移動の障害とアプローチ・・・木村 順
  4.学童期における移動の障害とアプローチ・・・荒 紀子

C.精神障害
  1.日常生活における移動の障害とアプローチ・・・池澤直行、他
  2.精神障害者の移動の障害とアプローチ・・・福田 均
  3.出かけた先における移動の障害とアプローチ・・・増埜文恵