イラストわかりやすい腰痛の治しかた
内容紹介
腰痛に負けないためのセルフケアマニュアル
身体を張って、援助が必要な人たちをサポートする家族や看護師、介護士やヘルパーたちは、どうしても腰に大きな負担がかかってしまい、腰痛を起こしやすい環境にある。そして身体の要である腰を痛めると、仕事はおろか座っていることも立って生活することもできなくなり、辛い思いをしなければならなくなる。
筆者は1990年、『まんが版・腰痛を運動で治す』を著してから18年、理学療法士の立場から、腰痛の治療には運動が大事であることを訴えてきた。
本書は不幸にして腰痛を起こした場合の運動療法や、温熱・電気などの物理療法での対処法に加えて、腰を痛めないための動作、日常生活の工夫を、自作の漫画とイラストをとりまぜてわかりやすく解説した。
二度と腰痛による苦痛を味わうことのないよう、看護・介護など、腰に大きな負担がかかる仕事をしている人にお薦めする一冊。
目次
第I章 職業と腰痛
1 立ち・中腰姿勢の多い職業の方のぎっくり腰
2 力学的側面
第II章 腰痛予防
1 腰痛を起こさないためには,日頃から運動する習慣をつけよう
2 時にはゆっくり筋肉を休めたい:日常生活の注意
3 寝具
4 枕の高さ
5 日常生活での中腰姿勢
6 入浴・温熱療法
(1)清掃
(2)家庭菜園
(3)洗面動作
(4)電話をかける動作
(5)てこ作用
(6)床や台からものを持ち上げるとき
(7)ものを運ぶとき
(8)高い所にものを上げるとき
(9)高い所からものを下ろすとき
(10)(長時間の)車の運転
(11)椅子,机
7 スポーツ,趣味,仕事と靴
(1)寝る前に体を動かす
(2)就寝前の軽いお酒もストレス解消の妙薬
(3)エクササイズ・ウォーキング
(4)縄跳び
(5)水泳
(6)通勤時
(7)職場の中でも腰痛予防はできる
8 服装
(1)快適な衣服と環境
(2)靴
第III章 腰痛になったら
1 突然ぎっくり腰に見舞われたら,まず安静第一
(1)家庭で痛くなったシーン
(2)安静時に楽な動作・姿勢
1 仰向け
2 比較的痛みの少ない寝返りの方法
3 横向き
4 椅子の利用
5 起き上がり方
6 座る
7 排泄
8 床や椅子からの立ち上がり方
2 病院に行く
(1)病院に行くまでに
1 さらし布の巻き方
2 車での座り方
(2)病院ですること
1 病状はわかりやすく
2 伝え方・訴え
3 痛みの表現
4 検査治療アラカルト
5 痛みの原因
3 発症初期の対応
(1)安静
(2)物理的対応法
1 急性期は冷やす
2 冷やすことの効果
3 冷やし方
4 寒冷療法をしてはいけない場合
(3)発症後の温熱療法
1 いつからはじめるか
2 全身浴温熱の効果
3 患部を局所的に温める方法
(4)運動療法
1 運動療法・治療訓練体操の考え方・基本
2 腰痛を起こした病気(疾患)によって異なる運動療法
3 運動で血液循環を促す
(5)運動療法の実際
1 腰痛の運動療法の目的
2 筋力強化・柔軟性強化
3 入浴中・入浴後のストレッチ,伸張運動
4 等尺性運動・腹筋,殿部筋
(6)本格的運動療法・痛みが和らいできたら
1 筋肉を若く保つ
2 腰痛に対する代表的な運動療法・ウイリアムズ体操
(7)物理療法
1 コルセット
2 牽引の正しい受け方
3 マッサージ
1 立ち・中腰姿勢の多い職業の方のぎっくり腰
2 力学的側面
第II章 腰痛予防
1 腰痛を起こさないためには,日頃から運動する習慣をつけよう
2 時にはゆっくり筋肉を休めたい:日常生活の注意
3 寝具
4 枕の高さ
5 日常生活での中腰姿勢
6 入浴・温熱療法
(1)清掃
(2)家庭菜園
(3)洗面動作
(4)電話をかける動作
(5)てこ作用
(6)床や台からものを持ち上げるとき
(7)ものを運ぶとき
(8)高い所にものを上げるとき
(9)高い所からものを下ろすとき
(10)(長時間の)車の運転
(11)椅子,机
7 スポーツ,趣味,仕事と靴
(1)寝る前に体を動かす
(2)就寝前の軽いお酒もストレス解消の妙薬
(3)エクササイズ・ウォーキング
(4)縄跳び
(5)水泳
(6)通勤時
(7)職場の中でも腰痛予防はできる
8 服装
(1)快適な衣服と環境
(2)靴
第III章 腰痛になったら
1 突然ぎっくり腰に見舞われたら,まず安静第一
(1)家庭で痛くなったシーン
(2)安静時に楽な動作・姿勢
1 仰向け
2 比較的痛みの少ない寝返りの方法
3 横向き
4 椅子の利用
5 起き上がり方
6 座る
7 排泄
8 床や椅子からの立ち上がり方
2 病院に行く
(1)病院に行くまでに
1 さらし布の巻き方
2 車での座り方
(2)病院ですること
1 病状はわかりやすく
2 伝え方・訴え
3 痛みの表現
4 検査治療アラカルト
5 痛みの原因
3 発症初期の対応
(1)安静
(2)物理的対応法
1 急性期は冷やす
2 冷やすことの効果
3 冷やし方
4 寒冷療法をしてはいけない場合
(3)発症後の温熱療法
1 いつからはじめるか
2 全身浴温熱の効果
3 患部を局所的に温める方法
(4)運動療法
1 運動療法・治療訓練体操の考え方・基本
2 腰痛を起こした病気(疾患)によって異なる運動療法
3 運動で血液循環を促す
(5)運動療法の実際
1 腰痛の運動療法の目的
2 筋力強化・柔軟性強化
3 入浴中・入浴後のストレッチ,伸張運動
4 等尺性運動・腹筋,殿部筋
(6)本格的運動療法・痛みが和らいできたら
1 筋肉を若く保つ
2 腰痛に対する代表的な運動療法・ウイリアムズ体操
(7)物理療法
1 コルセット
2 牽引の正しい受け方
3 マッサージ
【著】井口恭一(介護老人保健施設甲府南ライフケアセンター・理学療法士)