<作業療法ルネッサンス ひとと生活障害> 4 伝えることの障害とアプローチ
内容紹介
作業療法士をはじめ、生活障害で悩んでいる人やその家族などに読んでほしい一冊
「食・移・着装」とひとの生きていくうえでの動作・行為に視点をおいている本シリーズ4巻目のテーマは、ひととの関わり合いで不可欠な行為である「伝えること」、すなわち「コミュニケーション」。「伝え、伝わり」の手段は、言語が大きな役割を果たすが、言語の成立以前は、ひとは表情や身ぶりなど、自らの身体を非言語的メディアとして用い、意志や感情を伝えあってきた。本書では、その手段が何であれ、この「伝え合う」=「分かり合う」ことでもあるコミュニケーションのありようを、あらためて「生活の障害」「生活の支援」という視点から見直し、障害の理解とアプローチ、さらには補助器具の利用法などについても述べたものである。
作業療法士をはじめ、生活の障害に関わるすべての職種、生活障害で悩んでいる人やその家族などに、わかりやすく紹介した一冊である。
目次
I 総論
伝え・伝わりの意味と障害・・・山根 寛
II 伝え・伝わりの障害に対するアプローチ
1.視覚障害とコミュニケーション・・・加藤俊和
2.聴覚障害とコミュニケーション・・・中園秀喜
3.失語症とコミュニケーション・・・田村洋子
4.精神障害とコミュニケーション・・・山根 寛
5.知的障害とコミュニケーション・・・加藤寿宏
―子どもと作業療法士をつなぐ sensory communication
6.自閉症とコミュニケーション・・・若松かやの
7.重症心身障害とコミュニケーション・・・玉垣希望子
8.認知症とコミュニケーション・・・長倉寿子
9.コミュニケーション機器・・・畠山卓朗
伝え・伝わりの意味と障害・・・山根 寛
II 伝え・伝わりの障害に対するアプローチ
1.視覚障害とコミュニケーション・・・加藤俊和
2.聴覚障害とコミュニケーション・・・中園秀喜
3.失語症とコミュニケーション・・・田村洋子
4.精神障害とコミュニケーション・・・山根 寛
5.知的障害とコミュニケーション・・・加藤寿宏
―子どもと作業療法士をつなぐ sensory communication
6.自閉症とコミュニケーション・・・若松かやの
7.重症心身障害とコミュニケーション・・・玉垣希望子
8.認知症とコミュニケーション・・・長倉寿子
9.コミュニケーション機器・・・畠山卓朗
【編著】 山根 寛(京都大学医学部保健学科)