■第1章　居住支援の考え方と位置づけ
居住福祉の視点と居住支援の考え方
日本の「住まい」と関連施策の変遷-社会福祉政策と「住まい」
日本の居住政策の動向と課題-新しい居住問題に応える政策の枠組み

■第2章　障害者と高齢者の居住環境の課題
自立支援における居住の意義-生活時間の自己決定と居住環境に注目して
障害者の自立を支える居住支援の現状と課題

■第3章　居住支援に関わる制度や職種の現状と課題
住まいを得るための制度と関連職種
住まうことを支援するための制度と関連職種
居住支援を進めるための連携の課題

■第4章　居住支援の作業療法
作業療法からみた「住むこと」
「住まい」の選択への支援
「住みやすさ」への支援
訪問時のチェックポイント

■第5章　私はこう暮らしたい-当事者の声
娘と「地域」で暮らして
住むことの工夫と今後求めること

■第6章　今後の居住支援の課題とあり方
災害時・復興時における作業療法士の居住支援
居住環境評価の理論的枠組みと評価手法-認知症高齢者の施設環境評価を例として
スウェーデンにおける居住支援と課題
居住支援において作業療法士の果たすべき役割-身体障害領域において
作業療法の機能を居住支援に活かす-精神障害領域において