<理学療法MOOK> 13 QOLと理学療法 患者満足度をいかに高めるか
内容紹介
あなたの患者は、あなたの治療に本当に満足していますか?
理学療法の対象者はさまざまで、共通して求められているのは、リハビリテーションのプロとして、すべての人が人間らしく、自分らしく生きられるようになるためのお手伝いをすることである。また、世界一の長寿国となったわが国では、「いのちの長さ」を伸ばすことと同時に「生活の質=QOL(quality of life)」を豊かにすることが、今後ますます重要となる。
本書は、QOL向上という具体的な取り組みを、さまざまな領域で事例提示し、今後の「理学療法にとってのQOL向上」というテーマに一石を投じるものである。本書を通して、これからの理学療法はQOL提示で議論を終えるばかりでなく、より具体的な行動目標と介入計画の提示、そしてそれを監査し、事例として研究することで理学療法の共通認識を高め深めていかなければならない重要性を学んでもらいたい。
目次
第1章 QOLとは何か
1.QOLとは何か―その深淵・・・黒川幸雄
2.QOLの概念・構造・現状・・・能登真一
3.今またなぜQOLを測定するのか―アウトカムからみたQOL・・・潮見泰蔵
4.QOL―EBM、 SDMとの関係・・・福原俊一
第2章 QOLの評価
1.リハビリテーション医学の領域で利用されるQOL測定用具・・・清水和彦
2.理学療法に必要なQOL開発過程の理解―統計学的性質・・・清水和彦
3.調査用紙に依存しないQOL測定―行動計量手法を手記分析に応用して・・・小林美奈子, 他
4.顧客満足度―何を目指すのか・・・村永信吾
第3章 理学療法の実践とQOL
1.脳血管障害とQOL・・・長澤 弘
2.循環器疾患とQOL・・・井澤和大, 他
3.呼吸リハビリテーションとQOL・・・小島 肇
4.運動器疾患患者(健康増進関連)のQOL・・・藤縄 理
5.障害者スポーツとQOL・・・赤坂清和
6.神経難病・ALS患者のQOL・・・小林量作
7.訪問・在宅理学療法とQOL・・・神沢信行
8.透析患者のQOL・・・齊藤正和, 他
9.がん患者のQOL・・・高倉保幸
10.関節リウマチ患者のQOL・・・諏訪和彦, 他
11.脊髄損傷患者のQOL―性生活を中心において・・・小野田英也
12.高齢者を取り巻くQOL・・・吉野貴子
13.小児疾患患者のQOL・・・押木利英子
1.QOLとは何か―その深淵・・・黒川幸雄
2.QOLの概念・構造・現状・・・能登真一
3.今またなぜQOLを測定するのか―アウトカムからみたQOL・・・潮見泰蔵
4.QOL―EBM、 SDMとの関係・・・福原俊一
第2章 QOLの評価
1.リハビリテーション医学の領域で利用されるQOL測定用具・・・清水和彦
2.理学療法に必要なQOL開発過程の理解―統計学的性質・・・清水和彦
3.調査用紙に依存しないQOL測定―行動計量手法を手記分析に応用して・・・小林美奈子, 他
4.顧客満足度―何を目指すのか・・・村永信吾
第3章 理学療法の実践とQOL
1.脳血管障害とQOL・・・長澤 弘
2.循環器疾患とQOL・・・井澤和大, 他
3.呼吸リハビリテーションとQOL・・・小島 肇
4.運動器疾患患者(健康増進関連)のQOL・・・藤縄 理
5.障害者スポーツとQOL・・・赤坂清和
6.神経難病・ALS患者のQOL・・・小林量作
7.訪問・在宅理学療法とQOL・・・神沢信行
8.透析患者のQOL・・・齊藤正和, 他
9.がん患者のQOL・・・高倉保幸
10.関節リウマチ患者のQOL・・・諏訪和彦, 他
11.脊髄損傷患者のQOL―性生活を中心において・・・小野田英也
12.高齢者を取り巻くQOL・・・吉野貴子
13.小児疾患患者のQOL・・・押木利英子
【シリーズ編集】
黒川幸雄(新潟医療福祉大学)
高橋正明(昭和大学保健医療学部)
鶴見隆正(神奈川県立保健福祉大学)
【責任編集】
清水和彦(豊橋創造大学リハビリテーション学部)
黒川幸雄(新潟医療福祉大学)