<理学療法MOOK> 15 子どもの理学療法
内容紹介
子どもの理学療法から支援システムまでを実践的な事例を通し濃い内容で説く!
その時代の社会的価値・背景のもと実践されてきた療育。対象児・者がポリオや整形疾患から脳性麻痺へと、療育形態も施設入所から在宅通所へと変化していく中で、療育の一翼を担う理学療法もさまざまな展開を示してきた。
本書は、地域療育システムの広がりに伴い、これまで以上に医療機関で理学療法が行われるようになってきた現状から、おおむね経験3年程度の理学療法士を対象にし、臨床現場で活用できる内容としている。特に、理学療法士としての評価と治療アプローチ、ライフステージに沿った理学療法の進め方、発達支援・子育て支援など、広く地域療育システムについて解説する。
これからの障害児療育は、専門の療育施設だけで特別に行うものではない。子どもを取り巻く環境変化に応じて後方支援できる理学療法が要望される。本書はその手助けとなる理論と実践を学べる必携書である。
目次
第1章 肢体不自由児療育の変遷と理学療法・・・井上 保
第2章 小児疾患の臨床症状と理学療法
1.脳性麻痺の病態と臨床像・・・山川友康
2.脳性麻痺児の最新の理学療法評価・・・堺 裕, 他
3.痙直型四肢麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・辻 清張
4.痙直型両麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・辻 清張
5.痙直型片麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・宮前信彦
6.アテトーゼ型麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・相良 研
7.低筋緊張児,精神発達遅滞児の理学療法評価と治療アプローチ・・・木原秀樹
8.二分脊椎症児の理学療法評価と治療アプローチ・・・廣田とも子
第3章 新生児期から学童期における理学療法アプローチ
1.新生児期における理学療法アプローチ・・・細田里南
2.乳児期における理学療法アプローチ・・・芝田利生, 他
3.幼児期における理学療法アプローチ・・・萩原 聡
4.学齢期における理学療法アプローチ・・・平昭三郎
第4章 重症心身障害児の理学療法アプローチ
1.重症心身障害児の療育と理学療法・・・脇口恭生
2.重症心身障害者の呼吸障害に対する運動療法―皮膚・軟部組織へのアプローチ・・・金子断行
3.摂食・嚥下機能の評価と理学療法アプローチ・・・本吉美和
第5章 小児の外科的療法および装具療法
1.肢体不自由児の外科的療法の適応とそのアプローチ・・・平塚和人
2.脳性麻痺児の装具と理学療法アプローチ・・・和田照美
3.脳性麻痺児の日常生活用具の活用・・・眞保 実
第6章 地域療育システムと理学療法
1.地域における母子保健,子育て支援システム・・・押木利英子
2.障がい児福祉・障がい児療育の支援システム・・・松野俊次
3.障害児の就学支援活動と理学療法・・・鶴見隆正, 他
理学療法士に望むもの
1.重症心身障害児・者と家族にとって理学療法とは・・・下山郁子
2.障害をもった理学療法士として伝えたいこと・・・新田通子
3.障害者の地域での暮らしを考える―理学療法士に期待するもの・・・瀧澤久美子
第2章 小児疾患の臨床症状と理学療法
1.脳性麻痺の病態と臨床像・・・山川友康
2.脳性麻痺児の最新の理学療法評価・・・堺 裕, 他
3.痙直型四肢麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・辻 清張
4.痙直型両麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・辻 清張
5.痙直型片麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・宮前信彦
6.アテトーゼ型麻痺児の理学療法評価と治療アプローチ・・・相良 研
7.低筋緊張児,精神発達遅滞児の理学療法評価と治療アプローチ・・・木原秀樹
8.二分脊椎症児の理学療法評価と治療アプローチ・・・廣田とも子
第3章 新生児期から学童期における理学療法アプローチ
1.新生児期における理学療法アプローチ・・・細田里南
2.乳児期における理学療法アプローチ・・・芝田利生, 他
3.幼児期における理学療法アプローチ・・・萩原 聡
4.学齢期における理学療法アプローチ・・・平昭三郎
第4章 重症心身障害児の理学療法アプローチ
1.重症心身障害児の療育と理学療法・・・脇口恭生
2.重症心身障害者の呼吸障害に対する運動療法―皮膚・軟部組織へのアプローチ・・・金子断行
3.摂食・嚥下機能の評価と理学療法アプローチ・・・本吉美和
第5章 小児の外科的療法および装具療法
1.肢体不自由児の外科的療法の適応とそのアプローチ・・・平塚和人
2.脳性麻痺児の装具と理学療法アプローチ・・・和田照美
3.脳性麻痺児の日常生活用具の活用・・・眞保 実
第6章 地域療育システムと理学療法
1.地域における母子保健,子育て支援システム・・・押木利英子
2.障がい児福祉・障がい児療育の支援システム・・・松野俊次
3.障害児の就学支援活動と理学療法・・・鶴見隆正, 他
理学療法士に望むもの
1.重症心身障害児・者と家族にとって理学療法とは・・・下山郁子
2.障害をもった理学療法士として伝えたいこと・・・新田通子
3.障害者の地域での暮らしを考える―理学療法士に期待するもの・・・瀧澤久美子
【シリーズ編集】
黒川幸雄(新潟医療福祉大学)
高橋正明(昭和大学保健医療学部)
鶴見隆正(神奈川県立保健福祉大学)
【責任編集】
井上 保(神奈川県立総合療育相談センター)
鶴見隆正(神奈川県立保健福祉大学)